
HDさんは、大学の付属高校1年時にアットマーク・インターハイルクールへ編入して今秋に卒業しました。今春上智大学の国際教養学部に進学する予定です。当校への入学に至る経緯や在学中の様子を親御さんの視点から伺いました。
A:子どもが小学生の頃に夫の転勤でアメリカに3年ほど住みました。アメリカの楽しい思い出がいっぱいのまま帰国し、中高一貫の大学付属中学に転校しました。中学時代は部活動で充実していたようですが、高校に進学してから人間関係に疲れてしまったようです。大学に進める高校だったので「あと2年我慢すれば」と思っていましたが、体調を悪くしたのをきっかけに自主退学しました。そんなとき「登校義務がない」「テストによる評価がない」そして子どもが自由でいられる学校をインターネットで探してたどり着いたのがアットマーク・インターハイスクールです。
A:入学してからの1年は本人にとっては充電期間となりました。体を壊していたので食事に気を付けたり、体を動かすことを中心に活動していたので体育実技と健康科学の単位はすぐに履修できたようです。昼間に母親と一緒に家にいるのは幼稚園以来でしたので、はじめはお互いに気を使い戸惑うことがありました。

A:中学の同級生が大学に進学を始めた今春ごろから、進学を意識し始めました。英語を話す方が有りのままでいられるので、英語で授業が受けられる大学を探しました。インターハイスクールの進路面談の時に日本の私立大学でも英語で授業を受けることができることを知り志望校を決めました。早速問題集などを使ってTOEFLやSATの独自学習(※1)を開始しましたが、インターハイスクールの選択科目に大手受験英語教育機関トフルゼミナールのSAT、TOEFL、TOEIC対策講座があったので、学校の科目としてトフルゼミナールの受験指導を受けるようになりました。おかげさまで、TOEFLのiBTテストは110点以上、SATのMathもほぼ満点まで向上しました。難しかったSATのReadingが570点、Writingが630点になりました。
※1 Independent learningの意
A:身も心も疲れていた状態から学習を始めたころは、本人の興味があることが見つかるように夫婦で工夫しました。例えば父親が「自分で試して実験する本」という本を購入してリビングに置いておきました。娘が自分から手に取って読んでくれたときは嬉しかったです。他には日本史の勉強で源氏物語絵巻物美術館に誘ったりもしました。ワシントン州や世界史などを勉強した時には親に内容を聞かせてくれたりして、発表のよい訓練になったようです。センター試験の数学?を父親と一緒に学習していました。親も一緒に取り組んだため、話題が増えて家族間の会話が絶え間なくなりました。
A:本人は大学入学までフランス語の勉強をしています。休学とインターハイスクールで過ごした時間を合計すると4年間になりました。子どもの人生で一番大事な時を一緒に過ごすことができました。母親として気をつけたのは「親のペースにしない」ことでした。家事を済ませたい、買い物に行きたい、など自分の思い通りにならなくとも「よし」とすると、「子どもを待つ」ことが苦しくなくなりました。子どもを理解するよい期間だったと思います。インターハイスクールの保護者会で聞いた「子どもを信じて待つ」という言葉に救われた思いと共に今報われた気持ちです。