当たり前ですが、人は他の人と話をしたいものだ。

当校(東京インターハイスクール)では、ラングエッジエクスチェンジという活動を行っております。簡単に申し上げると、日本語と英語で会話の練習をします。約1年前から始めています。自由参加の集まりですが、大体10名程度はコンスタントに来る活動になりました。

 

英語がネイティブの生徒、日本語がネイティブの生徒が半々で、オンラインで参加する生徒もいます。テーマは他愛のないことです。「最近見た映画は?」「お化け屋敷に3日間いる代わりに100万円もらえるのであればする?」など、特に固い話はしません。

 

彼らが外国語を学ぶのに熱心だから来ているのか?と訊かれると、正直微妙です。彼らの様子を見て思うことは、彼らがこの活動に来る理由は、色々な人と話をしたいからではないでしょうか。日頃は決まった友達としか話さないのもあり、色々な人が集まるこの機会にみんなが集まっている感じがします。

 

通信制高校などでは、一人で学習してレポートを出すことができるようになりました。しかし、生徒は意識的にも無意識的にもやはり話し相手を求めているのではないかと思います。

社会の中で組織で生きていくわけですから、人と話をする機会はこれからも設けていきたいと思います。