学校からのメッセージ

渡辺克彦学院長からのメッセージ

日本は新時代を迎える――人とつながっていよう

現代社会での生活は、テクノロジー(技術)に囲まれています。携帯端末機を使えば、世界の情報ネットワークに大人も子どもも簡単にアクセスできます。一人でいる時間がなくなり、人類はかつてないほど互いにつながっています。

日本は変化を遂げつつあります。我々の子どもが暮らす世界は、これから大きく異なっていきます。はかりしれないインターネットの発展と世界のグローバル化の影響により、競争に勝ち抜くためには、自発的に考えて行動しなければなりません。

これからの日本では、従来の学校でいまだに教えている昔ながらの知識やスキルを持った人間は急速に時代遅れとなり、自分で考えて自分で行動する能力を持つ人間や、自分の方法で自分の目標を達成する力のある人間に、取って代わられるでしょう。

東京インターハイスクールでは、生徒が自分で考える力を育てます。
昔ながらの教育と新しい教育がバランスよくマッチした環境の中で、生徒は自分を発見し、グローバルに人と関わっていけるフレキシビリティやツールを手に入れます。この新しいテクノロジー時代に活躍するために必要な、あらゆるスキルを、生徒はここで身につけることができるのです。


高橋有希子教務主任からのメッセージ

「既存の枠にとらわれず自由に考える世界へようこそ!」

物語本を読む子どもたちを想像してみてください。読み終わったら先生が「君が主人公だったら、どうしたかな?」「作者だったら、どんなストーリーを作る?」と問います。アメリカの小1の英語クラスでの様子です。

アメリカの小学校では、生徒たちはストーリーの要素について考え、登場人物の相関関係を理解し、次に何が起きるかを予測する訓練を受けています。

ところが日本では全く異なるアプローチが見られます。生徒たちはテストで事実を問われます。先生は本の内容をただそのまま問いかけるだけで、アメリカの教育で使われているような方法はめったに使われていません。

実際は、多くの場合、ある問題に対する解法がいくつかあります。抽象的な解答がいちばんふさわしいことも少なくありません。

教える際に、いくつかのアプローチを持たなければなりません。ある科目の学習方法も様々であり、生徒の学習方法も様々です。問題解決には狭い視野を持たず、既存の枠にとらわれず自由に考えてほしいです。

東京インターハイスクールの素晴らしさの一つと言えば、様々な学びの可能性を探る機会を提供していることです。勇気を出して目の前の扉を開け、私たちと一歩を踏み出しましょう。


アルジャー・ラーニング・センター
ジョン・ラッキー校長からのメッセージ

日本の子どもたちに新しい自立学習の機会を提供する東京インターハイスクールに協力できることは光栄です。
生徒一人ひとりのニーズやライフスタイルを軽んじ、創造性を否定しがちな、従来のアメリカの公的教育システムから自由になるために、30年前にアルジャー・インディペンダンス・ハイスクールを開校しました。