アメリカ史プレゼンマンスが始まりました。
毎週金曜日はアメリカ史を担当しています。今年度から始めた試みが「プレゼンマンス」です。いつもは私がレクチャーをしたり、ゲームを企画したりしているのですが、今月に関しては、生徒がプレゼンを行います。今月の内にプレゼンの準備をして、最後の週に発表という形です。
前回の授業の中で、1時間つぶしてプレゼンについての話をしました。プレゼンのテクニック的な話をしましたが、それ以上にプレゼンに対するマインドセットをどうにかすることが目的です。プレゼンをすることに対して、ネガティブなイメージを持っている生徒は多いです。人前で話す恥ずかしさが足を引っ張っているような気がします。
日本の大多数の人は、プレゼンを静かに聞くものだという考えが多いのではないでしょうか。つまらなくても静かに聞く文化が定着しています。プレゼンターに辛い辺りをする観客はほとんどいません。なので、そんな環境だから、良いプレゼンターが生まれないのではないかと思います。
今回の授業の中で、より良いプレゼンを目指してほしいという話をしました。完璧なプレゼンというのは、どんなに熟練された方でも難しいです。しかし、昨日よりも、前回よりもより良いものを目指すことで、自信をつけていってほしいと思います。
(担当:川崎純)