|| 介助犬とは
身体の不自由な方の手足となって日常生活の手助けをするためにトレーニングを積んだ犬。
歩行や起立を助けたり、物を取る・ドアを開けるなどの身の回りの細かい作業をする。
介助犬は*1ハーネスや介助犬と書かれたコートを着ている。
そして*2パピーウォーカーや、*3ブリーダー、*4リジェクト犬、*5リタイヤ犬を引き取る人など、たくさんの人のボランティアによって成り立っている。
ちなみに介助犬は育成に一頭あたり250〜300万と言われている。
現在、アメリカなどでは刑務所の中で囚人が介助犬を育成する「プリズンドッグ」と言われるプログラムが実地されている。
|| 歴史
1975年 アメリカのボニタ・M・バーキン氏によって考案される。
イギリス・フランス・カナダなどに広がり、欧米では数千頭の介助犬が活躍している。
1990年 日本における介助犬の歴史は、障害をもった方がテレビでアメリカの介助犬を見て、
自分も介助犬とともに暮らしたいとも思いをもったことがきっかけになった。
1992年 多くの支援や企業の協力により、アメリカの介助犬団体より1頭の介助犬を貸与。
日本で最初の介助犬となる。
1995年 国産初の介助犬が誕生。
1996年 教科書に介助犬についての記事が登場。全国各地で普及活動を行う。
1997年 子犬から一貫した育成を開始。
1999年 繁殖からトレーニング、ユーザー希望者と候補犬とが共に生活しながら
合同トレーニングを行う施設を併設。
2001年 国内最高齢69歳のユーザーが介助犬と生活。
また国内紙年少13歳のユーザー候補が合同トレーニングを開始。
2002年 「身体障害者補助犬法案」が国会にて成立。
2002年現在、日本には約26頭に介助犬がいる。
|| 一般的な犬種
ラブラドールレトリバー ・ゴールデンレトリバーなど
これらの犬種が使われる理由
適当な体の大きさで体力もあり、落ちたものをとるなどの作業能力に優れていて
人懐っこく威圧感を回りに与えない。
|| 介助犬団体
・介助犬協会 ・日本介助犬トレーニングセンター
・日本パートナードッグ協会 ・関西介助犬協会 ・日本介助犬育成の会
|| 語句
*1 ハーネス 介助犬か身に着けている胴輪。
Harness = 引き具 装備 〜を仕事に就かせる
*2 パピーウォーカー 生後2ヶ月から約1歳になるまで愛情を持って飼育する人。
1歳までの人とのかかわりは大切
*3 ブリーダー 将来盲導犬としての訓練を受ける犬を繁殖する人。
正確・人が好きなど親になる犬のチェックも厳しい。
*4 リジェクト犬 パピーウォーカーの手から訓練所に渡り訓練途中での厳しい条件を
クリアできなかった犬。
Reject = 却下 不良品 拒否 不合格品
*5 リタイヤ犬 盲導犬として活躍してきた犬で、盲導犬としての能力が落ち引退した犬。
リタイヤ犬の引き取りもすごく大切な仕事。
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