インターは「心から信頼できる人たちと出会えた」場所 卒業生 RNさん

 自由に使える時間のなかで外へ出て行く力が身についた 卒業生 SHさん

「自由」の中で学びたいテーマを見つけた  卒業生 KOさん

 不登校からの大学院進学、第一志望の会社に就職しました 卒業生 Sさん

 社会に貢献できるビジネスを立ち上げたい 卒業生 AN.さん

 社会にでてから必要な「思考力」が身に付く学校 卒業生 Kさん

自分の可能生にもっと挑戦したい 以前の高校では得られない経験が出来た! 卒業生 S.さん

高1からの新入生 :H.A.さん

「人生を変えたスノボーでカナダへ留学」 卒業生 K.I.さん

いろいろな視野や文化を持つ友達に刺激を受けたクラス 大学で学びたい事はここで見つけたヨウコさん

私たちの原点はインターハイスクールです 卒業生 M.さん、Y.さん

東京インターハイスクールで学んだこと  卒業生 H.D.さん

「体調を壊して高校を中退した僕を しっかり受けとめてくれたインターハイスクール 」 卒業生 Y.H.さん

「カリスマ・トレーナーをめざす」 卒業生 N.M.さん

「いつか自宅で、ネイルと着付けのサロンを開く」 卒業生 H.Y.さん

「国際経営学を学んで経営者になるのが夢」 卒業生 A.I.さん

立命館アジア太平洋大学にフルスカラシップで進学 卒業生 東未來さん

  • Q1:東京インターハイスクールに入学したきっかけを教えてください。
  •  当時オーストラリアの高校に在籍していて、将来はオーストラリアの大学に進学し就職したいと思っていましたが、コロナ禍で寮からまったく出られない状態になってしまいました。そんな中、母が「日本に帰ってきなさい」と東京インターハイスクールをインターネットで見つけてくれました。
  • Q2:在籍中に一番楽しかった(力をいれた)学習について教えてください。
  •  1つはアメリカ史です。1970年代~2020年代にかけての映画から見る歴史、というテーマで学習しました。
    当時の映画から時事、喋り方の違い、服装の違いなど、住んでいた人の様子を見ることができました。
    今までの学校でもアメリカ史は勉強しましたが、かなり表面的でした。しかし、東京インターハイスクールでアメリカ史を学習し、自分の興味が探求できました。
    もう1つはOnline Programを使った学習です。人前で発言するのが苦手でしたが、もっと自分をよくしたいという思いから、大勢の人の中で発言できるかチャレンジしました。
  • Q3:在籍中に学習をする中で苦労したこと(大変だったこと)を教えてください。
  •  
  • こまめにジャーナルを入力することが自分にとっては大変でした。
    また、今までの学校は与えられたものをやるだけでしたが、東京インターハイスクールでは何をどのように勉強するか、というところから自分で決められるので、最初は何をどのように学習を進めればいいのかわかりませんでした。
    しかし、学習を進めるにつれ、Project Based Learningは最後にゴールがあり、自分に合うなと感じるようになりました。  
  • Q4:担当コーチは、あなたにとってどのような存在でしたか?
  • 頼りになる人、というのはもちろん時には信頼できる友だち、時には第二の母のような存在でした。コーチには何でも話せました。
  • Q5:卒業後、インターで学習した経験をどう生かしていきたいですか。
  • 前籍校では出されたものを淡々とこなしていくだけで自分を見失うこともありましたが、東京インターハイスクールで自分の興味が探求でき、本当にやりたいことは何かを見つめなおすことができました。これからも自分軸を持って突き進んでいきたいです。
  • Q6:在籍生や、これからインターに入学する生徒に向けてエールのメッセージをお願いします。
  •  
  • 東京インターハイスクールは世界が教科書であり、世界を探検、自分自身を探検できるところです。自分自身を見つめなおす時間は限られていますから、みなさんにも思う存分探検して欲しいです。

テンプル大学を卒業を卒業後、大手IT関連企業で新社会生活をスタートしたMさん

MさんはTUJ(コミュニケーション学科/副専攻:心理学科)をご卒業、この春大手IT関連企業で新社会生活をスタートしました。

  • テンプル大学は自分の将来のための大切なターニングポイントを迎え、大きく成長できた場所でした。
  • テンプル大学の学生生活について話すと、その大変さによく驚かれます。授業では必ず自分の意見を発信することが求められ、授業外でもたくさんの課題をこなしたテンプル大学での生活は、今振り返っても日々筋トレのような日々でした(笑)。けれどそんな学生生活をまっとうできたからこそ、今自分が社会人として充実したスタートを切れていると実感します。

    在学中はいくつかのターニングポイントがありました。 一つ目のターニングポイントは、1年生の時に履修した必修のアカデミックライティングクラスです。このクラスはRPGで例えると大学生活の初期装備をするクラスで、このクラスをパスしないことには履修が先に進みません。
    ところが最初の課題を提出したら教授に「あなたのエッセイはあまりに一般的すぎて面白くない。このままだとこのクラスはパスできない」とはっきりと言われてしまったのです。今でも、その日の帰り学内のエレベーターで一人涙ながらに「この先自分はどうなってしまうんだろう…」と絶望的な気持ちになったことを覚えています。そしてたまたま私の入学した学期卒業間近の先輩方が多かったのですが、間近で見る、苦労を積み重ねた末の達成感を噛みしめている先輩の姿も、当時の私にとってはとても衝撃的でした。

    でもそれらは私自身の大学生活への覚悟を決めるきっかけになったと思います。それからというもの、講義の後に教授をつかまえて添削を依頼したり、TLC(The Learning Centerと呼ばれる学生同士の指導コミュニティ)に毎日通って努力しました。履修の計画を練るために、図書館でも多くの時間を過ごしました。
    その決意と努力の甲斐あって、最終的にはエッセイのスキルを教授に褒めていただけるほどに成長することが出来ました。卒業セレモニーの時に、1年生の時に指導してくださったクラスの教授が私のところにいらして「あなたのエッセイは素晴らしかった」と言っていただけた時は感無量でした。

    二つ目のターニングポイントは、学内でのコミュニティ活動です。 私が入学した次の学期、コロナの影響で学内の授業がほぼオンラインに移行しました。もともとイベントには誘われて参加するタイプの私だったので、この変化はいくらでも内向的になれるきっかけでした。けれどあえて発想を転換し「やってみて合わなければ考えれば良い」と思い切って、AEP(Academic English Program:テンプル大学が高校生向けに提供している特別講座)の講師に挑戦してみることにしたのです。結果的にAEPでの学生アルバイトは、気が付けば在学中にもっとも多くの時間を費やしたアルバイトになりました。そこではTA(同僚)にも恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができました。 挑戦することで得られたこの経験は、自分の学生生活を充実させていくその先の意欲にもつながったと思います。これらの経験は、学内のあらゆる方々の支えがあったからこそ、私にとってプラスのターニングポイントになったと思います。

    テンプル大学には、学生が求めた時には必ずサポートしてくれる環境があり、教授や職員の方と学生、学生同士の絆があります。授業中にも学生を受け身にさせず「Keep going」と学生の発言を促してくれる教授たちの姿勢があります。それがこの大学の大きな魅力だと思います。

  • 東京インターハイスクールについて
  • 東京インターハイスクールは、高校生にしてすでに「自分次第」でいかようにも過ごせる環境です。 そこはテンプル大学と似ている部分だという気がします。高校生のうちに時間の使い方をふくめて、自分で考え自分から行動してみる、という経験は、その先の大学生活や社会人生活につながる糧になるはずです。 インター生をはじめ高校生の皆さんには、誰に聞いたからではなく「自分で感じて自分で判断する」ことを大切にしてほしいです。そして関心が惹かれたことには躊躇なく飛び込んでほしいと思います。きっとその先に成長と達成感があります。応援しています!
  • Mさんの受験ストーリー~私がテンプル大学を志望した理由
  • 【1. 学びたい内容が学べる環境だったから】

    もともとインター時代から映像制作に取り組んでいたこともあり、進路選択の際、大学では「映像・音響制作」や「映画学」を学びたいと考えていました。ですがそもそも日本の大学には、これらを専門的に学べる学部が意外と少なく、自然と「日本でマイナーな学問なら、海外の大学で学ぶしかない」という気持ちが芽生えていたように思います。また、元々自分がそれまで、いわゆる日本の「普通の」学校制度に馴染めていなかったため、「海外の文化や制度に触れて過ごしてみたい」とも強く思っていました。 しかしそれまで自分は親元を離れて一人で暮らしたことがなく、海外形式で学びたい気持ちは強かったものの、まだ日本をいきなり一人で出る勇気はありませんでした。 これらを加味して進路を検討していった結果、「映像制作」を「大学」で「海外式」で、そして「日本で」学べるTUJが自然と第一候補になりました。 また、副産物として、メインで学びたかった映像制作以外にも以前から興味のあった心理学も、副専攻として学ぶことができ、とても有意義な選択ができたと今でも感じております。(何なら今の仕事では、副専攻で学んだことの方がよく活かせているかもしれないです…笑) 「学びたいこと」と「環境」ベースで進路選択をした結果が「TUJ」だったように思います。

    【2. 費用面】

    前述したように、元々は海外への留学も少し検討していました。しかし現地留学は学費が予想していた以上に高く、また、特に映像制作などの芸術系の学部は、プラスで発生する費用(撮影用機材や施設費など)も発生するようでした。加えて現地での普段の生活費も大きな負担となりそうだったため、海外の大学への「留学」は断念しました。一方で上記の項目でも述べた通り、海外の形式で学びたい思いは捨てきれず、 日本の大学と海外大学の間(良いところ取り?笑)に位置していそうな大学を探しました。すると、自然と候補はTUJしか残らず、結果として自分の進路の第一候補になりました。 入学してからも、奨学金制度などに助けられ、幸いにも学費を工面することに大きく苦労することはありませんでした。環境面だけでなく、費用面でも、TUJは自分にとって「ユニーク」に、そしてとても魅力的に映ったように感じています。

この学校でなければ将来を見つけられなかった 琉球大学 法学部進学 卒業生K.T.さん

  • KTさん写真
  • 中学2年生の終わりからジュニアコースに入学、本科生となった後もオンラインスクールのメリットを活かし沖縄に在住。在学中の成果物はユニークで完成度の高いものでした。普通の学校では出来なかった事とはなんでしょうか。

  • 学生部: 志望校、学部選びで悩む学生が多いです、どのように決めたのでしょうか?
  • 琉球大学を選んだのは、当時震災の影響で東京から沖縄に引っ越してきたのでそこから通え得る最高学府ということで琉球大学にしぼりました。 法学部は昔読んだマンガで目的を達成する為に法律を駆使する場面があり面白いと感じました、それがきっかけで、行政書士の勉強を始めました。知り合った行政書士の先生に弁護士を進められ法学部を目指しました。
  • 学生部: 一番大変だった時期はいつですか?
  • インターハイスクールに入るか、沖縄の公立校にするかを決める時が一番悩みました、でも好きな事をするには東京インターハイスクールだと思い、入学しました。 この学校にはいったから将来が見つかったといっていいですね。普通の高校だったら勉強させられた反動で遊びたくなる、行政書士の勉強と両立はできないです。
  • 学生部: 飛び級で大学院を目指していると聞きました、モチベーションはどのようにたもっているのですか?
  • 琉球大学にはチューター制度があり、大学院の先輩が僕のチューターでした、先輩は学内で最年少で司法試験に合格しました。僕も先輩のように弁護士になるのが目標です。
  • 学生部: 在校生にメッセ-ジをお願いします。
  • 将来どうなるかわからない、今は好きなことをやる。それができるのが東京インターハイスクールです。と伝えたいですね。

不登校からの大学進学 中央大学・法学部 卒業生Rさん

  • 中学卒業後に入学したRさん。幼稚園から始まり、義務教育の9年間は明確な目標や意味づけのされていない活動に抵抗があり学校に行かない日々でした。そんなAさんは高校進学の際も「どうせ進学しても学校に行かないのならば就職を」と周りから勧められました。自分にはいつも「何かができる」という思いがあり、ここなら学ぶことが出来る、、とインターハイスクールを見つけて入学をしました。

  • 学生部: 周りから就職を勧められたのに進学を決めました。入学にあたり、どんなことを考えていましたか?
  • Rさん 逆に自分には何もない状態だったので1から始めるつもりでした。どんな本を読んでも、メディアでも確実に日本は学歴社会であり、格差社会が進んでいると感じました。このままコンプレックスを抱いて人生を歩むのか、ここでリセットをするのか、自問自答しました。今からやれば間に合うと思ったのです。
  • 学生部: インターハイスクールで過ごした3年間をどういう風に見ていますか?
  • Rさん 一年目は人生初めて挑戦した資格試験、高卒認定が大変でした。特に数学は小学校でも全く勉強をしていなかったのでクラスでも泣きながら勉強をしました。数学の高卒認定の試験が始めの一歩です。これまで1や2の成績しかもらってこなかった私が頑張った結果、初めてAをもらった時の事は今でも覚えています。やれば出来るんだ、勉強することでこんなに良い気持ちになれるんだ、と気づきました。
  • 学生部: 2年目はどうでしたか。
  • Rさん 家の事情で大学に行きたいといえず、大人を信頼していなかったので、なかなか学習コーチにも心を開けませんでした。猜疑心があり、拒絶感を持ちつつも、学校で同じような友人が出来ました。彼女は同じようなバックグラウンドで不登校などのマイノリティーだという経験を強みに変えて大学進学をした人です。また学習コーチの支えがあり、大学進学を意識するようになりました。このころの活動は学校内でボランティアクラブを立ち上げたり、オルカフェスタ【学習成果発表会】でプレゼンテーションをしたり、大学進学を意識した活動を始めました。
  • 学生部: 最終学年は大学受験、合格、と高校卒業、と盛りだくさんでした。
  • Rさん 塾中心の生活を始め、センター模試などを受験ましたが成績が伸びませんでした。自分がやったことが認めてもらえるAO入試という選択肢を選び、80回くらい志望理由書を書き直して中央大学法学部に無事に合格しました。
  • 学生部: 大学進学後はどんなことを考えていますか?
  • Rさん 9年間不登校で偏差値が30もなかったわたしでも頑張れたのだから、きっとみんなも頑張れる。「不登校からのAO入試」という団体などを立ち上げてインターハイスクール以外の困っている不登校経験者の若者を支援していきたいです。大学では「子どもと法律」について勉学にいそしみたいです。教員免許も取得する予定です。これからは目標を追うだけでなく、行動をして今出来ることから一つずつ進んでいきます。
  • 学生部: 最後に検討者の皆さんにメッセージをお願いします。
  • Rさん インターハイスクールや受験があったから私は成長しました。人とのつながりや学校外の大人とつながる勇気を蓄えることが出来ました。自分でやったことが成績や評価につながる学びの場は中々見つかりません。私を含めてサポーターはたくさんいます。ぜひ思い切って多様な学びの場に飛び込んできてください。
  • 学生部: ありがとうございました。今後の活躍をスタッフ一同応援しています。

インターだからこそ見つけられた興味関心を追求、上智大学国際教養学部に進学する SKさん

  • 今秋から上智大学国際教養学部に進学予定の卒業生SKさんに、在籍当時を振りかえりお話し頂きました。 (インタビューは日本語で行いましたが、卒業式のオナー賞スピーチは英語で発表してくれました。)

  • 学生部: ご卒業おめでとうございます。学習でボディビルにも取り組んだことで体もとても大きくなりましたね。それだけではなく、インターに編入した当初と比べて、内面がとても活き活きとしているように見えます。学校生活を通じて内面にも変化がありましたか?
  • SKさん 変化といえば、インターに入学してからは自分の関心にとことん向き合うことができ、自分の個性が学習の成果と共に認められることで、自分に価値があるということを実感できるようになったように思います。 編入前に通っていた高校では、出る杭は打たれる、という環境で、授業内容に関心が持てなかったことで学習意欲が下がり、成績も下がるという悪循環でした。得意な英語をもっと勉強したくても決まったスケジュールの中でそれがかなわず、今思えばかなりフラストレーションが募っていたと思います。インターでは、ネイティブのようになりたい、と思って続けてきた英語やボディビル、心理学など様々な学習をしましたが、とくにMBTI(16 personalities)の研究はオルカフェスタと外部のコンテストでも発表した、印象に残る学習です。
  • 学生部: オルカフェスタでは単独のプレゼンテーション、コンテストではチームプロジェクトでしたが、いずれもSKさんの思いが詰まったプレゼンでしたね!在籍中に壁にぶつかったことはありましたか?
  • SKさん インター1年目は、MBTIやゲーム、英語など好きなことに関連した学習に没頭して過ごしましたが、2年目には苦手意識のある教科にも向き合わないとならなくなり、それが壁だったかもしれません。でもコーチのアドバイスのおかげで、例えばMathは実用性を重視してExcelについて学んだり、Scienceは犬や蛇など好きな動物をテーマにしたりなど、traditionに縛られず自分なりの乗り越え方を見つけて取り組めました。
  • 学生部: SKさんにとってコーチはとても重要な存在だったのですね。
  • SKさん はい。コーチは自分のペースで自分の興味に向き合うことを尊重してくれ、取り組みにも丁寧にフィードバックをしてくれました。自分が受け入れられたことで、自分も周囲の人を尊重し、感謝の気持ちを持てるようになったと思います。
  • 学生部: 学習全体を通じて得たスキルはありますか?それは今後の人生でどのように活かせそうですか?
  • SKさん 興味をもったことを自分で調べ、様々な情報の中から取捨選択することを繰り返したことで、自分の中に考え方の軸ができ、同時に他者の意見を尊重する姿勢も持てるようになったと思います。この力は、大学でLiberal Artsを専攻する上でも、その先の将来でも役に立つと思っています。将来的に大学院で社会学を研究することにも興味があるので楽しみです。
  • 学生部: これからさらにバックグラウンドの異なるたくさんの人たちや考え方との出会いがあるでしょうから、インターで培った力がとても役に立つでしょうね!それでは最後に、これからインターでの学校生活をスタートする生徒に向けて、メッセージをお願いします。
  • SKさん 自分が他者にとってmeaningful(重要である)かどうかを気にしすぎず、自分自身のことを信じることが大切だと思います。好きなことに夢中になることで、自分が満たされるだけではなく、他の人を感動させることもできます。そのことこそmeaningfulだと思います。今夢中になれることがまだ見つかっていなくてもきっと見つかるので、自分なりの学習を楽しんでください。
  • 学生部: お話くださりありがとうございました!大学生活を心から応援しています。

親身になってくれたコーチが自分を支えてくれた 早稲田・上智国際教養学部合格 卒業生Xさん

  • Xさんは高1、高2でAFSという留学制度で米国に交換留学をしました。留学中にYale大学を訪問。リベラルアーツが学べる環境や生徒たちの多様性を目の当たりにして海外大学に行きたいと考えるようになりました。

    戻る予定だった高校では日本の国公立を目指す生徒が多かったことと性格的に学校が合わなくなりインターハイスクールを自分で探して入学に至りました。

    (写真:Electives”College Applications”の成果物として提出されたノート)

  • 学生部: Xさんがリベラルアーツの大学を進学したいと思ったきっかけはどうしてですか?
  • Xさん 大学生になっても将来に何になりたいかわかることは少ないと思います。リベラルアーツだと副専攻、主専攻が選べたりするので自分に合っていると思いました。
  • 学生部: インターハイスクールを選んだきっかけを教えてください。
  • Xさん 途中からの編入になるので通信制の高校を主に見学しました。10校ほど資料をもらったり見学に行ったと思います。今までの単位が振り替えられて、先生と生徒の距離が近く進学実績のあるインターハイスクールを最終的に選びました。見学をしたときにも多様なバックグラウンドを持つ生徒たちを見て、学校生活にもなじめそうだと思いました。
  • 学生部: インターハイスクールで過ごした一年について教えてください。
  • Xさん 一番印象的だったのは科学の実験です。パンを作ったのですが、イースト菌を入れた場合とそうでない場合の比較が今でも楽しかったです。またSATの満点を取って早稲田大学国際教養学部に進学するために、Barronsという一番難しい数学のSAT教科書を繰り返解きました。SATやトフルの対策学習が単位になったので受験勉強とも両立をすることが出来ました。
  • 学生部: 担当の学習コーチの存在が大きかったようですね。
  • Xさん 受験中の不安はコーチに支えられました。迷う時期は優しくガイドをしてもらいました。思春期は迷う時期でぐらぐらすることもあります。一番近い親と喧嘩をしたときに親とは違う、でも親身になってくれる大人=学習コーチの存在は大きかったです。
  • 学生部: 受験では第一志望の早稲田大学国際教養学部と上智大学国際教養学部に合格しました。
  • Xさん 集中しすぎると本番がダメになってしまうので、友人たちと遊んだりして息抜きを心がけました。塾には行かない代わりに前の学校の先生にエッセイを見てもらったりと色々な方から助けてもらいました。
  • 学生部: Xさんの人徳ですね。最後に入学を検討してくれている皆さんに一言をお願いします。
  • Xさん インターハイスクールを選ぼうとHPを見ている方にとっては人生の転換期を迎えている方が多いと思います。人によっては苦境に立っている場合があると思いますがそれは決して終わりではありません。そこから新しい道が開けてくることもあるからです。東京インターハイスクールは道を開く助けになります。私にとってはそうでした。
  • 学生部: ありがとうございました。今後の活躍をスタッフ一同応援しています。

好きな学習にのめり込んだ結果 東京外国語大学合格! 卒業生K.H.さん

  • K.H.さんはニュージーランドの学校から東京インターハイスクールに編入。当校では思う存分、自由に好きなことをやる環境があり、彼はそれを楽しんだ結果、超難関と言われる大学にも合格することができたようです。その学習の秘訣を聞きました。

    (インタビュー:当時の担当コーチ)

  • 担当コーチ: 当校で学んでよかったと思うことはありますか。
  • K.H.さん それまでいたニュージーランドの学校では宿題も出なかったので、自学習ということを全くしていませんでした。この学校では、自分で、やりたいこと、やるべきことを決めます。そしてそれを進めるのも自分です。最初にやったのが時間割を立てることで、それに従って毎日学習していました。おかげで自学習の習慣がつきました。
  • 担当コーチ: 在学中はどんなことを目標にがんばっていましたか。
  • K.H.さん とにかくまずは早く卒業することが目標でした。入学後に始めたクラシックギターにはまり、早く 卒業して、父親の転勤で住んだことのあるオーストリアに留学をしたいと考えていました。
  • 担当コーチ: 高卒認定に英検1級とすばらしい成果を出していますが、どのように学習をしたのでしょうか。
  • K.H.さん もともと学習することは好きで、母からは、小さい頃くもんに通っていた時に、問題が解けるまで帰ってこなかった、と言われたことがあります。 また、一度目を通したことは忘れないタイプなので、それが役に立ったようです。例えば英語の単語などは赤いシートを活用しながら、訳や品詞を完璧に覚えるようにしています。
  • 担当コーチ: 大学は東京外国語大学という超難関に合格しましたが、どのような学習をされたのでしょうか。
  • K.H.さん とにかく妥協をしないことです。世界史についてはまとめノートを作りましたが、これを隅から隅まで暗唱しました。ただ、これは受験対策で、もともと世界史は、好きな時代については本を読んだりしていました。 参考書は60冊をこえる参考書を自分で買って勉強しました。本は選ぶのがまた楽しいですね。一番勉強したときは一日12時間位やっていましたが、時間が飛ぶように過ぎていく感じで、苦には思いませんでした。自分の知識が増えることが楽しいです。
  • 担当コーチ: ドイツ語専攻ということですが、これからどんなことを学びたいと思っていますか。
  • K.H.さん ドイツ語を中心にいろいろな言語を習得したいと思っています。フランス語を第二言語として学ぶ予定です。そのあとはポーランド語、チェコ語など、さまざまな言語にチャレンジしたいです。音声学にも興味があります。
  • 担当コーチ: 将来はどんなことをしたいと思っていますか。
  • K.H.さん まだ固まっていませんが、通訳や翻訳、ユニセフなどの国際機関での仕事にも興味があります。 先々はまたヨーロッパに住みたいと考えています。
  • 担当コーチ: 検討者の方にメッセージをお願いします。
  • K.H.さん 自分で決めたことをやる力が身につくので、目標達成をする力も身につきました。好きなことをとことんやりたい人には特にお薦めします。
  • 担当コーチ: 今後の活躍が楽しみです、後輩に学習方法を伝授するなど、進学後も学校に顔出くださいね。

ハードルが高く見えても”意外とできる自分”に気づいた 卒業生Y.H.さん

  • 卒業後上智大学の哲学科へ進学したY.H.さん。在籍一年目当時のインターでの一年間についてインタービューしました。

     

  • 学生部:Yさんにとってこの一年間はどんな時間でしたか?
  • YHさん:あっという間の一年でした!学習に関しては、勉強しなければ、という義務感ではなく自分の関心があることに取り組むことで学習が進んでいくことが新鮮で、充実しています。 学習記録は、元々日記をつけるが好きなことに加え、自己申告で学習時間がカウントされるインターのシステムなので「きちんと記録しなければ」という意識を持ち習慣にできています。
  • 学生部:一年目に取り組んだ学習について少し教えてもらえますか?
  • YHさん: アメリカ史では、前籍校で学んだ第二次世界大戦について、日本人として以外の視点で捉え、学習できたことがとても良かったです。今は国際情勢に関心が発展して、毎日新聞を読む習慣も身に付きました。余りに真剣に読むので、読む姿を見た家族に「お父さん」と呼ばれたりもするくらいです(笑) また、現在インター生による「半纏プロジェクト」にも参加していて、プロジェクトメンバーと一緒に、日本に古くからある半纏の新たな魅力の発信を目指しています。今は斬新な生地を使った半纏の試作を進めていて、来年の秋には、オンライン通販での販売もできたらいいね、と話しています。もともとアートが好きなので、プロジェクトではゆくゆく半纏のロゴなどのデザインを担当できたら、と思っています。
  • 学生部:Yさんのアートの感性を生かせる形になると良いですね!Yさんは学習成果発表会(オルカフェスタ)のポスターも出品してくれていましたが、個人的にアートの学習にも力を入れていますか?
  • YHさん: はい。実際、アートは学習を通じてスキルが上がった感覚があります。 インターでは自分の時間の使い方が自由なので、腰を据えて、アクリル画に取り組んだり土をこねて自宅のオーブンで焼ける陶芸作品も作りました。創作の時間は、日常的にただ受け止める一方になりがちな情報の一部を放出できるような感覚になれる,大切な時間です。
  • 学生部:Yさんは将来の進路についてはなにかイメージしていますか?
  • YHさん: 国防とか、国際関係の大きな組織での仕事にも興味がありますし、一方、山の中での静かな暮らしにもあこがれがあるんです。
  • 学生部:コントラストがすごく面白いですね。なんとなく、Yさんらしい気もします!最後に、これからインターでの学習をスタートする新入生に向けて、インターの学習環境を紹介してもらえますか?
  • YHさん:インターの学習環境は、始めて見るまではすこしハードルが高いように思えるかもしれませんが、私自身、意外とできる!と実感しています。つらいのを我慢してやるものだけが勉強なのではなく、自分自身が楽しめる経験を積むことも立派な勉強だと思います。インターは、私自身がそのことを実感できている学習環境です。
  • 学生部:素敵なメッセージをありがとうございます。YさんがYさんらしさを発揮して学習されていることが伝わってきて、とても嬉しいです。これからも応援しています!

日本の小中学校では窮屈な思いをしていた 卒業生S.U.さん

  • SUさんは当校を卒業後、成蹊大学に進学し、卒業後現在はドイツへの大学院留学を目指しています。 インタビューでは、当校入学~卒業後の進路選択のお話、現在の目標についてお聞きしました。

  • 学生部: 東京インターハイスクールへの入学を決めた理由を教えてください。
  • S.U.さん: 日本の小中では窮屈な思いをし、不登校だったのですが、将来のために高校は卒業しないといけないと思っていました。日本を離れて外国の高校に行きたいという気持ちがありましたが実現が難しかった一方、日本の学校のようなプレッシャーがないインターの自由な環境に魅力を感じ、入学を決めました。慣れてからは渋谷キャンパスでのグループ学習にも参加して楽しめるようになりました。
  • 学生部: 卒業後の進路選びはどのようにされたのですか?
  • S.U.さん: もともとファッションに興味があり、入学当初は卒業後ファッションの専門学校に進学しようと思っていました。インターでの学習もファッションをテーマに、数学では型紙の設計、アメリカ史ではアメリカのファッション史、芸術ではデザイン画など、工夫して単位を取得していました。私はファストファッションを専門にしようと思っていたのですが、たまたま参加した大学進学フェアでモデル講義に参加した際、ヨーロッパのファストファッションの生産が低賃金で発展途上国の労働力を搾取している実態があることを知りました。フェアトレード、エシカルファッション文化の最先端を謳っている国での現実に衝撃を受け、まだ自分の進路を絞る前に知識として知らなければいけないことがたくさんあることに気づきました。それを学ぶため進路を大学進学に切り替え、AO入試で成蹊大学の文学部国際文化学科に進学しました。
  • 学生部: 大学生活はどのような日々でしたか?
  • S.U.さん: 入学する前は、日本の高校を卒業した同級生が多い中でうまくやっていけるか不安もありましたが、インターで学習の楽しさや自分の興味を知ることもできていたので、大学の授業を楽しむことに集中しているうちに、いつのまにか自然と仲間もできました。後から「最初のころ、Sはいつも講義の時にひとり前の方に座っていたよね。」と言われました(笑)周りを見てみると、海外生活が長かった子や、学校には通わずに高卒認定試験で受験をした子など、思っていた以上にいろいろなバックグランドの子がいることにも気づきました。 また、在学中にイギリスに留学しましたが、インターで様々なバックグランドの子たちとの出会いを経験していたので、カルチャーショックもほとんどありませんでした。卒論はインター在籍時からの興味をテーマに、楽しんで書き上げることが出来ました。
  • 学生部:現在はドイツの大学院への留学を目指しているのですよね。
  • S.U.さん: はい。学部の最終学年の時、就職よりももう少し自分の興味を学びたい、という気持ちが勝っていたので、就職活動はせず、ゼミの先生にも勧められたドイツへの大学院留学を目指すことにしました。大学院では、メディアスタディーズ、トランスカルチュアリズム(越境文化論)の専攻を考えています。近年生活や文化が国際化(多様化)している分、価値観の違いによる主張がSNSて炎上することも頻繁にあります。私自身は高校時代から、異なるバックグラウンドから生まれる様々な考え方に触れる機会に恵まれてきましたが、そうではない人たちにもアイデンティティの多様性を伝えていきたいと思っています。デジタルネイティブである利点を活かし、その舞台としてソーシャルメディアを活用していけたらと考えています。
  • 学生部: 最後に、これからインターへの入学を考えている人や、現在インターで学習している後輩生徒たちにメッセージをお願いします。
  • S.U.さん: 人と違った高校生活を送っても、思いと行動があれば大学進学など、その先にちゃんとつながっていきます。 私自身は在籍中を振り返ると、一つ一つの学習を楽しむこと以外、特別確固たる意志や目標を持っていたということはなかったと思いますが、それでも学習を楽しんだことの延長線上に今の自分があると思っています。 皆さんを応援しています!
  • 学生部:今も現在進行形で学習者であり続けるSUさん。東京インターハイスクール一同、これからもSUさんを応援しています!

人に決められた学習ではなく自分で決めていく自分にあった学習方法で志望大学に入学!  卒業生 Uさん

  • Uさんは海外生活15年を経て日本に帰国しました。当初はインターナショナルスクールに入りましたが勉強方法などがなじめず単位振替をして11年生から東京インターハイスクールに編入しました。

     

  • 学生部: 卒業をおめでとうございます。 進路も決まってあと数カ月で9月入学の制度を使って大学に入学しますね。 人に決められた学習ではなく自分で決めていく学習方法にひかれたと聞いています。当校を知ったきっかけを教えてください。
  • Uさん アメリカから帰国する前から、駐在家族間で東京インターハイスクールの事は聞いていました。通信制の高校だったことがあり、父親もまずは全日制の学校に行ってほしいという願いがありました。最終的に日本のインターナショナルスクールでこれ以上やっていけないとわかった時に、海外帰国子女振興財団の冊子に東京インターハイスクールが記事で紹介されていたことが分かり、決心しました。
  • 学生部: バックグラウンドをお聞かせください。
  • Uさん カナダで幼少期を過ごし、その後アメリカに転勤になり10年間過ごしました。帰国後通ったインターナショナルスクールでは1年間頑張りましたが、自分でカリキュラムを作り自学自習をしていく東京インターハイスクールに編入しました。アメリカの歴史、など歴史の学習がとても楽しかったです。
  • 学生部: 英語で素晴らしい提出物を出してくれました。東京インターハイスクールのどのような点がよかったですか?
  • Uさん 自分のやり方に合っていました。学習コーチとは週1回スカイプで進捗状況や提出物を確認しながら予定通り2年間で卒業が出来ました。受験対策では、SATとTOEFLの学習に集中しました。最終的にはSAT,TOEFL IBTともに納得いく点数を取ることが出来ました。
  • 学生部: 大学に提出するエッセイはどんなことを書きましたか?
  • Uさん 自分の将来の職業の希望が明確なので、自分のバックグラウンドと、大学に入ってからの勉強と職業を一つの線で結びました。トフルゼミナールで3回添削をしてもらいました。
  • 学生部: 最後に入学検討者の皆さんにメッセージをお願いします。
  • Uさん 普通の学校だと一クラスに大人数いますが、東京インターハイスクールは一対一で学習コーチがサポートをしてくれます。アドバイスも的確にもらえ、アットホームな雰囲気がよかったです。与えられる学習ではなく、自分で学習を決めて実行する過程も魅力的です。 ぜひ皆さんもご検討ください。
  • 学生部: 本日に遠いところお越しいただきありがとうございました。大学生になっても遊びに来てくださいね。

バレエから大学進学へ進路変更!上智大学に進学しました 卒業生 サナさん

  • サナさんは、お父様の仕事の都合でパプアニューギニア、マレーシア、フィージーの国々で育ちました。若干12歳の時、バレリーナを目指して一人でオーストラリアに留学、その後日本に帰国して東京インターハイスクールに10年生(高1)で編入、卒業後は上智大学に進学しました。

     

  • 学生部: サナさんは長い間海外で過ごしました。幼いころの思い出は青い海でしょうか?
  • サナさん はい。楽しい海の思い出ばかりです。本格的にバレエを始めてからヨーロッパのバレエスクールにバレエ留学しようと挑戦していました。しかし足を怪我して大きな挫折を経験しました。
  • 学生部: 怪我の手術のため日本に帰国してバレエから遠ざかりましたが、その時の様子を聞かせてください。
  • サナさん 怪我がなかなか治らずに当時は何をしてよいかわかりませんでした。せっかく入学した東京インターハイスクールにも行けませんでした。担任の学習コーチがプレッシャーを掛けずに親身にサポートしてくれたので徐々に学習意欲が高まるようになりました。そして周りの友達と一緒に勉強して上智大学に進学したいという気持ちが強まりました。。
  • 学生部: バレエから大学進学に進路を変更しましたが、第一志望の上智大学国際教養学部に合格した秘訣は何ですか?
  • サナさん わたしは海外経験が長いので、TOEFLではなくSATと志願書を提出しました。SATの学習では分厚問題集を先生から個別指導してもらえる数学クラスに持ち込み勉強しました。志願書エッセイではプロバレリーナを諦めて将来何をしたいかわからないけど、上智大学できっと見つけるという強い志望を示しました。バレエでの頑張った経験を学業に活かすことをアピールしました。
  • 学生部: 素直な気持ちで志願書を書くことが出来たのですね。最後に当校へ入学を検討されている方々にメッセージをお願いします。
  • サナさん 他の学校では会えないような仲間に会うことが出来ました。学力や見かけでなく、人物をそのまま見て受け入れてくれるような生徒と先生がいる学校です。自立学習をする能力が身に付き、大学そして社会に出てからも役に立つ学び方を学べる学校だと思います。
  • 学生部: どうもありがとうございました。9月からカレッジライフを楽しんでくださいね。

留学中途帰国、インターハイスクールに出会い、現役で進学!卒業生 YAさん

  • 我が家は国際感覚が豊富な家庭です。父は船乗りとして世界中を航海した経験があり母は大学で英語を学んだので、両親とも子供たちの留学に積極的でした。2人の姉は高校大学で海外を経験し、僕自身は小5の時に短期オーストラリア留学をしました。 地元の高校に進学して高2の夏にカナダの高校に留学しました。日本人ということで差別されたり仲間外れにされたり苦労しましたが、校内バスケの試合で活躍してから皆が認めてくれて居心地がよくなりました。

  •  
  • ホストファミリーのお父さんはジョーク好きで、お母さんは料理上手の優しい人でした。ホームメイトの1歳年下のタイ留学生と兄弟のように仲良くなり2人で雪かきをしてホストファミリーに喜んでもらうなど、楽しい思い出がいっぱいです。 帰国子女枠で日本の大学に進学しようと思い、米国在住の姉がいるテキサス州の私立高校に転校しました。私立高校で待ち受けていたのは毎日大量の宿題です。TOEFLや大学受験の勉強が十分にできない状況になった時、母親が東京インターハイスクールを見つけてくれました。

    東京インターハイスクールは、アメリカのワシントン州私立高校アルジャー・インディペンダンス・ハイスクールの日本校です。オンラインハイスクールなので何時でも入学して学習を開始することでき、卒業すればアメリカの高校卒業資格を取得できます。日本、カナダ、アメリカで取得した全単位を振り替えれば短期間で卒業できるのも魅力でした。 地元の立命館アジア太平洋大学(以下APU)が志望だったので、TOEFL英語の勉強に集中できる同校の「特進コース」に編入したいと思いました。母に「どうする?」と聞かれ、僕はすぐさま「帰国する」と答えました。 そして、帰国した日に成田空港から東京品川の東京インターハイスクールを訪問して入試面接を受けました。「Hello!」といきなり親しげに英語で接してきた学院長にはびっくりしましたが(笑)、スタッフやオフィス内の雰囲気は温かく緊張感が一気にほぐれました。しかも、学校説明を聞けば聞くほど「ここだ!」と思いました。

    しかし入学してからが大変でした。半年で残りの単位を修得して現役で大学に進学したいと思い、僕は「負けるな」と書いた紙を机の前に貼ってがんばりました。参考書や問題集だけの勉強なら途中で挫折したかもしれません。しかしインターハイスクールでは自分の関心がある時事問題や好きな歴史上の偉人について調べたりすることが単位履修になるので学習意欲を継続することができました。 そして同校の「特進コース」ではTOEFL対策の勉強をそのまま卒業単位として認めてくれるので、効率よく受験の準備ができました。好きな英語の勉強が卒業単位として学校の学習履歴ページにどんどん増えるので、毎日ログインして学習するのが楽しみでした。

    10月に帰国した僕は、翌年2月にAO入試で念願のAPUに合格しました。東京インターハイスクールの担任学習コーチ、トフルゼミの英語教師と進学カンセラーの手厚いサポートのおかげです。そして、3月に東京インターハイスクールを卒業、桜の咲く4月にAPU国際経営学部の現役大学1年生になりました。APUでは各国の留学生たちと積極的に交流して、将来は国際政治を舞台に活躍したいと思います。

大学入学後に気がついた成長 独立心と自信を身につけた学校生活卒業生 Nさん

  • N君はお母さんがロシア人で日本で育ちました。小学校1年生の途中まではインターナショナルスクールに通っていました。ロシア語と英語しか話すことができなかったので日本の小学校に転校してからは日本語の勉強にいそしみました。中学校に入り、母国のロシアを知りたいということで単身留学。帰国後に東京インターハイスクールに入学しました。

     

  • 学生部: 立派な大学生になって東京インターハイスクールに遊びに来てくれました。大学生活はいかがですか?
  • Nさん スノボーサークルに入りましたがサークル活動をしている暇がないほど勉強をしています。宿題と授業の予習を平日にしています。土日もレポートやプレゼンテーションの用意をしています。
  • 学生部: 誰に言われることなく、自ら予習をしているのですね?
  • Nさん 授業でも一番前の席に友人を誘って座っています。今ではバングラデッシュ出身の友達ができました。
  • 学生部: 基本的にすべて英語の授業ですか?戸惑うことはありませんか?
  • Nさん 英語でレポートを書いたりスピーチをするのでかなりレベルは高いです。国籍の関係で他の海外生徒たちと国語の授業を一緒に履修しています。東京インターハイスクール在学中は通学が遠かったことを考えると今の大学は近くて通いやすいです。
  • 学生部: 大学に入ってどんなことを感じ、気づきましたか?
  • Nさん 入学初日、他の生徒より自分は独立心が旺盛で自信があると思いました。東京インターハイスクールで自学自習をして身に着いたのだと思います。今では夏休みでも毎日の過ごし方をスケジュールに書き実行しています。
  • 学生部: 高校のときはスケジュールを作って実行するのも難しい時期はありましたが今は自ら計画と行動が伴うようになったのですね。将来の夢は高校時代と比べて変わりましたか?
  • Nさん Acient Heritage(古代遺跡)の授業で、イースター島やピラミッドなどが一直線に並んでいることを知りました。世界の七不思議のリサーチや謎解き、Treasure Hunting(宝探し) のようなことをしてみたいと思います。
  • 学生部: 入学検討者に一言をお願いします。
  • Nさん 人生は自分のもので自分で生きていきます。普通の学校ではしたくないことも無理やりしますが、インターハイスクールでは自分のやりたい学習をやりたい方法で追究し高校卒業をすることができます。
  • 学生部: 今日は夏休みの貴重な時間を割いて遊びに来てくれてありがとう。在校生や学習コーチたちもたくさんN君とお話に来てくれました。またぜひ遊びに来てください。

「自分が知らない「自分」を引き出してくれた」 卒業生Tさん

  • Tさんはカナダのインターナショナルスクール、中国は大連のインターナショナルスクールを経て東京インターハイスクールに入学してきました、卒業後は服飾系大学への進学が決定しています。

     

  • 学生部: 入学した経緯を教えて下さい.
  • Tさん 大連のインターナショナルスクールはで、ロシア、モンゴル、中国、アジアの優秀な子達がたくさん在籍していました。成績が悪いと家にも電話させてくれないくらい厳しい学校、勉強勉強の毎日で日本に帰りたいなと思ってました。でも小中学校で在籍していた日本の学校には良い思いでがなく、、そんな中友達から聞いたのがインターハイスクールでした。スクーリングがなくてストレスがなさそうだなと思ったのが第一印象です。
  • 学生部: 入学してから生活は変わりましたか?
  • Tさん 当時は気持ちが塞いでいた時もありました、でもコーチと話をしている間に、いろいろ見えてきたと言う感じです。進路のことも漠然と大学に行きたいというのはあったのですが、具体的な学部や専攻はなかなかイメージがわかなくて、、、ある日コーチに言われたんです「Iちゃんはお洋服のこと話してる時、キラキラしてるね」って、この一言で進路がぐっと見えてきました。その後は進路先となった服飾系大学のオープンキャンパスに行き、より具体的に考えることができました。
  • 学生部: 一番よかったと思える事はどんなことですか?
  • Tさん この学校でよかったと思えることは信頼できる担当コーチとの出会い!それと、スケジュールを自分で調整できるところ、高校生が行けない時期に学校の友達と海外旅行にも行けました。。
  • 学生部: どのようなコントラクトをたてたのでしょうか?
  • Tさん 父の仕事の関係で興味を持った簿記の勉強。大学の志望理由を書くためのリサーチ、自分の気持ちを整理したい時はコーチと一対一で面談を重ね、それも実務学の学習として単位にできました。
  • 学生部: お父様、お兄様からみて一番成長した点はどんなところですか?
  • お父様 答えの導き方を学んだと思います。一つではない答えをどう導くか、自分で考えることは大変だけれども、哲学的な思考をする為には必要なことです。
    お兄様 雲の中でどうしたらいいのか分からないような時もあったようですが、必要な時に一人で抱え込まずヘルプを出す事が出来るようにりましたね。柔軟性を身につけたと思います。
  • 学生部: Tさんは春から大学生です、夢に向かってがんばってください。

コーチのサポートで「自分の道」決めることができた 卒業生A.M.さん

  • 当校を卒業後、現在はテンプル大学ジャパンキャンパスでInternational affairsを専攻している Aさんに、在学時の学校生活や、現在の大学生活についてお聞きしました。

     

  • インターの学校生活でAさんにとって思い出深いものはありますか?
  • Aさん:毎日の生活が思い出そのものです。私はスクール生として、自習室を利用したりグループ学習に参加したり、学校にいることが多かったですが、生徒が多い金曜日はランチを一緒に食べてその後カードゲームをしたり、そんな日常がとても楽しかったです。 また、フィールドトリップに参加したり、カレーパーティーをしてみんなにカレーをふるまったりしたことも、とても楽しい思い出です。 時事クラスでは、差別やジェンダー、環境問題に関していろいろな生徒同士、自分ならではのストーリーをシェアしてディスカッションできたのも貴重な経験でした。
  • 学生部:担当コーチはAさんにとってどんな存在でしたか?
  • Aさん:二人目のお母さんです!たくさん話を聞いてもらって、進路についても、私が自分の道を決められるように寄り添ってくれました。
  • 学生部:Aさんがテンプル大学を志望したきっかけはなんですか?
  • Aさん:もともと、他にもいいなと思う大学はありました。でも、「日本にあるアメリカの大学」という他にない環境にとても魅力を感じました。オープンキャンパスに行ったとき、インターで経験した以上のいろいろな国からの留学生からなる多様性を感じ、惹かれました。 私はinternational affairsを専攻しています。元々思考を巡らせることが好きなので心理学専攻と迷いましたが、今の学部は、私自身のバックグラウンド(パキスタン、日本)を活かした研究ができると感じています。
  • 学生部:大学生活はどのように過ごしていますか?
  • Aさん:入学後、1学期目は登校とオンライン半々でしたが、今はオンラインが多いです。今は一般教養課程の期間で数学や英語、アートの授業を受けていますが、クラスによっては40人くらいの生徒がオンライン参加しているものもあり、早く個別に会って話してみたいなと思っています。大学生活は、「自分で決めて勉強する」という主体性がもとめられる点ではインターでの高校生活と似ている 部分があります。違っているのは、インターはホームのような居心地のよい環境だったことで、大学は、まだあまり慣れていないこともあり、規模ももっと大きいので緊張するとこ ろです。はやく大学の同級生とも直接会って一緒に過ごし、交流を深めて居心地の良い場所にしていきたいなと思っています。
  • 学生部:ありがとうございました。コロナ禍での大学生活のスタートは困難もあると思いますが、Aさんが大切な出会いと充実した研究の機会に恵まれた、実りある大学生活を送られることを願っています!

ハワイ東海カレッジに進学、テンプル大学に編入したSさん

Sさんは中高一貫校から東京インターハイスクール(以下インター)に編入、ご卒業後はハワイ東海インターナショナルカレッジ(以下HTIC)を経てテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)に編入し、2022年12月TUJのアート学科を卒業されました。

今回は、TUJ卒業までの道のりや、これからのことについてインタビューしました。

  • 【インターへの編入】
  • 私はそれまで中高一貫校に在籍していて、そのまま大学まで内部進学することも出来たのですが、学校の画一的なシステムを窮屈に感じていました。

    もちろんインター入学前は、インターの自由な環境を魅力的に感じつつ、その分何事も自分に委ねられていることへの不安がありましたが、インターの学生生活を通じて環境に任せて流されず自分の関心に向き合うこと、そして自分で選んだ道を一歩踏み出してみることが出来るようになったと思います。そして、インターで築いた価値観を大切にしてきた結果が今に繋がっていると思います。
  • 【インター卒業後~TUJ卒業まで】
  • インターを経たおかげで留学へのハードルは下がっていましたが、それでも自分の英会話力や一人で外国で生活することに不安はあったので、心理的にもそこをカバーしているHTICを選びました。海外の生活に慣れる大変さは多少あったものの、ルームメイトに恵まれ寮生活は快適でした。CP(予科)を半年強履修してからリベラルアーツに移行し、約2年を過ごしました。インターの時事クラスを通じて関心分野になった国際政治は、HTICでも楽しく受講しました。

    その後TUJに編入を決めたのは、海外の大学のみに選択肢が制限されていなかったこと、またHTICで培った英語を活かしつつも、専攻分野を限定せずに大学で引き続き自分の興味関心に向き合いたかったからです。TUJでは、始めは国際政治を専攻しましたが、幼少期から絵を描くことが好きだったのもあり最終的に副専攻のアートを主専攻にしました。アートはインター在籍当時もずっと好きでしたが、TUJでより様々なツールにふれることができたり、コロナ禍で初めてコンテストに応募するなど、大学生活で可能性や視野が広がった気がします。

    もともと言葉で表現することがあまり得意ではない私にとって、アートは「この気持ちを表現するならこの画材で」というように、自分にあった表現方法をもたらしてくれ、そこからアート以外の分野でも、その場その時に応じて柔軟に考えることができる強みや、枠にとらわれず広い視野をもつ心構えを身につけることができたと思います。

    卒業後の今はイラストレーターとして活動しながら、観光客向けのアウトドアアクティビティの事業にも携わっています。アートに向き合う時間を大切にしつつ、人と触れ合うこともできる今の生活スタイルは私に合っていると思います。これからも自分の関心に向き合い、一歩ずつ歩んでいきたいです。

  • 【後輩の皆さんへ】
  • インターには自分の関心をより深く掘り下げられると同時に、全く新しいことにも挑戦できる自由な環境があります。その環境を活かし、少しの関心でも行動に移すことで、自分をより深く知ることも、自分の強みをさらに磨くことも出来ると思います。またインターには、これらの試行錯誤に「学習」として取り組む課程で学習コ―チのように自分を応援してくれる人がいます。みなさんの挑戦を応援しています!

The University of British Columbiaに進学した卒業生Kさん

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  • インターを卒業後、カナダのカレッジからUBCへの編入を実現したKさん。インター在籍当時と、この春にスタートしたUBCでの生活についてインタビューしました。(インタビュー:学生部)

  • 学生部:インター在籍時の出来事で、Kさんにとって思い出に残っていることは何ですか?また担当コーチはKさんにとってどんな存在でしたか?
  • Kさん:思い出の残っているのは出来事というよりも、担当コーチとのやりとりです。コーチのことが好きだったからこそ学習に向き合えたと思うので、コーチの存在は大きかったと思います。そしてなぜか、きっかけは忘れてしまったのですが、メープルシロップは美味しいのか?という議論を熱くしたことが思い出に残っています。結論は出なかったと思うのですが、、。
  • 学生部:ゆくゆくの進学先がカナダになることを考えると、きっかけの一つだったのかもしれないですね笑。Kさんがカナダに渡航されたのは2020年ですね。まさにコロナ禍の真っ只中での現地新生活のスタートだったと思います。実は進学後も入学後3か月の時点でコロナ禍により一度帰国していて、再びカナダに渡ったのは1年後の2021年夏だったとお聞きしました。 インターご卒業後の、カレッジへの進学とUBCへの編入の道のりはKさんにとってどんなものでしたか?
  • Kさん:UBCへの編入については、波に乗ってここまで来た、というのが実際のところです。私がUBC編入前に在籍していたCorpus Christi Collegeが4年生大学への編入にとても熱心な指導をしてくれるカレッジだったことも大きかったです。また、インター卒業後の進路を考える際には、5年ほどアメリカで暮らしていた経験をもとに様々な可能性を模索しました。最終的にCorpus Christi Collegeへの進学を決めたのは、情報収集する過程でその時の最も自分に合っていて、学びながらその先の進路について考えることができる環境だと思ったからです。インターの卒業資格があれば、入学テストが不要だったことも決め手の一つになりました。実はコロナ禍でカレッジの同級生とはほとんど知り合えなかったのですが、私のようにUBCに編入した方もいると思うのでこれから知り合えるかもしれません。
  • 学生部:情報収集したり、環境を活かしたりしながら自分にとってのベストな選択を重ねてきたのですね。そしてUBCでの生活は半年が経つ頃ですね。現在どんな大学生活を送っていますか?
  • Kさん:私は今文学部(Faculty of Arts)で心理学を専攻しています。心理学では動物も人間も同じカテゴリで扱うことが多く、動物を介した研究が人間の心理メカニズムにも応用できるところが面白いです。ゆくゆくは鳥(インコ)の言語理解について研究することに興味があります!またUBCには大学院への進学を念頭に留年してでも大学を良い成績で卒業しようとする人がたくさんいて、高い学習意欲に溢れている学習環境が刺激になります。日常生活では、大学が空港からもダウンタウンからも近く、様々なジャンルの食事も楽しめる立地なので寮生活を快適に過ごしています。ただ物価高で、なかなか10ドル以下でランチが食べられないのは留学生の身として厳しいです!
  • 学生部:鳥の言語理解の研究は、とても興味深いですね。一方、物価高は留学生にとっては負担ですよね・・・。これから留学準備をする生徒さんに、ご経験を通じたアドバイスをしてもらえますか?
  • Kさん:まず、留学後の生活に備えて、生活資金はなるべく多く準備しておいた方がいいです!また、UBCへの進学を考えている帰国子女の皆さんには、日本語を放棄しないことをアドバイスしたいです。なぜならUBCではBachelor of Artsの取得のためには英語以外の言語でlanguage requirementを満たす必要があるからです。私は日本語力を証明できる書類がなく、尊敬語や謙譲語を含めた日本語のテストを受けることでこのrequirementを満たすことができましたが、もしテストに合格できなかったら追加で第二言語の単位を取らなくてはいけないところでした。 そして、気になるカレッジや大学にはとにかく挑戦(出願)してみることをお薦めします。出願には〆切もあるので、なるべく早めに行動を起こした方がいいです。
  • 学生部:Kさんのアドバイスや激励に、背中を押される生徒さんも多くいると思います。メッセージをありがとうございました。 Kさんのこれからのカナダでの大学生活を、一同日本から応援しています!そして、またカナダから日本に帰国された際にはぜひ、「メープルシロップは美味しいのか?」のKさんの結論を聞かせてくださいね!
 

苦手なことも自分のやり方で楽しんで学ぶ ミネルバ大学進学 卒業生SHさん

S.Hさんは、アメリカワシントン州の高校から12年生の途中で当校に編入。在学中はスクール生として積極的にグループスタディやフィールドトリップに参加し、自身でも友人との高尾山登山やBBQなどを企画し、充実した学生生活を過ごしました。英語で学習できる大学目指して準備を進め、世界7拠点を旅して学ぶアメリカミネルバ大学へ合格しました!

 

  • 学生部: 卒業おめでとうございます!当校に入るまでの経緯を教えてください
  • S.H.さん 幼少期から家族でヨットで世界中を周る生活をしていて、その後しばらくアメリカのワシントン州に住んでいました。ビザの関係で突然日本へ帰国しなくてはならなくなり、高校の残りの単位を取得卒業できる学校を探していて見つけました。
  • 学生部: 当校に入って頑張ったこと、身についたスキルはありますか?
  • SHさん 残りの単位が少なかったので、実は自分の好きな科目はあまり残っていなかったのですが、だからこそ苦手なものや好きでないものも自分でやり方を工夫して楽しく学ぶということを体験できました。
  • 学生部:将来の夢をきかせてください。
  • SHさん この学校に入って、学校のスタイルや環境がとっても特別で、学校に来るのも友達と会うのも本当大好きで楽しかったんです。だから将来は自分も子供たち幸せにできるような環境を作ることをしていきたいと思っています。
  • 学生部: これから入学する人たちにアドバイスはありますか?
  • SHさん まずはコツコツと学習を進めて、卒業前に焦ってやらなくて済むようにすることですね(笑) そう思っていても残っちゃうんですけど。後は、好きなことをたくさんやること。そのためには好きでないことも楽しめるやり方を工夫して見つけること。そうしたら、もっと自分の好きなことに時間を使えるようになる。それがこの学校のいいところなので、そのメリットを存分に享受してください。
  • 学生部: ありがとうございました。今後のご活躍を心よりお祈りしております!

やったことのないことへのチャレンジが大事!スポーツに関係した起業をしたい 卒業生KOさん

  • K.O君は、アメリカの公立高校から12年生の途中で当校に編入。料理とダンスが好きなK君は、前籍校での優秀な成績を認められ、編入時に当校の奨学金も勝ち取りました。在学中は受験に必要なトフルなどを中心に効率的に学習を進め、予定よりも早く卒業。アメリカの大学進学を目指して準備を進めていましたが、この5月、見事アメリカの複数の大学より合格通知を受け取りました!

     

  • 学生部: 卒業おめでとうございます!当校に入るまでの経緯を教えてください
  • KOさん 小学校6年生のとき、父親の転勤で中国のインターナショナルスクールに移りました。英語もまったく話せず、日本人も一人もおらず大変な環境でしたが、友達に助けてもらいながら無事に卒業することができました。その後、数か月の日本滞在を経て、今度はアメリカの地元の高校へ編入。そこで3年を過ごしましたが、高校12年生の途中で日本に帰国することに。将来の進路を考えたときに、アメリカの高校卒業資格が得られることが有利だと思ったのと、自分でやりたいことを全部決められることに惹かれて、東京インターハイスクールを選びました。
  • 学生部: 当校に入って楽しかったこと、良かったこと、身についたスキルはありますか?
  • KOさん 楽しかった学習は、外国語の単位として学んだ韓国語です。中国のインターナショナルスクールでは韓国人の友人が沢山いたので、一度きちんと学んでみたいと思っていたことが実現できました。あと、これまでの学校では時間割も学習内容もみんな一緒で、授業が簡単すぎてもやらなければならないことが苦痛でした。APもHonorsのクラスも自分には物足りなかった。ずっと、もっと自由に、自分で選んでチャレンジングな内容をやりたいと願っていましたが、インターでそれを叶えることができて良かったです。人間関係も、フィールドトリップに参加したりすることで、男女問わず同年代の友達ができて嬉しかったです。
  • 学生部:当校はスクーリングの義務がありません。KOさんも主に自宅で学習を進めたと思いますが、その点はいかがでしたか。
  • KOさん 自分はひとつのことに集中するタイプなので、1日7時間の学習をすると決めて着々と進められました。アメリカの大学への出願も考え、卒業を予定より早く設定していたことも、学習を進めるモチベーションになりました。そのなかで、毎週1回担当コーチとおこなう面談は良い気分転換にもなり、そのサポートを通して沢山の触発をいただきました。
  • 学生部: 当校だからこそ大変だったこと、苦労したことはありますか?
  • KOさん 宿題がないことです。ふつうの学校だと毎日出されるのが当然の宿題がないことが、逆に大きな違和感でした。これでいいのかな?と思うときもありましたが、「ちゃんとやっているから、これでいいんだ」と自分で自分に言い聞かせながら、新しいスタイルに慣れていきました。
  • 学生部: 将来の夢を聞かせてください。
  • KOさん ビジネスの分野に進みたいと思っています。ビジネスマンの父や、会社を作っている友達の影響が大きいですね。 大学ではビジネスを専攻し、アップルやグーグルで一度働いてみたいと思っています。現実に成功している人達の姿を見てから、自分でもやってみたい。ゆくゆくは、スポーツやサッカーにからんだ会社を建てるのが夢です。
  • 学生部: 最後に、在校生へのメッセージをお願いします。
  • KOさん ふつうに高校を始める人は時間的な余裕がありますが、僕のように11年生や12年生でインターに編入してくる人は、卒業や次の進路まであまり時間がないので、まずは時間管理が大切です。 それから、できることをやるのもいいけれど、今までやったことがないことに挑戦することも大事。自分自身がずっとそうでした。挑戦することはtough(大変)だけど、そのあとに得られるものは大きく、何より自分が成長できます。 もし成績を良くしたいと思うなら、たとえば成果物でも、同じようなタイプのものばかりではなく、レポートやエッセイ、パワーポイントなどいろいろ変えてみることも一つの方法です。
  • 学生部: ありがとうございました。今後のご活躍を心よりお祈りしております!

インターは自分の思いにまっすぐ向き合える場所 卒業生MIさん

  • この春当校を卒業し、9月からBerklee College of Musicへの進学が決まっているMIさんにインタビューしました。インターでは、他生徒との出会いを通じて自分の好きなことに堂々と向き合えるようになった、と話してくれた姿がとても印象的でした。

     

  • 学生部:Berklee音楽大学へのご進学、おめでとうございます!ボイスのオーディションもとても頑張られたそうですね
  • MIさん:ミュージカルを観たのがきっかけで、4歳からピアノを始めて、6歳からはボイストレーニングを続けてきました。歌うことは、私にとって一番上達を楽しめる活動です。Berklee大学では2年次に専攻が決まりますが、パフォーマンスを専攻したいと考えています。
  • 学生部:インター在籍中の学習で印象に残っているのはどんな科目ですか?
  • MIさん:たくさんありますが、英語でボイストレーニング用に日本語の歌詞を英訳したり、アメリカ史でアメリカのミュージカルの歴史を研究したこと、実務教育で大学のリサーチやオーディションの練習での単位を取得できたことはとても思い出深いです。自由選択では、コロナ禍にインターのいろいろな生徒にインタビューをして、学校紹介動画を作成するプロジェクトに参加しました。いろいろな生徒とオンライン上でも知り合い関わり合えたことがとてもうれしかったです。それをきっかけに、科学の学習で「ソーシャルメディアの脳への影響」について調べたりもしました。
  • 学生部:学生部:学校紹介動画は、すでにたくさんの人に視聴されています!インターの生徒の様子を伝えてくれるとても貴重な存在です。制作課程は意見のぶつかり合いもあったそうで、それだけに努力が集結した素敵な作品になっていますが、製作への参加はMさんにとってどのような経験になりましたか?
  • MIさん:まず、会ったことがないインター生にインタビューの打診をするとき、もちろん断られることも想定していたのに皆快く引き受けてくれて、素敵、という感情と、不思議、という感情が両方湧きました(笑)あと、これは動画制作以外でも、入学以来たくさんのインター生と出会う中で感じたことですが、インター生は一人ひとり目指している将来も今夢中になっていることも違っているけれど、みんな自分の思いに恥ずかしがらずにまっすぐ向き合い、それを他の人にも伝えることが出来ます。実は私は以前、自分が歌を好きなことをあまり人前で話すことはなかったのですが、そんな私も自分の好きなことを堂々と言っていいのだ、と自信が持てるようになったのは、インターでいろいろな生徒たちと出会えたからだと思います。そのような出会いそのものが、大切な経験です。
  • 学生部: インターは、Mさん本人が努力できた舞台でもあり、自分を勇気づけてくれる、たくさんの素敵な出会いの舞台でもあったのですね。この夏からはアメリカでの学校生活がスタートしますが、ぜひこれからも世界中にいるインター生徒のつながりを大切に、Mさんらしく楽しんで音楽に向き合ってくださいね!応援しています。

「折れない心」で自分の決めた道をやり遂げる 卒業生KSさん

  • テニス留学から進路変更をし、米国大学進学したKSさん。 在学当時はアルバイトで学費を工面しながら、学業と両立をしていたKSさんも、現在は法人向けに不動産管理の営業を行う立派な社会人です。 当時の様子と在校生、これからの入学生に向けたメッセージを伺いました。

     

  • 学生部: インターハイスクールへ入学した経緯を教えてください。
  • KSさん:19歳のときに、それまで目指していたテニスの道を離れ、留学先の米国から帰国しました。米国大学への進学を目指して、インターナショナルスクールを探す中で東京インターハイスクールと出会い入学をしました。
  • 学生部: 在学当時はアルバイトをして自分で学費を工面しながら、学習と両立していたのですね。
  • KSさん:テニスコーチも少ししていたのですが、メインは飲食関係のアルバイトをしていて、お昼頃から出勤、お店が終わるのが夜11時半くらい、家に帰って学習を始められるのは深夜の12時半や1時という生活でした。肉体的な疲れはもちろんありましたが、自分がやりたいと思って進んだ道なので、貫徹したい。「自分で決めたことだ」というのが一番大きな支えでした。前の高校を辞めてから足踏みしていた期間もあって、同年代は大学の年齢だったので、それも早く卒業をしようというプレッシャーでもあり原動力にもなりました。
  • 学生部:インターハイスクールで学んで役に立っていることはありますか。
  • KSさん:時間管理や、自分で考えて行動をするというのがインターハイスクールで身についたことだと思います。今は法人に向けた不動産管理の営業の仕事をしているのですが、時間管理はもちろん、自ら行動をしないと何も始まらないという仕事です。基本的に誰かからこれをしなさいと言われることはなく、待っているだけでは何も進まない。法人とのお仕事なので信頼関係を築くための小さなステップを含めた長期的な計画を建てたり、目標達成のために何をするべきか見極めたりする必要がある。社会に出てから強く思うのは、高校や大学のうちから自分で考え、決定し、行動するという経験をすることはとても貴重で、そういう意味でインターハイスクールで良かったと思います。
  • 学生部:KSさんにとってコーチはどんな存在でしたか?
  • KSさん:コーチは、第二の母親のような存在でした。仕事と学業の両立で大変だったときには、気持ちの面でも支えられていました。卒業後も連絡を取り合っているし、仕事で何かあったら相談してみようかなとまず顔が浮かぶのは担当のコーチです。 卒業して社会人になった今でも、コーチとの関係性はほとんど変わらないですが自分も社会人になってみて、改めて尊敬の念も深まりました。小学校、中学校の先生とも繋がってはいますが、連絡を取るのはインターのコーチですね。意識したことはなかったけれど不思議です。
  • 学生部:在校生や入学を検討している方へメッセージをお願いします。
  • KSさん:「折れない心」が大事だと思います。学生の今だからこそ、自分には出来そうにないと思ったことも含めて、いろいろなことに挑戦してほしい。やると決めたら、あきらめずに頑張ってみてほしい。結果として成功しても失敗しても、どちらでもよくて、自分がどう取り組んだかが次の成功のカギになる。もしかすると、挑戦をすると馬鹿にしたり、批判をしたりする人もいるかもしれないけれども、コーチだったり友人や家族だったり応援してくれる人もちゃんといるんです。社会人になった時には常に自分の選択ですから、その経験が必ず生きてきます。

十人十色 自分の長所を自分で認めてあげること 卒業生KNさん

  • 中学を卒業後、ニュージーランドに留学し、現地の高2相当(NCEA Level2)を修了し、帰国しました。以前からインフルエンサーとしてのSNS発信やネットワーキングが好きだったKさんは美容分野のインフルエンサーマーケティングの事業化を目指して、好きなことが単位になる当校に入学しました。在学中は、アート科目で事業化計画書や顧客企業向けの営業資料を作成するなど、卒業のための学習と事業計画を両立し、3か月で見事事業化に成功しました。卒業後の現在は、Harvard大学の通信課程を履修しながら、新たに企業とタイアップし、育毛剤の製造からPRまでを自社で手掛けるプロジェクトで躍進しています。 学習成果物:企業向けの営業資料

     

  • 学生部: 入学当初、東京インターハイスクールのシステムに戸惑いはありませんでしたか?
  • KNさん: 学習計画を自分で立てることや、学習の時間配分を考えることに数週間かかりました。担当コーチに相談しながら自分で学習を進めていくことにより、コツをつかむことが出来ました。
  • 学生部: インフルエンサーマーケティングのお仕事について教えてください。
  • KNさん:SNSで強い影響力をもつインフルエンサーと、自社製品やサービスをPRしたい企業をマッチングするのが主な役割です。企業とのネットワークと、自分自身がインフルエンサーであることを活かして築いたインフルエンサーのネットワークを活かすことが出来る仕事です。
  • 学生部:企業側との人脈はどうように築いたのですか?
  • KNさん:SNSで企業の社長にも積極的にコンタクトをしていたのですが、自分がインフルエンサーとしてPR力があること、海外留学経験があり、英語力もあることをアピールして、17歳の時にある企業の社長とコンタクトすることが出来ました。その後、徐々に紹介もあり、ネットワークを広げていきました。
  • 学生部:発信を強みにして事業化も達成したKさんですが、自分をアピールすることが苦手と感じている人に、アドバイスはありますか?
  • KNさん:10人10色で、一人ひとりに良さが必ずあると思います。表に出ることが苦手でも、まず、自分に長けているところを探して、自分自身を認めてあげてほしいです。それを自信に思っていければよいと思います。
  • 学生部:最後に、海外留学から帰国し、進学先を検討する人に向けてアドバイスをお願いします。
  • KNさん:海外での生活を経験したからこそ、きっと新たな価値観をもって学校探しをしていると思います。進学先も、様々なバックグラウンドを持つ人たちと関わりの中で、周囲の子の良さも、自分自身の強みも意識し、お互いの良さを引き出せるような出会いがある学校を選んでほしいです。

チャレンジする自分を取り戻してカナダの大学に合格!  卒業生 KNさん

  • KNさんはポーランドからの帰国生です。入学後は積極的にクラスやフィールドトリップに参加、友達もすぐに出来ました。充実した毎日を過ごすうちに、あきらめかけていた海外大学にチャレンジする気持ちを取り戻しました。

     

  • 学生部: カナダのセントメリーズ大学に進学が決まりました。おめでとうございます。
  • KNさん カナダは僕の生まれた国、2年前一人で見学に行き海外で進学するならここだと決めてました。ポーランドから帰国する時は海外の大学進学は無理だとあきらめていました。でもなぜかずっと頭に残っていて、海外に対してネガティブなイメージを持ったままはいやだった、リベンジしてやろうと思いました。
  • 学生部: 帰国子女財団の紹介で入学されましたね。
  • KNさん はい、高校2年1学期に父の仕事でポーランドに引っ越し、現地のインターナショナルスクールに入学しました。 高校1年生の時に交換留学で3週間だけボストンに行った経験があり、それがすごく楽しかったので行くときは期待感しかなかったです。でも言葉と生活習慣の違いに戸惑い、期待とは裏腹に自分らしく過ごせない日々が続きました。 なんとかIB1が終わりました、勉強にもついていけてない自分がいました。愕然としました。そんな時、ふさぎ込んでいる僕を見かねて両親が財団法人帰国子女振興に相談し紹介してもらったのがインターハイスクールでした。
  • 学生部: 入学してみてどうでしたか?
  • KNさん 最初は正直「よくわからない学校だな」(笑)。 でもポーランドにいたら卒業できないのはわかってましたし、やるしかないなって感じでした。帰国して学校に通い始めたら、ポーランドに行く前の感覚が戻ってきました。友達も出来たし、学校帰りに遊びに行ったり。 オルカフェスタでは住んでいたポーランドについてプレゼンをしたのもいい思い出です。
  • 学生部: どのような学習をしましたか?
  • KNさん アメリカ史は映画とアメリカ史の関係について学習しました。 あとは平日の昼間に博物館等に行けたのがよかったですね、フィールドトリップも楽しみだった。 でも、科学が苦手で、どう目標をたてればいいのかわからず、嫌いな教科への向き合い方を見つけるのが大変でした。すでにカナダの大学に行きたいという希望はあったので、少しでも英語の要素を入れたい、 そのために理科のレベルを自分が理解していた中3くらいレベルから学習しました。 ネットにある無料の動画学習サイト、カーンアカデミーで科学を英語で受講していました。
  • 学生部: インターハイスクールに入学したいと考えている方にメッセージをお願いします。
  • KNさん インターハイスクールは自分で考えて、自分で行動することを求められる場所、 でも大学ってそんなとこだと思うんです、ここでは先取り学習できてよかったなって感じてます。

在学中に日本語も上達!海外の大学に進学しました  卒業生 ジュリさん

  • ジュリさんは米国ロサンジェルスの生まれです。家庭の事情で11年生(高2)の途中で帰国しました。高校卒業に必要な残りの単位を東京インターハイスクールで履修して1年3ヵ月で卒業することができました。お母さんは日本語で話しかけますが、ジュリさんは英語で返事をする英語ネイティブの生徒です。

     

  • 学生部: ジュリさんは当校在校中に日本語が上達しましたね。
  • ジュリさん 数学、日本語、時事問題クラスに参加しました。日本語クラスではたくさん漢字の勉強をして日本語が上達しました。学習コーチに親身にサポートしてもらいました。日本に来た直後は友達がいなくて寂しかったです。でも学校で似たようなバックグランドを持った生徒がたくさんいたので、みんなで仲良く楽しい学校生活を送りました。
  • 学生部: 普通の学校とは学習方法が違いましたが、どのようにして慣れていきましたか?
  • ジュリさん 前の学校で与えられた課題を解く受け身の勉強をしてきた私にとって、はじめは自立した学習は大変でした。友人たちとカフェや図書館で一緒に勉強することで徐々に自分のペースを作って行きました。自立した学習体験を通して、自分のスケジュールを管理することや甘えずに自分を律することの重要なことに気づきました。
  • 学生部: ジュリさんの進路はもう決まりましたか?
  • ジュリさん 9月にロサンジェルスのMission Community Collegeに進学します。日本が好きなので、それまでは日本にいる予定です。
  • 学生部: 最後に東京インターハイスクールに入学を検討している方々にメッセージをお願いします。
  • ジュリさん 自分の中で何か新しいことをしたいと思ったら是非この学校で挑戦してください。どんな学び方が自分に合っているのか、どんなことを学びたいのか、真剣に考えて実践する高校生活を過ごせます。友達や学校からたくさんサポートがあるので安心です。
  • 学生部: 卒業したらさみしくなります。またぜひ遊びに来てください。ありがとうございました。

現在はアメリカの大学で特別支援教育について勉強中! 卒業生 Sさん

  • 東京インターハイスクール創業時に入学・卒業したSさんを紹介します。アメリカの大学の夏休みの一時帰国時に学校に遊びに来てくれました。

     

  • 学生部: 洗練された女性が受付にいたのでSさんと知った時は驚きました。12年ぶりの再会ですね。現在は何をされているのですか?
  • Sさん ミネソタ州のSt.Cloud州立大学で特別支援教育を専攻しています。来年で4年目で卒業する予定です。学校でも管理者を目指しているので一度社会経験を3年以上してから大学院に戻るつもりです。
  • 学生部: Sさんはインターハイスクールに入学時はドックトレーナーを目指していましたね。どのような経緯で入学されたかお聞かせください。
  • Sさん 北海道札幌の出身ですが幼いころから自分の意見をはっきり言ってしまうなど窮屈さを感じていました。地元の道立高校に進学したものの、先生に質問したところ「今はその答えをする必要がない」と言われて勉強に興味がなくなってしまいました。日本の社会はover achiever(出すぎた杭)の存在を認めづらい雰囲気があると感じています。
    悩んでいた時期にたまたまTVを母親と見ていたところ、株式会社立の学校第一号として紹介されていた当時アットマークインターハイスクール(現東京インターハイスクール)を知りテレビ局に問い合わせました。
  • 学生部: 高1の途中で編入して2年で卒業しました。インターハイスクールでの学習はいかがでしたか?
  • Sさん 自分で選んでカリキュラムを考えて勉強したから、だと思いますが12年経った今でも学習内容を鮮明に覚えています。例えば科学の実験で「かまくら」のなかは本当に温かいかを検証しました。風の吹いた日にはより効果的だったことを覚えています。アメリカの歴史では移民や人種差別について、マーティンルーサーキングについてリサーチをしました。ドックトレーナーを目指していたのでそれらも実務学や体育、自由選択の単位にしました。
  • 学生部: 卒業後はどうされていたのですか?
  • Sさん 動物看護士の助手をしました。有名な山梨の先生を見つけてアルバイトをしてみたり医療事務などの資格も取り、何を将来に行うかじっくりと考えました。さまよっていた時代だと思います。就職をしてみて上下関係など、やはり日本が合わないと思いアメリカの大学に進学することにしました。
  • 学生部: アメリカの大学はいかがですか?
  • Sさん ミネソタ州の大学に姉が留学していたので学費が安いことを家族は知っていました。特別支援教育かドックトレーナーを専門にするか迷いましたが、学費とトフル点数などで現在の大学に進むことにしました。
  • 学生部: 現在はSt.Cloud State UniversityのAmbassadorとして日本の高校に啓蒙活動もしているのですね。最後にインターハイスクールの在校生や検討者に一言をお願いします。
  • Sさん 岐路に立った時にアドバイスをしてくれる人に恵まれました。特別支援教育はアメリカは日本より30年進んでいると言われています。その話を聞いたときにアメリカに行くことを決心しました。みなさんも迷った時にはその道のプロに話を聞くなど積極的に自分人生を切り開いてください。
  • 学生部: 今後またインターハイスクールで特別支援教育についての講演や在校生の進路サポートなどお手伝いいただけるとのこと、心強いです。今日はありがとうございました。

卒業によせて  卒業生 K.H君

  • 海外への引越しをきっかけに、東京インターハイスクールには1年半在籍しました。その間学校からはその決定と、それからの生活をする上で大きくサポートを受けました。引越し先である台湾に日本人高校がなかった事でこちらへの入学を考えたという経緯です が、結果的に普通よりずっと学習を充実させることが出来、海外生活も楽しめたように思います。

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  • 学習の内容を自分で決めることでどんな学習が必要なのか、興味のある内容はど うすれば学べるかという事を改めて考えて意欲的にとりくめたこと、登校時間や決まった スケジュールに縛られることが無くなったことからです。そのため苦手だった英語の基礎 や、日本では暇がなくて出来なかった統計、生物学などを学ぶ機会が得られました。

    また、それらの学習、豊富な時間のお陰もあって、それからの進路も良く見えるようになり、住む国が変わったことで日本で学ぶ長所、各国で学ぶ長所、それぞれ捕らえやすくな りました。現在は一般より早めに卒業資格を得ることが出来たことで語学用の大学へ入学 でき、さまざまな国からきた学生と交流しながらとても面白い環境で過ごしています。

    長くなりましたが、ここまで様々な面をサポートしてもらい、適切なシステムを提供していただく事ができて本当に入学してよかったと感じています。改めてありがとうございました。

インターの出会いで得た「自分から行動する」姿勢 ANさん

  • 卒業生のANさんにインタビューをしました。在籍中は、たくさんのインター生との素敵な出会いを果たしたというANさん。他生徒の存在が背中を押してくれた瞬間がたくさんあったそうです。

     

  • 学生部: ご卒業おめでとうございます。今はどんな毎日を過ごしていますか?
  • ANさん: コロナが落ち着いたらオーストラリアへの留学を計画していますが、今は、ポルトガルスイーツのお店でアルバイトをしています。実はこのバイト先は、インターのポルトガル語クラスを担当していたコーチに紹介してもらったバイト先です。今はポルトガル語のレシピを読んで調理したりもしています。
  • 学生部: インターで学習を始めたポルトガル語が、今はレシピも読めるまでに上達したなんてすごいですね! Aさんは、インターではポルトガル語などのクラス参加はもちろん、他にもいろいろなことに挑戦していましたよね。
  • ANさん: はい。インターで学んだことの一つが「自分から行動する」ということで、いろいろなことに挑戦しました。 これは周りのインター生との出会いを通じて身に付いた姿勢です。私は映画が好きで、もともと何となく、将来は映像制作に関わる仕事に就きたいと思っていました。その夢がより現実的な目標になったと実感できるのは、インターでの様々な経験があったからです。たとえばポルトガル語クラスではブラジルの大使館に訪問した際の動画を作成して学習成果発表会で披露したり、インター生数名でミュージックビデオや学校紹介動画を作成したりもしました。 動画作成では、大詰めではプロジェクトメンバーと72時間も一緒に過ごして、皆が本気でプロジェクトにかかわっていたからこその本気の意見の衝突もありましたが、そんなメンバーとだからこそ完成できたプロジェクトだったと思います。
  • 学生部: 日々自分のPBL(project Based Learning)を実践して、プロジェクトに関わる全ての活動が卒業単位になるインターならではの経験ですね。今も一生に活動をしたインターの同窓生たちとはよく話しますか?
  • ANさん: はい、ほぼ毎日連絡を取り合っています!先に卒業生してすでに大学生になっている子や、今年から海外で進学する子などもいて、これから将来お互いの居場所は離れてしまいますが、それこそ、海外のいろいろなところに自分の家ができるような感覚で、会いに行ける場所が増えるのが楽しみです。
  • 学生部:学生部:これから新たに挑戦してみたいことはありますか?
  • ANさん: 映像制作にかかわる一通りの経験をしてみたいと思っています。脚本やマーケティング、アクティングに加えて、編集技術をさらに磨きたいです。アメリカのハリウッドにも憧れがあり、ゆくゆくは生まれ故郷のマレーシアのペナン島で映像制作会社を作りたいという夢もあります! まずはコロナが明けて、海外渡航ができるようになる日が来るのが待ち遠しいです。
  • とても素敵な目標ですね!本日はありがとうございました。これからも応援しています!
  • ANさんの実際の学習科目

自分の学習を自分で決めて管理することは怖いことではない Nさん

  • カナダの全寮制バレエ学校から帰国し、入学したNさんのインタビューです。入学を検討する方々へのメッセージ動画は第2言語である日本語でチャレンジしてくれました!

     

  • 学生部: 東京インターハイスクールへ入学した経緯を教えてください。
  • Nさん 私は東京インターハイスクールへ入る前の2年半はカナダでプロの全寮制バレエ学校に通っていましたが、バレエでのキャリアは現実的でないと区切りをつけその学校を離れました。そして自律的な学びの助けとなる環境を求めて、伝統的なスタイルの学校ではなく東京インターハイスクールを選びました。 バレエのみ集中をしていた頃は私の世界は狭められていました。この学校では私の興味を多彩にし、私の追い求めたいものが何なのかを見つけるためのサポートをしてもらえると確信しています。
  • 学生部: 一番やりがいのあった学習や熱心に取り組んだ学習は何ですか?
  • Nさん まだ学習し終えてはいないのですが、今一番興味をもって学んでいるトピックは、環境持続可能性とそれに交絡する政治、経済、社会的な問題についてです。
  • 学生部: コーチとの面談はどうですか?
  • Nさん コーチとの面談はとても有意義です。学んだことを反復することができますし、第2言語である日本語でアイデアを構築する練習にもなります。もし環境持続可能性についての自分の知識を私が今いる環境へ適用したいとすると、英語と日本語両方でアウトプットする必要です。言葉を教えてくれるだけではなく、私のアイデアを別の言語、文化的文脈にフィットするよう一緒に再形成してくれる人がいることは大変ためになります。
  • 学生部: 東京インターハイスクールで達成することや経験は、将来にどんな影響を与えそうですか。
  • Nさん インターハイスクールは、一般的な学校よりもさらに深く学ぶために完璧な環境だと思います。柔軟性のある時間の使い方やユニークな単位システムは実用的なスキル使ってみる機会を与えてくれます。きっと先へ進んだら、そのスキルを数年間大学へ使うのか、または別の道への準備に使いたいのかを決めることができます。優先したいものは何なのか、それに従って時間をどう使いたいのか、見つけだすものは本当に生徒によってそれぞれなのです。
  • 学生部: 他の在校生や入学を考えている人へメッセージをお願いします
  • Nさん もし自分で学習を管理するということを心配しているとしたら、怖がる必要はないと思います。一度に大きな目標を掲げる必要はありません。学習が進むようにコーチ達がいますし、様々な活動が単位の取得のための学習として認められます。設定したゴールに沿っている限り、どんなに小さな一歩でも知識や体験を積み重ねていくことができます。必然的に自分が何に価値を置いているのか見つかりますし、学校は生徒が追求したい事柄をより高いレベルへと推し進めるサポートを提供してくれます。

カナダ・アルバータ州から日本に帰国し奨学生を獲得 Sさん

  • カナダ・アルバータ州から日本に帰国し、都内インターナショナルスクールを経て2022年春に奨学生としてイ ンターに入学したSWさんに、入学後3か月目のお気持ちや今後の抱負についてお聞きしました。インタビューでは、英語と日本語の両方で応えてくださいました。

     

  • 学生部: 4年前にカナダから日本に帰国することになった時はどんなお気持ちでしたか?
  • Sさん 母が日本人なので、日本語の日常会話はできたので不安はなかったですが、カナダの友達と離れ離れになってしまうことはさみしかったです。あとは日本に住んでみて、日本の夏がカナダより蒸し暑いこと、日本の冬がカナダより暖かいことを実感しました。少し線路が凍っただけで電車が止まって学校に行けなくなった時は驚きました(笑)カナダで住んでいたアルバータ州の冬は-20℃になることもあったのですが、それでも学校に行けなくなることはなかったからです。
  • 学生部: それはカルチャーショックでしたね!Sさんはインターに入学する前は別のインターナショナルスクールに通われていたのですよね。インターの学校説明会に参加した時はどんな印象を持ちましたか?
  • Sさん インターには授業もなく、自分をmonitorする先生もいないので、生徒自身のセルフコントロールが必要とされる環境だと思いました。だからこそその分、学習以外でもイニシアティブをとる力が身につくだろうという確信もありました。
  • 学生部: 学習の計画から自身で組み立てるインターの学校環境では苦戦することもあると思いますが、担当コーチのサポートの元少しずつ自信がついてくると思います。Sさんのように目標を持ち取り組む生徒が多いのは学校として大変嬉しいことです。現在はどんな学習に取り組んでいますか?
  • Sさん Mathの復習や日本語のWriting, Readingをはじめ複数のコントラクトに取り組んでいます。一般の学校とは違って毎日早起きする必要はありませんが、毎日9時に起きて学習リズムを保つ工夫をしています。気が付くと6時間くらい集中しているときもあり、平均だと一日4-6時間くらいは学習できています。
  • 学生部: ご自身に合った学習のペースがつかめているのですね。今回奨学生に選ばれたきっかけになった英語のNovel Writingにも引き続き取り組んでいますか?
  • Sさん Novel Writingは自分を表現する手段の一つで、予め計画を立てるというより、気持ちが向いた時に取り組んでいます。4年生くらいの時から取り組んでいますが、同じくらい読むことも好きで、今回提出したNovel Writingもよく読むScience Fictionのものにしました。英語の小説だけではなく、今自宅には箱いっぱいの日本語の小説もあります。まだ日本語で読むことは難しいですが、少しずつ挑戦してみたいと思っています。
  • 学生部: ぜひ挑戦してみてください。インターにおいては日本語の学習にもなる素敵なアイディアですね。担当の学習コーチはSWさんにとってどんな存在ですか?
  • Sさん カナダの学校にいたときのイメージで考えると、Subject teacherではなくHomeroom teacherのような存在かもしれません。直接教科を教わる相手ではないですが、自分の学習状況をすべて把握し、アドバイスをしてくれます。面談では、学習の進捗と次週の目標を話し合える有意義な時間となっています。
  • 学生部: コーチやコーチとの面談が、Sさんにとって心強い味方になっているのですね。お話を通してSさんのインターでの学習を主体的に進める意欲を感じました。目標とするイニシアティブ力も学習の経過とともに高まることと思います。これからもコーチのサポートを糧に、充実した学校生活を送ってください。応援しています!

現地校の単位を振り替えて7ヶ月で卒業!海外の大学へ進学希望! 卒業生 Mさん

  • 東京インターハイスクールに編入して7カ月で無事卒業を果たしたアメリカからの帰国生、Mさんにお話を 伺いました。Mさんはオーストラリアで生まれました。その後、東京、名古屋、北海道、と親の転勤で各地に住んだ後にアメリカのNYに行きました。高校の2年間を過ごしましたが帰任が突然決まり東京に一緒に家族で戻ってくることになりました。

     

  • 学生部: 小さい頃から各地を転々としていたようですね。どの土地が一番思い出深いですか?
  • Mさん 北海道とNYにはもう一度住みたいと思っています。自然の広大さや人のフレンドリーな様子に魅了されました
  • 学生部: アメリカの高校生活2年間はいかがでしたか?
  • Mさん 施設が素晴らしく、ESLではブラジル人、メキシコ人などのお友達がいました。またカフェテリアの利用も便利で楽しかったです。先生たちもとても親切でした。
  • 学生部: 12年生を終える前に帰国になってしまったのですね。 Mさん 日本の高校だと高2からやり直すことになることが分かりました。そこでアメリカの2年間の単位をすべて認めてくれる東京インターハイスクールに入ることにしました。
  • Mさん 現地校とのダブルスクールで半年で卒業を目指しましたね。
  • 学生部: 現地校は勉強量が多かったのでダブルスクールが難しく、実質帰国してから集中して残りの3単位の学習をしました。現地校とのダブルスクールで半年で卒業を目指しましたね。
  • Mさん 現地校は勉強量が多かったのでダブルスクールが難しく、実質帰国してから集中して残りの3単位の学習をしました。
  • 学生部: 卒業を終えた今の感想はありますか?
  • Mさん 自分のペースで学習内容も進度も決めることが出来ます。定期的に継続的に学習をする習慣が最後にようやく身につきました。いい意味でも悪い意味でも自分で卒業までのペースをコントロールすることができます。
  • 学生部: 最後に卒業後の予定を教えてください。
  • Mさん 海外の大学に進みたいと思っています。手に職をつけたいこともあり、hospitalityを学べる学部を探しています。
  • 学生部: コミュニケーション力の高いMくんにはぴったりな分野だと思います。今日はありがとうございました。自分に合った進路が見つかることを応援しています。

母国語がタイ語と英語M.H.さんのケース

  • M.H.さんは、日本人のお父様とタイ人のお母様を持つハーフです。生まれ育ったのはタイですが、その後アメリカに移り住み高校に進学、その後日本に移住してから今年再度タイに帰国した超国際的なグローバル高校生です。そんな彼女のライフスタイルにインターハイスクールの学習プログラムは最適でした。

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  • お父様が柔軟な考え方の持ち主で、初めて娘さんとインターハイスクールに来校した時のお父様の言葉が忘れられません。「こんな国際的な高校教育システムが日本にあるなんて、私がもう一度入学したいくらいです!」と感心していました。

    日本在住中、英語とタイ語が母国語で日本語が苦手なM.H.さんはお父様と日本語の学習をしました。自立した考えと行動力を持っているM.H.さんは、早いペースで着々と学習を進めて、予定通り今秋の卒業できる様子です。ファッションが大好きなM.H.さんは大学に進学して、米国、日本、アジアのファッションビジネスを勉強したいと考えています。

    M.H.さんの学習履歴

    ・日本史:ファッションで見る日本史

    ・自由選択:日本語でブログを書く日本語学習

    ・科学:正しいダイエットを導く栄養学

    ・数学:SATで学ぶ数学

    ・英語:SATとTOEFLで学ぶ英語

留学志望のバイリンガル生:N.I.さんのケース

  • アメリカ人の父を持つハーフのN.I.さんは、14歳までを東京のインターナショナルスクールに通学、その後1年間アメリカミシガン州の現地高校へ留学(9年生)しました。帰国後、日本語と英語で学習ができるインターハイスクールに入学しました。自分の意見をしっかり持っているN.I.さんは、オープンクラスに参加して積極的に自分の考えを発表しています。日本語の会話は全く問題がありませんが、読み書きの力を高めるために漢字検定試験の勉強をしています。得意な英語はライティング能力を向上させたいので、たくさん読書感想文を書いています。将来はアメリカの大学へ留学したいと考えています。

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  • N.I.さんの主な学習履歴

    読書と音楽が好きなN.I.さんは、洋書をたくさん読んでエッセイ(感想文)にまとめています。

    また好きなギターの練習を音学の単位にしています。

    お母さんと一緒にジョギングをして体育、学校のワークショップやオープンクラスに参加して健康科学や米国史の学習をしています。

    日本語は主に漢字を学習しています。

    N.I.さんの主な履修科目

    A)英語:様々な洋書を読んで英語力を高める。

    B)科学:教科書と問題集で学習する。

    C)体育:ヨガとジョギング。

    D)芸術:好きなギターで音楽の単位を履修する。

    E)自由選択科目:漢字検定試験の勉強。

アメリカで生まれ育った生徒:K.M.さんのケース

  • アメリカで生まれ育ち、日本帰国を契機にニュージャジー州の現地高校から東京インターハイスクールに転校しました。大好きなキャラクターデザインやCG(コンピューターグラフィックス)に集中して学習できる学校なので入学しました。またインターハイスクールでは、日本語と英語のどちらでも学習できるので先生との会話は日本語、レポートの提出やメールは英語です。K.M.さんはインターハイスクールのアニメクラブ(部活)を創立して、ソーシャルメディアディレクター(部長)として活躍しています。 Facebook や Twitterを活用して世界中の日本アニメ・マンガのファンと交流しています。

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  • K.M.さんの主な学習履歴

    数学、英語、デザインを学科として履修しています。普通の学校は授業がどんどん進みますがインターハイスクールでは、自分が納得するまで学習することができます。

    その分、理解して実践できた時の達成感は大きいです。両親が日本人なので日本語の会話は問題ありませんが、読み書きが苦手です。

    学校科目として日本語能力検定試験の勉強をしています。

    そして将来進みたい分野のCGデザインも学校科目として単位履修できるので充実した高校生活です。

    K.M.さんの主な履修科目

    A) 数学:米国の数学教科書を学習します。

    B) 英語:読書と映画で英語力の向上を目指します。

    C) 芸術:デザインとグラフィックを芸術の単位にします。

    D) フォトショップとイラストレーターの習得を単位にします。

    E) 日本語を勉強して単位にします。(日本語能力検定試験)

南米ペルーからの帰国生:M.S.さんのケース

  • M.S.さんは、ペルー人の母親と日本人の父親を持つラテン系ハーフの生徒です。中学1年まで日本の学校で学んだ後ペルーに留学しました。そして高校3年の春に帰国してインターハイスクールに編入しました。ペルー現地校のスペイン語の授業は大変苦労しました。その苦労を乗り越えたことが自信につながっています。

    2007年のペルー地震を現地で体験したことが志望動機で、現在日本の大学の建築学科に進学する準備をしています。ペルーでは過去に大きな地震が何度も起こったにもかかわらず、建築物の低い耐震性が被害を大きくしています。地震対策先進国の日本の建築技術を学んだ後、低コストの耐震住宅をペルーで普及させたいと思っています。 日本人の父親がJAICA(国際協力機構)の職員として途上国の農業技術の支援をしているのを見て、母親の祖国ペルーの人々に安全な住宅を普及させたいと思いました。

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  • M.S.さんの主な学習履歴

    ペルーの教育制度は日本と違い高校を2年で卒業して大学に進みます。

    日本の大学受験には高校3年を履修する必要があるのと、将来米国の大学へ留学することも検討しているので、インターハイスクールに入学しました。

    現在、日本の大学の帰国子 女枠/AO入試の準備をしています。

海外での就職を実現しました!  卒業生 Kさん

  • Kさんは、インターハイスクールが国際色豊かな学校にリモデルした2009年4月の入学第1号生です。私立高校2年生を終えて編入し、1年で卒業しました。その後上智大学の短大で小学校英語教師の資格を取得しました。卒業して4年経って就職が決まった報告をしに来校してくれました。

     

  • 学生部: Kさんはインターハイスクール在校中もダンスにいそしんだり、自分のペースで数学を学び直したりととても活発な生徒でした。
  • Kさん あのまま私立高校に行っていたら今の自分は無かったと思います。自分の好きなペースと方法で学習をして卒業をしたから自信をもって大学進学と就職をすることができました。
  • 学生部: Kさんにとって学習コーチとはどのような存在でしたか?
  • Kさん 時には厳しく指導をされましたが公私ともに相談に乗ってもらった頼りがいのある存在でした。学習の進め方などが分からなかったときにアドバイスを的確にしてもらえたのも助かりました。
  • 学生部: 確かに、時間を中々守れなかったことは卒業してからもたびたび注意したね(笑) それでもKさんはめげることなく、アドバイスを真摯に受けてくれたからここまでのびたのだと思います。 ところでこのたびは就職が決まりました。その背景を教えてください。
  • Kさん 実は短大から上智大学へ編入することを考えていました。短大を卒業してから、通訳の仕事を度々受けていました。海外に同行して会社の登記や金融と不動産関係のお手伝いをしていたところ、現在の社長さんに入社しないかと声をかけられました。大学は勉強と出会いを求める場所です。勉強は仕事をしながらオンラインでも十分できる思い社会で出会ったご縁を大切にしようと決めました。
  • 学生部: Kさんは親戚の事業で以前から不動産業のお手伝いをしたり、子供に英語を教えたり、通訳をしていましたね。その真面目な態度が評価された形なのですね。どのような仕事をするのでしょうか?
  • Kさん アジアに支店を開設するお手伝いにいきます。アジアに最低2年は駐在します。現地では高級和食店を営みつつ、コネクションづくりや不動産相場のリサーチをしていきます。日本酒を仕入れるのも自分の好みで選べるので、毎日が楽しくて仕方ありません。
  • 学生部: 駐在前にぜひ、毎年行っていた公立小学校の英語ボランティア活動のお手伝いに来てください。
  • Kさん 恩返しだと思って絶対に参加します。
  • 学生部: 最後に入学検討者のみなさんや在校生に対してコメントをお願いします。
  • Kさん 自分の目標がある人もない人も学習コーチが丁寧に寄り添ってくれるので安心して入学ができます。卒業してからも気軽に遊びに来ることができる、まるで故郷のような存在の学校です。ぜひ入学して自分なりの学び方を発見してください。
  • 学生部: 今日は会えて本当に良かったです。ありがとうございます。

将来の夢はMovie Director!peacefulなクラスで友達作りも学習もがんばりました! 卒業生 Yさん

  • Yさんはアメリカ生まれのアメリカ育ちです。家庭の事情で15歳の時に長年住んでいたアメリカを離れ日本に帰国しました。日本の高校に入ることも検討しましたが日本語の読み書きが難しいため、東京インターハイスクールを紹介されて入学をしました。

     

  • 学生部: Yくんは入学当時、電車に乗って学校に来るのも大変でしたね。
  • Yさん 駅の表示を読むことが出来ませんでした。今では日本語のできない新入生に付き添って一緒に学校に来たりするまでに日本語が上達しました。漢字はまだまだ勉強したいです。
  • 学生部: アメリカの現地校から突然アットホームなインターハイスクールに編入しました。入学当時はいかがでしたか?
  • Yさん インターハイスクールはpeacefulで友達が作りやすかったです。ただ新しい学習方法だったので何を勉強すればよいかわかりませんでしたがクラスになるべく参加するようにして学習を進めていきました。
  • 学生部: Yくんは当時私が運営した日本語クラスにも参加して、見事日本語能力検定の3級まで合格しました。
  • Yさん 家ではゲームや動画作りばかりしていた時期もありましたが、学習コーチに期限や目標などの確認をしてもらい、自覚が出てきました。無事にアメリカ時代の同級生と同時期に卒業することが出来ました。卒業をしたいと思うようになってクラスと自習の時間が増えました。
  • 学生部: ここ1年の成長は目覚ましかったです。卒業後の進路は決まっていますか?
  • Yさん 行きたい大学があります。その大学の進学準備をし始めます。また将来はMovie Directorや3DCG Creatorの道に進みたいと思います。
  • 学生部: 卒業後も遊びに来てくださいね。今日はありがとうございました。

内気で苦手だったプレゼンにも自信がつき、将来はジャーナリストを目指します卒業生 Kさん

  • Kさんは小学校年代に4年間イギリスで過ごした帰国子女です。中学校の途中からカナダに6か月短期留学して帰国、その後東京インターハイスクールに入学しました。

     

  • 学生部: 2年間でワシントン州の高校を卒業するのに必要な21単位を履修した頑張り屋さんです。東京インターハイスクールに入学したきっかけを教えてください。
  • Kさん カナダ留学から帰国後に日本の通信制高校と東京インターハイスクールの両方を検討しました。学校説明や先生の話を聞いて「この学校だ!」と直感でピンときました。特に自分の頑張り次第で3年待たずに早く卒業ができることは魅力的でした。
  • 学生部: 在学中の2年間で印象に残ったクラスや学習はどんなことですか?
  • Kさん ともと人前に出るのがとても苦手でした。アメリカ人先生のMr.MacとMr.Lewisの英語スピーチクラスでプレゼンテーション力を鍛えてもらったおかげで、卒業式で英語スピーチが出来るくらい自信をつけました。始めは書いたテキストを読み上げていましたが、しばらくすると書いたテキストを見ずにスピーチすることが出来るようになりました。また苦手だった数学や科学は、中学レベルの復習から始めて基礎をしっかりと学びなおしたので好きになりました。
  • 学生部: 卒業後の進路は決まっていますか?
  • Kさん イギリスに住む姉のところに暫く行きます。当面は英語の勉強に集中して、来年には英国の大学に進学してジャーナリズムを専攻したいと思っています。SATのスコアーが1800点あれば大学の基礎コースではなく本科に入学出来るので頑張ります。
  • 学生部: 最後に入学検討者のみなさんにアドバイズをお願いします。
  • Kさん 私は内気なので入学して3カ月目に開催された学校のサマーパーティーで、ようやく他生徒たちと交流できるようになりました。先生たちがいつも全面的にサポートしてくれるので安心でした。また体調が良くない時など自分のライフスタイルに合わせて学習できる学校です。そして自分が決めたペースで学習を進めることができるので、すごくメリハリのある充実した高校生活を送れました。
  • 学生部: ありがとうございました。

心理学を英語で学びたい!海外大学の日本キャンパスに進学 卒業生YSさん

  • YSさんは幼稚園から家庭の方針でインターナショナルスクールに通っていました。小学校で事情があり、日本の私立小学校に進学。その後、英語の環境を求めて中学校から再度インターナショナルスクールに進学しました。小学校ですっかり日本語に慣れていたAさんは英語力の向上や教科の指導を求めていましたがなかなか叶わない環境でした。東京インターハイスクールでは得意分野を伸ばすコーチングを受け、短期間で大学進学を果たしました。その秘訣を聞きました。写真:スキーインストラクター資格取得を目指しP.E.の学習としました

     

  • 学生部: インターナショナルスクールから東京インターハイスクールに編入してから一年あまりで卒業。第一希望のテンプル大学の心理学部に進学が決まりました。インターハイスクールに決めた経緯を教えてください。
  • YSさん 日本の小学校から編入したインターナショナルスクールは人数が少なく友人ができづらく、進路の相談ができるような環境ではありませんでした。自主性を重んじるということでしたが、先生も教科指導が分からずに「インターネットで調べてください」と言われることが多く、放っておかれている感じがしていました。
  • 学生部: インターハイスクールも自立学習者育成が理念なので、教科指導はしていません。違いはどんな点ですか?
  • YSさん 学習コーチが大学進学の相談に乗ってくれる環境があること、また放任ではなくて、見守ってくれているスタンスが違います。週1回の学習コーチとの面談で進み具合やモチベーションの上がる声かけなどもしてもらい、やる気が出ました。特に始めの2ヶ月はサボりがちでしたがコーチから「できると信じているけれど、心配だからちゃんとやろう」と言われた一言でがんばろうと言う気になりました。
  • 学生部: インターハイスクールではどのような学習をしていましたか?
  • YSさん 自分のやりたい分野、興味を持っていることを単位につなげることができました。例えば、幼少時から取り組んでいたスキーを最大限に体育の単位にしてもらえたことがうれしかったです。また大学準備の単位では心理学の基礎学習を学びました。
  • 学生部: 友人はできましたか?
  • YSさん 毎日学校に通い自習室で勉強をしていたのですが、学校に来たほかの生徒たちと話すようになり、遊んだり悩みを共有できる同年代の友人ができました。
  • 学生部:  大学進学を意識し始めたのはいつですか?
  • YSさん たまたま行ったテンプル大学のオープンキャンパスで英語で心理学を学べることを知りました。進学のタイミングで卒業期限が早まったので学習報告など苦手なこともがんありました。
  • 学生部:  毎日のように学校に来て勉強に励んでいましたね。その姿は立派でした。これからインターハイスクールを目指す検討者の皆さんに一言をお願いします。
  • YSさん 学校や先生が苦手だとか嫌いだと思う人も、インターハイスクールの学習コーチなら親身になってくれるので仲良くなれるとおもいます。大学進学を考えている人も、ケース例などが豊富なインターハイスクールでは準備ができます。わたしは英語で進学を考えていて、日本の塾には行かなくても大学進学ができました。感謝しています。
  • 学生部:  これから大学は英語で学ぶ毎日。将来の夢に向かってまずは第一歩ですが心から応援しています。がんばってください。今日はありがとうございました。

アートを学ぶ為にイギリスの名門美術大学に進学! 卒業生KSさん

  • KSさんはインターナショナルスクールの決まったやり方ではなく、プロジェクトベース(PBL)で自由に学べる学校を求めて東京インターハイスクールに入学しました。卒業後、米国の美術系大学2年目が終わるところで遊びに来てくれました。

     

  • 学生部: 卒業してもう大学も半ばに差し掛かったのですね。卒業後にどんな風に過ごして進路を決めたのか教えてください。
  • KSさん アートの勉強を英国でしたいと思いエージェントを使って第一志望の大学にポートフォリオを提出しました。fine art学部に進学したかったのですがポートフォリオの内容がデザインだったのでデザイン学科の入学許可が来て、急遽Cambridge school of visual and performance artsのファンデーションコースに一年間通うことにしました。英国では4大に入るための準備コースで、大学進学のためのポートフォリオを作る一年間でした。
  • 学生部: ポートフォリオを提出した後、どの大学に進学しましたか?
  • KSさん 英国では大学は3年間です。一年のファンデーションコースを終えた後、Central Saint Martins という大学のでfine artの専攻をすることにしました。今は空間アートといわれているinstallationと3D系や小さい銅像のようなものを作っています。
  • 学生部: 初年度で力を入れた作品はどの作品ですか?
  • KSさん わたしはコカコーラが大好きで飲まない日はありません。コカコーラに限らず「中毒」について調べたものをアートとして表現したいと思いました。 その際にコーラ缶を156本飲み、飲んだ後の様子や意味を等身大の自分の作品を作ってみました。
  • 学生部: 156本も一人で飲んだのですか?
  • KSさん 自分ひとりで飲むとどんな風な効果があるかということまで表現したかったので一人で飲みました。
  • 学生部:  あと2年で卒業ですが今後はどのような計画を立てていますか?
  • KSさん 自分の展示会などを開いて仕事を探して行きたいです。ポートフォリオを載せたHPがあるので多くの人に見てほしいです。 kasst1013.wixsite.com/portfolio
  • 学生部:  インターハイスクールで過ごした時間はKSさんにとってどんなものでしたか?
  • KSさん インターハイスクールは自由でした。自分の好きなことを積み上げてきたので英国でも同じことをできています。高校在学中にアートのポートフォリオ作りなどの進学準備も行うことができました。やっと好きなことに集中できる環境だったのでうれしかったです。
  • 学生部:  英国で一人暮らしをしてアート創作にいそしんでいるKSさん。すっかり自信が付きました。今後の活躍も応援しています。今日は遊びに来てくれてありがとうございました?

大好きな英語とダンスを続けながら韓国の大学へ進学! 卒業生 IOさん

  • IOさんは幼少期より東京のインターナショナルスクールに通っていましたが、進路指導がしっかりとしているインターハイスクールに編入しました。大好きな英語とダンスをしながら米国高校卒業資格を取得し、今回は進路が決まったので報告に来てくれました。

     

  • 学生部: 進学が決まっておめでとうございます。卒業後どんな活動をしていましたか?
  • IOさん 卒業してすぐにLAにダンス留学をしていました。その後、韓国のアイドルが好きだったので、韓国にダンス留学に行きました。 韓国は食べ物や文化が合っていたので真剣に進学を考えるようになりました。
  • 学生部: 大学進学が決まるまでの過程を教えてください。
  • IOさん Konkuk UniversityのKorean language instituteという語学学校で韓国語を2級から5級まで取得しました。
    ダンスチームにその間も所属し、得意な英語でダンスを指導してほしいといわれて国内外でチーム活動やワークショップの講師をしました。その後、韓国語が大学入学レベルに達したのでSogang UNIVERSITYに入学をすることができました。
  • 学生部: 大学ではどんな勉強をする予定ですか?
  • IOさん 9月からすべて韓国語でマスメディアの勉強をします。1学期は奨学金ももらうことができたのでダンスをしながらがんばりたいです。
  • 学生部: インターハイスクールで学習してよかったことはありましたか?
  • IOさん 英語を継続して勉強したことが今につながっています。韓国でも英語ができることは重宝されます。ダンスにしても好きなことを中心に勉強ができたことが良かったです。
  • 学生部:  新しい環境でも頑張って下さい。

フラメンコギターの本場スペインへ留学 卒業生 阿久津 裕菜さん

  • 小4からフラメンコギターインターナショナルスクールで9年生を終えてから、スペインの音楽専門学校に通い始め、その後インターハイスクールに入学した阿久津さん。フラメンコギターの留学と学習を両立し卒業しました、当校ではどのような学びを行ったのでしょうか?

     

  • Q東京インターハイスクールに入学した経緯をおしえてください?
  • 裕菜さん 日本でインターナショナルスクールに通っていました。卒業後はフラメンコギターを本格的に学ぶためにスペインに留学したいと考え、やりたいことができる学校を探していました。学習と留学を両立する為に母がインターネットで東京インターハイスクールを見つけました。
  • Q入学して生活はかわりましたか?
  • 裕菜さん 現地の音楽学校は多国籍、スペイン人は早口だし、覚えたスペイン語をしゃべっても通じなくて困りました。でもフラメンコはそれぞれの曲に歴史がありストーリーにまつわるリズムや踊りがあるので、スペイン語を理解しないと演奏できません。 学習には今やらなくてはいけないスペイン語から組み込むことにして、ギターのレッスン、現地で行っていた料理を学習計画に入れペースを掴んでいきました
  • Q成果物がとてもキレイにまとまっていましたね。
  • 裕菜さん 成果物はイメージ出来ず大変でしたが一時帰国した時にオルカフェスタ(学習成果発表会)に参加し、他の人の成果物を見たり、スペインでは進まなかった学習に取り組みました。 元々好きだったイラスト等を加えたり、参考書・問題集・自分のまとめノートをセットにした成果物を科目ごとに提出しました。
  • Q将来はどのような演奏家になりたいですか?
  • 裕菜さん 他のジャンルのミュージシャンとコラボレーションしたり、日本とスペインの架け橋になるような音楽活動ができるミュージシャンになりたいです。
  • Qこれから入学を考えている方にメッセージをお願いします。
  • 裕菜さん やりたい事に向き合えて集中できる学校です。————スペインはwifiの環境があまりよくなくコーチとの面談も途切れがちだったとか。ただ学習はしっかりこなしていた裕菜さん。年上の演奏家やお友達に囲まれ充実した生活を送っているとのことでした。ありがとうございました。

「インターハイスクールでシッカリ留学の準備ができた」 卒業生 T.S.さん

  • 僕はいま、ボストンにあるバークリー音楽大学に留学中です。ボストンは、松坂や岡島が所属するレッドソックスの本拠地として有名ですが、ハーバード大学やバークリー音楽大学も世界的に知られていて、バークリーには世界各国(僕の知る限りでは45カ国!)から音楽を本格的に学ぼうと大勢の若者が集まってきています。その数ざっと3,900人。4年制の学校なので単純計算だと1学年約1,000人ということになりますが、実際には退学者も含めると毎年1,500~2,000人の生徒が入学していようです。
  •  
  • 僕は4年生の最終学年です。バークリーでは、一般教養も履修科目に含まれている学位と4年間音楽だけを勉強する卒業資格があり、僕は学位プログラムの4年生です。  僕とバークリー音楽大学の接点は小学生のときからです。日本の大学で歴史学を教えていた父がハーバード大学で仕事をすることになり、家族でボストンに移住して大学の家族寮で暮らしていたのですが、寮のとなりがバークリー音楽大学でした。子供心にもバークリーの名は深く心に刻まれました。また中学生になって通った地元のギター教室の先生もバークリー出身、高校から通い始めた都内の音楽教室のギター教師もバークリー出身で、どういうわけかバークリー音楽大学と縁がありました。  中学の文化祭で先輩が、ギターを演奏したその姿がかっこよくて…。「あんな風になりたい!」と思い、すぐにアコーステックギターを買いギター教室に通うようになりました。この文化祭での感動が、僕のギターの原点です。

    ■インターハイスクールのおかげで じっくり留学の準備ができた

    高校は進学校に行きましたが、平日は地元のギター教室、土・日曜日は都内のギター教師の下へと通いながらバンド3つかけ持ちでライブハウス演奏するなど、学校以外で多忙な毎日でした。

    ギターを続けるうち「バークリーに留学したい」と思うようになり、受験一辺倒の高校が嫌で父親が「辞めてもいいぞ」と言ってくれたのを切っ掛けにインターハイスクールインターハイスクールへの編入を考えました。インターハイスクールを訪問して理事長の人柄や、柔軟な学習システムを両親も僕も大変に気に入り入学を決めました。

    インターハイスクールでは前籍校で修得した単位を振り替えます。僕のケースでは、卒業に必要な単位が残り僅か3単位だったので時間と気持ちに余裕ができました。バークリー留学に必要な音楽理論と受験のギター演奏方法などを十分に学習できました。留学準備のための学習と活動はギター教室での練習時間も含めて全て卒業単位になったので効率よく充実した学習ができました。

    「ワシントン州の歴史」という課題は、アメリカ音楽史という切り口で勉強して博学になったし、その他の学習も担任(学習コーチ)が「それでいい」とか「こうしたらどう」など、具体的に個別指導をしてくれました。

    ■バークリー卒業後は ロスで本格的な音楽活動

    インターハイスクール卒業後直ぐにマサチューセッツ州ボストンに渡米、先ず語学学校で英語を更に勉強してから念願のバークリー音楽大学に入学しました。

    今やっている音楽は、日本のロック、アメリカンハードロックのミックスに、バークリーで学んだジャズなどのジャンルをうまくクロスオーバーしたものです。作詞作曲もやります。ギター以外はコンピューターで音をミックスしてデモCDを演奏者に配り、その後仲間と生演奏をします。みんな音楽が大好きですから集まると直ぐに「ジャム!」とすぐに演奏が始まり、仲間と楽しくやっています。

    今年5月に卒業を迎えます。卒業後はLAに拠点を移し本格的な音楽活動に従事するつもりです。LAは音楽活動をするにはベストの環境です。紹介が物を言う業界ですから、バークリーのネットワークを最大限利用してオーディションをバンバン受けるつもりです。

    <担任(学習コーチ)からひと言>

    入学当初から、留学して将来ギターリストとして活躍するという夢を持っていたTSくんです。ギターとその他の学習を両立してインターハイスクールの高卒資格を取得しました。ジミーヘンドリックスをワシントン州史にからめたレポート、ブルースミュージックの歴史など、音楽を中心に米国史を学びました。実務科目の提出物は自身が作曲したCDを制作して、ユニークな学習成果を出せたと思います。プロの世界は厳しいけれどTSくんなら大丈夫です。

    ■専門分野を目指す

    T.S.さんは小さい頃から音楽が大好きで中学の時にギターに夢中になりました。

    高校は進学校へ進みましたが受験勉強と好きな音楽の両立が難しくなり、大学教授の父親のサポートもあってインターハイスクールに編入しました。

    この頃すでにアメリカのバークリー音楽大学へ進むことを目標にしていたようです。

    前籍校の全単位を振り替えたので、編入先のインターハイスクールでは時間と精神的な余裕を持って留学準備のために音楽理論の勉強やギターの練習を思う存分できたようです。

    大好きな音楽を中心に学習して、念願のバークリー音楽大学に進学しました。

    ■担任(学習コーチ)よりのコメント

    入学当初から将来留学して世界レベルのギターリストとして活躍するという夢を持っていたT.S.さんです。 ギターの練習と勉強を両立しながら卒業して志望校に進学しました。

    アメリカ史をジミーヘンドリックスやブルースミュージックから観える音楽を中心に学習しました。 実務科目の成果物は、自身で作曲したアルバムでした。

    T.S.さんの学習履歴

    T.S.さんは高校2年までを日本の普通高校、高3時にインターハイスクールに編入しました。卒業に必要な履修単位が3単位と少なかったため、インターハイスクールでは留学準備のための学習時間を多く取りました。約6ヶ月で米国ワシントン州公認高卒資格を取得し、ボストンの英語学校で勉強してからバークリー音楽大学に進学しました。

    主な単位履修例は

    A)ワシントン州出身の天才ギターリスト・ジミーヘンドリックスを通してワシントン州史を学習、米国北米史単位を履修。

    B)ブルースから見るアメリカ史、米国史単位を履修。

    C)バンド、音楽活動、実務科単位を履修。

「苦しさをプラスに転じ、いまはアートに夢中」 卒業生 E.S.さん

  • ■受験のためだけの勉強が 息苦しく感じられて

    私の父は絵を描くのが趣味で、幼かった私を車に乗せ景色のいい場所に出かけて行っては鉛筆や色鉛筆で風景画を描いていました。だから、私も自然に絵に興味を持ち、小学生のときは絵画教室に通い、美術館によく出かけました。

    私は中学受験で中高一貫校の女子校に進学して、中学の時に旺文社が主催する絵画コンクールで大林組賞を受賞しました。この賞で自分の絵に少し自信がつき、高校では美術部に所属していました。その頃から「美大に行きたい」と考え、美大受験専門の予備校にも通い始めました。

  •  
  • 美大受験のための予備校は、合格するためのテクニックを身につける授業が繰り返さればかり…、自分が描きたいスタイルとはかなりの違いがあり、次第につまらなくまってしまいました。「このまま受験勉強に追われ、予備校では美大合格のための絵を描き続けることがはたして私の将来にとって...?」そんな思いが募って学校をやめました。高校3年生の夏のことです。

    ■インターハイスクールで自分自身と自由を取りもどした

    絵を描くこと以外に、すごく好きなことがあります。それは、英語です。小学校では勉強が嫌いだった私ですが、中学に入って初めて学んだ英語はとても新鮮で、すぐに興味を持ちました。学校に英語を教えにくる外国人の先生の英語教室に出席したりして、英語を勉強するうちに「外国に行ってみたい」と思いようになりました。高1のときに英検2級を取得しました。将来、絵の道に進み、好きな英語も活したいと考えたのもこの頃です。

    高3で高校を辞めたとき、もっと自由に絵を描いて好きな英語が勉強できる高校をと探したら、インターハイスクールにたどり着きました。卒業すれば、アメリカ・ワシントン州の高校卒業資格が得られるのも英語の世界が広がるような予感がしました。

    さっそく編入した私を待ち受けていたのは、優しくて面倒見のいい担任(学習コーチ)と、ユニークな教育方針、そして自分で自由にコントロールできる自分の時間です。私はやっとマイペースの生活を取りもどした思いがしました。また将来に向かって、夢に向かって踏み出していく活力を手にしました。

    インターハイスクールの美術科目は、図書館から借りてきたデッサン本に習った手のデッサン、花を写生したものなど自分の作品を提出できます。実務学科は家庭料理を実習し、レシピと共に試食した人の評価を書いて提出するなど、とっても楽しく取り組むことができました。

    英語は、ビアトリクス・ポター原作の『ピーターラビット』の翻訳に挑戦したり、英語のテストを品川キャンパスで受けたり、結構大変でしたが楽しい思い出です。 また、自宅でやるストレッチや腹筋、ウォーキングや犬の散歩など、きちんと運動時間と内容を記録して生徒ページに報告すれば体育実技の単位として認めてくれるインターハイスクールの履修システムには、あまり運動が得意でない私は助かりました。

    インターハイスクール時代はアルバイトも地域ボランティアも単位科目としてカリキュラムに組み入れていました。不登校の小中生徒が通うフリースクールの地域ボランティアでしたが、自分よりも年下の子どもたちの話し相手をして「なぜ不登校になったのか」悩みを聞いてあげることは、自分自身の成長にも活かせると思いました。このような実体験の社会勉強も学校の実務科目の単位なるインターハイスクールの履修システムを利用したことで、自信をつけ「美術をシッカリ学習しよう」という気持ちを取り戻せました。

    ■美大の卒業制作は写真

    卒業後は横浜美術短期大学に進学しました。私がやりたいと思った「映像メディアデザインコース」があった学校を選びました。自宅の埼玉県の川口から横浜市青葉区の学校への通学は片道2時間かかりましたが、課題の取り組みで毎日時間が飛ぶような速さで過ぎていきました。

    美術短大で学んだデッサン、アニメや3D、WEBデザインやHP制作など、どれも刺激的で好奇心をくすぐるものばかりでした。特に映像の授業は、写真の面白さに魅了させられました。1年生の後半は、炭酸入りナチュラルミネラルウォーター「ペリエ」の広告用写真を撮るという課題が出て、高く評価してもらえたことで写真に対する興味は一気にアップしました。 卒業制作も、撮り溜めた写真をパソコンで加工し自費で製本しました。本のタイトルは『LIGHTS TOKYO』『LIGHTS EXPERIMENT』『LIGHTS COSMICCITY』。

    この3冊を1冊にまとめたものも作り、さらに代表作品をA3に引き延ばしたポートフォリオも制作しました。卒展で本やパネルを展示したら、譲ってほしいという人まで現れて、初の写真集は美術短大における2年間の記念すべき集大成になりました。

    アートへの興味は尽きることがありません。いま私が一番やりたいことは、『ファインディング・ニモ』のような3Dです。大学時代は夏休みに「映画を100本観る」ということにも挑戦し、とにかく数えきれないほどの実写やアニメを鑑賞しました。その経験をもとに、近い将来私はハリウッドに渡って、フィルムスクールで劇場用のアニメを本格的に勉強したいと夢を広げています。

インターは、「いくら失敗しても良い、そこから学びがある」という環境 卒業生 A.S.さん

  • 学生部:現在も音楽と密接にかかわる生活を送っていらっしゃると聞きました。
  • Aさん:はい、現在は作曲を中心に、動画クリエーターの方に楽曲提供をしたり、オリジナル楽曲のアルバムをリリー スしたりしています。
  • 学生部:おめでとうございます!リリースに至るまで、卒業後はどんな活動をされていたのですか?
  • Aさん:自ら売り込みをして、カフェでライブ演奏をしたり、即興BGMを作ったりしたのがきっかけで、ワイナリーを 経営している方とめぐり会いイベントでのライブ演奏の機会を得たり、ビジネスをしている友人とコラボして インスタでの投稿やビデオ製作、サウンドロゴ(企業が印象付けのために利用するサウンド)の製作に携わり ました。そしてその際、私の音源を気に入ってくださったレーベルとのご縁で、アルバムリリースに至りまし た。インター在籍時から行なっていたリモートセッションも継続しています。
  • 学生部:インター在学中は、学習を通じてどのように音楽を深めたのですか?
  • Aさん:数学で音階を論理的に分析したことで、音をより高い解像度で捉えられるようになったり、アメリカ史でアー ティストのバックグラウンドがどのように音楽に反映されているかを分析したことで、自分が作曲するとき音 に想いを乗せる表現方法を学びました。様々なアプローチで音楽を捉えることで、サウンドデザイン※のスキ ルも向上したと思います。 ※どのような音」を「どのくらいの大きさ」で「どのくらいの長さで、など「聴き 手にどう感じて欲しいか」「どうしたら解りやすいか」を音で創造すること。
  • 学生部:インターの学習環境はAさんにとってどのようなメリットがありましたか?
  • Aさん:小さい頃から好きなものがはっきりしていて、決まり切ったスケジュールが合わなかった私にとって、好きなことに思い切り向き合い、学ぶほどに好奇心を高められるインターの環境は最適でした。インターは、「いくら失敗しても良い、そこから学びがある」という環境です。インター生には、ちょっとでも興味関心があるものに向き合い、全身で体験して学習してほしいと思っています。
  • 学生部:素敵なメッセージをありがとうございます。 一同、これからもAさんを応援しています!

米国から来日、在学中にBリーグプロチームデビュー A.Jさん

  • アメリカから帰国、編入し、在米時から続けていたバスケットボールで大きな飛躍を遂げたAJさんが卒業を迎えました。AJさんは現在日本、海外での活躍が有望視される期待の選手です。
    【AJさんの活躍】
    ・日本帰国後、地元のU18アカデミーチーム(プロチーム傘下)に参加。
    ・プロチームのジェネラルマネージャーに見い出され、練習生としてプロチームオフシーズンキャンプに参加、アマチュアコントラクトのオファーも受ける。これまでに計4回のプロ公式試合に出場、数々の最年少記録を樹立。
    ・U18リーグでトップ5の選手に選ばれ、プロチームでの実績と併せた評価により、
     U18日本ナショナルチームのキャンプに選抜される。
    ・所属するU18チームがU18リーグチャンピオンチームに。
    ・NBAグローバルアカデミートライアウトに合格。
    ・第12回 バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ・アジア・キャンプ、U18アジア選手権に出場

  • 学生部: ご卒業おめでとうございます。そしてバスケットボールでの目覚ましいご活躍も、おめでとうございます。この1年間、プロリーグの試合出場など緊張する瞬間を数多く経験されたと思います。
  • AJさん: ありがとうございます。バスケに関しては、U18のチームに参加して以降様々なチャンスに全力で打ち込んできたので、初めてプロの試合に出場したときは緊張よりも「プロの試合でプレーできる!」という嬉しさが勝っていた気がします。
  • 学生部: そういえば、初出場の時の様子を動画で拝見したときも、活き活きとしたAさんの表情がとても印象的でした。AさんはU18の試合もプロチームの試合もどちらも経験されていますね。どんな違いがありますか?
  • AJさん:どちらもバスケであることに変わりはないので、どちらも楽しいです。強いて違いと言えば、プロチームにはやはり身体が大きい選手が多いです。自分と同じ身長(201cm)くらいの選手でも僕より+20kgくらい体重がある選手もいて。僕もトレーニングを重ねて77kgから89kgまで増やしたのですが、やはり最初は身体が当たった時に飛ばされないよう、バランスや柔軟のトレーニングを強化して行う必要がありました。こうした専門的なトレーニングはアメリカでプレイしていたころは行っていなかったのですが、とても重要であることがわかりました。
  • 学生部:きっと今後も活躍するために必要なトレーニングなのですね。バスケで忙しくなるにつれ、インターの学習との両立が大変になりませんでしたか?
  • AJさん:大変でしたが、勉強の楽しさを知ることもできました。Fine Artで取り組んだビデオエッセイもその一つです。もともとあまり勉強は好きではなかったのですが、好きなアーティストグループについて動画を制作する学習を始めたら楽しくて、NBAのトライアウトでオーストラリアに滞在していた期間も図書館のPCで制作していました。気に入った作品は今でもよく観ています。
  • 学生部: 練習の合間に図書館に通いながら、学習を両立していたのですね!バスケットでもインターの学習でも、共通するのは「コーチ」の存在ですね。コーチはAさんにとってどんな存在ですか?
  • AJさん:コーチは気持ちが乗らないときにもモチベーションを保てるよう背中を押してくれる存在です。インターのコーチも、面談で時に厳しいコメントで奮い立たせてくれました。
  • 学生部:ご自身の力を発揮するためにコーチとのコミュニケーションがとても大切だというところはまさに共通点ですね。そんなコーチの寄り添いのもと駆け抜けた1年間はきっとあっという間だったのではないでしょうか?
  • AJさん:はい。正直に言うと、インターでの学習も、タイムマネジメントを含めてもっとこうできたんじゃないか、と思う点はあります。でもそれも、初めての学習環境で自分なりに挑戦できたからこそ実感できた課題だと思っています。自分自身を振り返り、これからどう成長していくか考える習慣はバスケでも活きていくと思います。バスケでもいずれ一番高い壁を超えていくために、今目の前にあることに一生懸命でいたいと思っています。
  • 学生部:頼もしいコメントをありがとうございます。最後に、これからインターでの学習を始める生徒の皆さんにメッセージをお願いします。
  • AJさん:インターは、挑戦してみたいことにチャレンジできる環境です。そして、目標は途中で変わってもかまいません。せひ担当コーチとのチームワークを大切に、思い思いの学習を楽しんで欲しいです。
  • 学生部:素敵なメッセージをありがとうございます。私達も、Aさんがこれからもバスケを思い切り楽しめるよう応援しています! 本日はありがとうございました。

プロのテニスプレーヤーを目指すK.Hさん

  • 日本国内で数々のテニス大会に優勝したK.H.さんは、テニスが大好きで人一倍の努力をして世界ランキングを狙うために、日本の高校から米国カリフォルニア州のワイルテニスアカデミーにテニス留学をしました。ワイルテニスアカデミーには有名な尾崎武ヘッドコーチがいて、多くの日本人ジュニアプレーヤーが学んでいます。インターハイスクールからはK.H.さん以外にも数人の生徒が留学しています。
  •  
  • テニスと米国現地高校での勉強の両立は難しいので、テニス関連の学習や活動を卒業単位に認めるインターハイスクールに今夏編入して、現在テニスの活動を中心に高校卒業に向けて学習しています。インターハイスクールではテニスの練習を「体育の単位」にするのは勿論ですが、テニスに関連したスポーツ科学を「科学の単位」 、学友とのディスカッションや調査を通してアメリカの歴史や時事問題をレポートにまとめて「アメリカ史の単位」、「社会科の単位」として高校卒業に向けて履修しています。将来は、プロのテニスプレーヤーを目指しています。

    K.H.さんの主な学習履歴

    K.H.さんは日本の高校からアメリカへテニス留学して、その後インターハイスクールに編入しました。前籍校の単位振替をした結果、高校卒業までに3.5単位が必要だったため、東京インターハイスクールの6ヶ月コースを選択しました。
    テニスの練習は「体育」、ワイルで「栄養学」や「スポーツ心理学」のクラスを受講して「科学」の単位にしています。

    主な単位履修例は

    ワイルで受講するスポーツ心理学を「科学の単位」として履修

    テニスの練習や試合を、「体育の単位」として履修

    新聞、ニュース、本を通してまとめたレポートを「時事の単位」として履修

スペイン留学でテニス! S.Iさん

  • 世界レベルで活躍するプロテニスプレーヤーを目指して、中学1年時からスペインのフェレーロテニスアカデミー(http://www.equelite.com)に単身でテニス留学をしています。留学中1年以上も帰国しないでテニスに集中する努力家です。可能な限りテニスに集中できる環境で高校に進学して学習したかったので、中学2年生(9年生)の時にインターハイスクールに入学しました。テニスの試合、練習、メンタルトレーニング、そして学科も日本の通信教育Z会の英国数理社をインターハイスクールの単位科目にして学習します。インターナショナル通信制高校「東京インター ハイスクール」の個々の生徒目標に沿った柔軟な学習システムと担任の個別指導を利用してスペインでテニス留学をしながら高校の学習をしています。

■担当コーチより

大好きなテニスの練習時間、試合、メンタルトレーニング、これまでも続けているZ会の英語や数学、生活の全てが単位に大いに活かされています。インター ハイスクールの利点、強みをとことん享受しているS.I.さんです!

主な単位履修例

  • 体育:プロテニスプレーヤを目指して頑張っています。
  • 英語:生活圏での英語の使用はもちろんZ会の教材を使っての学習も単位に。
  • 数学:Z会の教材を使って学習中。

■その他、コーチからの提案

健康科学:運動選手としての栄養学の研究と実践

科学 :スポーツ科学(メンタルマネージメント)

自由選択科目:スペイン語の習得

世界を転戦するR.K.さん

  • 世界を転戦するR.K.さんは、テニスと高校を両立するためインターハイスクールに転入しました。以前は青森の通信制高校に在籍していましたが、スクーリング義務のない(他通信制高校は年に1度の本校スクーリング義務がある)インターハイスクールで自由に年間のツアースケジュールを組みテニスに集中しています。本拠地のフランスに滞在中はテニスの練習やトレーニングを中心に高校生活をしています。遠征中でもインターネットを通してインターハイスクールの担任学習コーチと一緒に学習を進めて単位履修します。テニスに集中できるのでトーナメントでも良い成績が出ています。
  • トフルゼミナールのTSオンライン教材を使って、TOEFL英語のレベル向上を目的とした学習をしています。数学は問題集に取り組んでいます。健康科学はスポーツ選手に必須の栄養学を勉強しています。フランスでは自炊生活なので、アソリートに必要な栄養バランスの良い食生活を考えて栄養学を学習して実践(料理)しています。

主な単位履修例

  • A)テニス活動を記録して振り返り改善をはかる、実務学の単位として履修
  • B)アスリートとしての栄養・健康管理を科学の単位として履修
  • C)トフルゼミナールの総合基礎英語を英語の単位として履修
  • D) 数学の問題集の学習を数学単位として履修

テニスとアルバイトと学業を両立させ卒業 K.Sさん

  • Kさんは小学校2年生からテニスを始めて特待生として私立高校に入学したバックグラウンドを持っています。テニスのコーチが海外の高校、大学に進学をしてテニスを続けたことを知り自分もその道に進みたいと自らインターハイスクールを探して入学に至りました。

  • 学生部: 入学した経緯を教えてください。
  • Kさん テニス留学の準備のため高校を辞めて一年間資金をためてからインターハイスクールに編入しました。テニス、アルバイト、と学業を両立できると思ったからです。
  • 学生部: 自分で学費を払いながら2年間で卒業しました。大変ながらよく頑張りましたね。
  • Kさん 元々テニスは個人スポーツなのでメンタルはタフな方だと思います。それでも在学中に途中で「やらないと学習が進まない」ことに気が付き慌てました。アルバイトで学費を稼ぎながら学業を続けることは思ったより大変でした。いつも疲れていて眠たかったので、なるべく図書館に行って勉強をするようにしました。電車の移動時間などの隙間時間を利用した学習も工夫しました。
  • 学生部: インターハイスクール在籍中に印象に残っている学習を教えてください。
  • Kさん コーヒーが大好きなのでアメリカの歴史とコーヒーの歴史を絡めて書きました。最後の単位だったので力を出し切りました。
  • 学生部: 学習コーチはどんな存在でしたか?
  • Kさん オンライン生だったので学校の様子や他の生徒の様子が全く分からない中、スカイプでコーチがいろいろと教えてくれました。アドバイスも助かりました。
  • 学生部: 最後に入学を検討している皆さんに一言をお願いします。
  • Kさん 自分で何かをする力が身につく学校です。大人に求められる、やりたいことの情報を集め、それを生かす方法もこの学校で学ぶことが出来ます。今後は色々な人と出会って吸収する年にしたいと思っています。将来的には人脈を大切にして起業もしてみたいと思います。
  • 学生部: 一単位目取得の「実務学」のレポートが印象的でした。先輩方の仕事に対する姿勢を謙虚に学び、食糧を下してくれる農家の皆さんに対するリスペクトがあふれていた内容でした。きっとこれから先も大人がKくんのことを引っ張り上げてくれると思います。これからもがんばってください。ありがとうございました。

幼年時からサッカーに夢中S.Tさん

  • S.T.さんは幼年時からサッカーに夢中になり県内でトップレベルの選手でした。中学卒業後、父親の仕事でオーストラリアに移住してからもサッカーを続けましたが、英語の壁を乗り越えるのに苦労したようです。またオーストラリアサッカーは自分の理想とするサッカーとは違う、という思いから、オーストラリアの高校からインターナショナルな通信制高校のインターハイスクールに編入してスペインのレアルマドリッド・ファンデーションマルセットに奨学金生としてサッカー留学をしました。インターハイスクールではサッカーに関連したスポーツ科学などを学習しながら日々の練習や活動を卒業単位として履修しています。いまは家族のいるオーストラリアに戻り、NSWプレミアリーグ、シドニーオリンピックFCなどのトップチームのトライアルに合格、来シーズンにAリーグのトライアルを受けるためにトレーニングを続けています。将来、再度ヨーロッパでチャレンジしたいようです。

S.T.さんの主な学習履歴

  • S.T.さんはスペインにサッカー留学することを機にオーストラリアの高校からインターハイスクールに編入しました。
    スペインとオーストラリアの両国でサッカーを中心にインターナショナルな通信制高校のインターハイスクールで学習をしています。
    スポーツ選手としての体作りに重要な栄養学は「科学」、プロを目指すTさんにとってサッカーの試合は「実務」の科目になります。
    好きな日本の歴史小説は「日本史」の学習になります。

S.T.さんの主な単位履修例

  • 栄養学を学習、科学単位を履修
  • サッカーの試合、実務科単位を履修
  • バンド、音楽活動、実務科単位を履修
  • 日本の歴史小説を読み解く、日本史単位を履修

女子サッカーの普及を目指す GKコーチ高森ひかりさん

2013年にインターを卒業し、現在は女性キーパープロコーチとして活躍している高森ひかりさんにインタビューしました。インタビューは、高森さん、当時の高森さんの学習コーチ(天野コーチ)、学生部の三者で行いました。

 

【高森 ひかりさん経歴】

2012年 高校3年生の時にインター編入 在籍中アルバイトをしながら準備していたイギリスへのサッカー留学を実現

2013年 インター卒業とともに、スポーツ専門学校でサッカーを専攻しながら指導者としてのキャリアをスタート

現在は地元九州地方のゴールキーパースクールで小学生~高校生の育成に携わりながら、関西、関東、海外でも活動。また「女子サッカーの普及」の一環として「女子GK1dayトレーニング」「女子だけのキーパークリニック」等を企画運営。

 

Instagramアカウント @tgk_wfoot

Facebookアカウント https://www.facebook.com/hikari.takamori/?locale=ja_JP

  • 学生部: 高森さんはインターご卒業時に目標として掲げていた指導者のキャリアをまさに実現されていますね。SNSでの発信からも、高森さんご自身がサッカーを大好きなことが伝わってきます。
    天野コーチ: 私もひかりさんがプロのコーチとして活躍されている姿を見れるのが嬉しいです。サッカーを始めたのはいつ頃だったんですか?
  • 高森さん: 小学校4年生のときでした。比較的遅い方だと思います。中田選手やベッカム選手にあこがれていて、本当はもっと前からサッカーがしたかったのですが、女の子も通える場所、というのがほとんどありませんでした。でも小4のときに、おばあちゃんが新聞で見つけてくれて。それでやっとサッカーを始められたんです。嬉しかったですが、フィールドではもっと早くから始めていた子とすでに差が開いてしまっていたことに悔しさもありました。キーパーに関心を持ったのは、フィールド練習とは別に、端っこでコーチとマンツーマンでキーパー練習をしている子を見て、良いな、と思ったのがきっかけだと思います。
  • 学生部 それが後のキーパーコーチのキャリアにつながる第一歩だったのかもしれないですね。高森さんはインター在籍中にイギリスへの留学も実現されましたね。まさにサッカーのキャリアを着実に積んで来られたように見えます。
  • 高森さん: ありがとうございます。でも実はここに至るまでには、様々な挫折もあったんです。中学生の時は女子のクラブチームに通いながら学校の男子サッカー部に所属したのですが、サッカー部ではいじめのようなものに遭いました。それで1年くらい、部活に行けなくなってしまって。でもこの出来事で、自分がサッカーに本気で向き合っていることに気づき、サッカー選手を目指すという決意が固まるきっかけになりました。
    また、イギリス留学中はフィールドのプレーで怪我(骨折)をしてしまい、リハビリに専念せざるを得なくなりました。より身長がある子がキーパーに抜擢されるなか、自分なりにフィールドで頑張った結果のことでした。たくさんのサポートとお金がかかって実現した留学だったので、何のために留学したんだろう、と考えてしまうこともありました。
    またこれはプロコーチになってから、タイのスクールで未就学の男の子の指導をさせて頂いた時のことです。当時、始めはお話も聞けなかった子が練習を通じてサッカーも内面も成長していくのを間近で見れて、私の中にはとてもやりがいがありました。やがてその子がスクールを辞めることになったのですが、その際保護者の方から「女性のコーチに教わるのがいやだった」というお声があったんです。その時はさすがにしばらく落ち込みました。
  • 学生部: 変えられない部分が理由だと辛いですね。
  • 高森さん: はい。でもそれがきっかけで、むしろ女性だからこそできることを極めたい、指導力で負けないコーチに成長したい、という思いが強まりました。
  • 学生部: 高森さんが持つ明るいエネルギーには、きっと過去の様々な出来事を通じて高めてこられたサッカーへの思いが映し出されているのですね。お聞きしていて、本当にストイックな方だと感じます。
    天野コーチ: ひかりさんはインター在籍当時から学習面でも本当にストイックでした。留学中もインターの学習を緩めず、いつまでに何をやる、など、有言実行力が備わっていましたね。実はひかりさんは私がインターで学習サポートを担当した最初の生徒でしたが、今もとっても印象に残っています。
  • 高森さん: インターに編入する前は定時制の高校に通いながら、らーめん屋でアルバイト店長をして留学資金の一部を貯めていました。東京インターハイスクールのことは母が見つけてくれたんです。それまで机に向かってする勉強は苦手でしたが、担当の天野コーチが本当に親身にサポートしてくださり、自分の中で学習の捉え方が変わった気がします。単に難しいことに挑戦するよりも、自分に必要なことを選んで学習していくことの大切さややりがいを知りました。留学中に通った語学学校の授業も、これがインターの英語の単位になる、と思うとより真剣に取り組めたんです。
    サッカーとその他のことを両立するために必要な計画力も、インターで鍛えられたと思っています。
  • 学生部: すばらしいですね。今は高森さんご自身がコーチとして活躍されています。先ほど「女性だからこそできることを極めたい」と仰っていましたが、コーチとして教え子のみなさんにどのように関わっていかれたいですか?
  • 高森さん: サッカーが好きな子たちの可能性を広げるようなサポートがしたいです。 とくに女子キーパーは、キーパーのための専門的な練習の機会がなかったり、フィールドの選手との連携がうまく掴めず、試合でどう動いたらよいかわからない、ということが多いです。私が現在企画している「女子だけのキーパークリニック」は、参加のための身長制限などはありません。もちろんプロとして本格的にキャリアを目指す上では最終的に身長は重要ですが、プロレベルがサッカーの全てではありません。私の役割はゴールキーパーに必要なあらゆるスキルを共有することだと思っています。
    それから私の所属しているスクールのコーチたちは元選手がほとんどで、スクール生も幼い頃から通っている子が多く、みんな技術が高いです。その中にいると、教える身でも教わることがとても多いんです。スクールの代表の元サガン鳥栖gkコーチに「停滞は衰退」と言われているので、私もその意識で、これからも切磋琢磨していきたいです。
  • 学生部: 高森コーチのご活躍を、これからも応援しています。本日はどうもありがとうございました。

プロサッカー選手のMobiくん

  • 現在Jリーグのプロチームで守備の要「センターバック」としてプレイしているMobiくんは、お父さんがスイス人でニューヨーク生まれです。小1で日本に来てから一時英語を忘れてしまいましたが、6年間インターナショナルスクールに通学して今はパーフェクトバイリンガルです。小1から始めたサッカーは高1の頃には、2011年のワールドカップU-17アメリカ代表に選ばれるくらいに上達しました。ワールドカップ後は暫くアメリカのプロチームでプレイしていました。その後日本に帰国、Jリーグでプレイしながら高校を卒業するために東京インターハイスクールに編入しました。
  • 学生部: 17歳の時にアメリカサッカー界で素晴らしい経験ができたようですね。
  • Mobi アメリカ代表U-17 は最初35人いました。最終22名がワールドカップ代表選手に選ばれ、僕はスタメンで4試合すべてに出場しました。代表選手の契約は1年でその間、各国の代表チームといろいろな場所で練習試合をしたり、とても楽しい経験をしました。今でも当初の35人と仲が良いです。
  • 学生部: 当時も高校の勉強は続けていたのですね
  • Mobi 通信教育で頑張っていました。欧州プロリーグに挑戦したかったのですが、若すぎて契約できずに帰国、その時父親と渋谷を歩いていたら、東京インターハイスクールの看板を見つけて「これだ!」と思い飛び込みました。
  • 学生部: 当校との運命的な出会いでしたね。アメリカの学校で取得した単位を振替えて、残り6単位をJリーグでプレイしながら東京インターハイスクールで修了して卒業しました。Mobiくんにとってインターハイスクールはどういう学校でしたか?
  • Mobi サッカーの練習は毎日午前中なので午後は勉強に専念できました。前は読書は好きではありませんでしたが好きな本を自分のペースで読むことができたので、アメリカの高校で読むような文学本を中心に読みレポートを提出して英語の単位を履修しました。読書の楽しさを発見できた学習でした。
  • 学生部: 今後はどういう計画ですか?
  • Mobi ここ数年は日本代表入りを目指してJリーグで頑張ります。最終ゴールはイタリアのクラブチームでプレイしたいです。イタリアは固い守備で有名な「カテナチオ」のプレイスタイルなので自分にぴったりだと思います。
  • 学生部: 最後に当校に入学を検討されている皆さんに一言をお願いします。
  • Mobi 自分でペースで学習して卒業できる学校です。学習計画作りや学習方法などを担任のコーチが丁寧に教えてくれるので安心でした。自分にピッタリ合った学校でした!
  • 学生部: ありがとうございました。

プロゴルファーを目指すR.S.さん

  • My dream is to become a LPGA player and win a major golftournament. I have been playing golf at competitive level, andcurrently a major sports goods maker is sponsoring my golf career. When I reached 10th grade, I was concerned that it was hard to stay competitive level while attending a regular high school. As I was playing in a golf tournament one day, I met a player who was a student at Inter-highschool. As soon as I came home, I searched for the school on web and decided to enroll.
  •  
  • I have more time for golf now, and I can study whenever and wherever. What is really great about this school is that I can create my own study subjects so that I can study and earn credits for what I really want to study, including English, Japanese, and of course, golf related subjects.

R.S.さんの主な学習履歴

ゴルフ中心の毎日なのでゴルフはもちろん体育と自由選択科目の単位にしています。英語は総合力をつけるために読書と映画鑑賞をして、感想エッセイをレポートとしてまとめています。日本語会話はネイティブ並みですが「日本語の読み書き」が苦手なので、日本語能力検定試験一級を目指して勉強しています。料理やお菓子づくりが好きなので、栄養学を学び単位につなげています。学校の学習科目が家族や知人に喜んでもらえるので楽しいです。「It’s cool !」

R.S.さんの主な単位履修例

  • A)ゴルフの日々の練習を体育
  • B)小説をリーディングし英語
  • C)料理とお菓子作りで実務学

ゴルフと学習を両立するためにインターハイスクールに入学したM.S.さん

  • M.S.さんは小学生の頃からお父さんと一緒にゴルフをしていました。どんどん上手くなり、中学に入ってからカナダ人コーチに指導を受けてゴルフ大会で優勝しました。その時から将来プロゴルファーになりたいと考えるようになりました。
    最近は本場アメリカでゴルフをするために、頻繁に日米を往復して現地のジュニア大会や練習試合に出ています。
    ゴルフと学習を両立するためにインターハイスクールに入学しました。現在、東京の公立中学とインターハイスクールの2校に在籍しています。
    (東京インターハイスクールでは中学3年で入学して、ハイスクールを早めに卒業することが可能です)
    インターハイスクールで学習しながら、日本全国はもちろんアメリカでもプレーを続け、ゴルフ中心の高校生活をしてプロを目指します。

M.S.さんの主な学習履歴

インターハイスクールでは「ゴルフ」を「体育実技科」にして単位履修しています。地方の試合に行った際には現地の郷土を調べて「社会」の単位にしています。インターネットを活用して学習しているのでパソコンを「科学」として学習しています。試合のための移動中の読書は「国語」です。

ユースオリンピックやジュニア世界選手権を経てオリンピックを目指す Tさん

  • 3歳でスノーボードをはじめ、今はスノーボード ハーフパイプの選手として世界を舞台に活動している14歳のTさん。東京インターハイスクールで選手生活と学習を両立しています。インタビュー当日は試合をよく週に控え、遠征先のアメリカから参加してくれました。
  • 学生部:動画で見たジャンプの高さには素人目ながらとても驚きました。
  • Tさん:ありがとうございます。ジャンプの高さは高いときは地上から10-11mくらいあります。動画に映っているのは、ダブルコーク1080という技です。
  • 学生部:技をできるようになるまでには、どれほどの練習を積んでいるのですか?
  • Tさん:スノーボードのシーズンは12-4月ですが、そこで力を発揮できるように夏のうちにフィジカルを鍛えておく必要があります。夏はフィジカルトレーニングを中心に、夏でも人工芝とエアマットを使って滑れるジャンプ台があるところに遠征をして雪上で使用する技を何千本も反復トレーニングをします。秋(10月頃)からはアメリカやヨーロッパ、南半球などでの長期の遠征で課題点をみつけ、日本に戻ってシーズンにむけて最終調整をします。夏に鍛えたフィジカルと技を冬(シーズン)に使い、また春から鍛える、という生活をしています。競技用ハーフパイプを作成し維持する為には大量の雪や技術とたくさんの資金と気温の低い立地条件が必要なので、雪上トレーニングができる場所が限られ、世界でも10か所くらい、日本には3カ所しかないので、大会や時期に合わせて移動も多いです。
  • 学生部:ジャンプ台での競技に挑むとき、恐怖心はないのですか?
  • Tさん:競技者には大きく2種類のタイプ:大胆で勢いがあるタイプと、慎重で考え込むタイプがいると思っています。僕は後者で、競技に入る前の恐怖心で8時間くらい泣いていた時期もありました。-20℃の中、母とコーチが数時間じっと待ち耐えてくれたこともあるんです。 そういった支えと、自分の内面の成長もあり、実際今年は挑戦しようと決めてから実際に技に挑むまでの時間がぐっと短くなっている気がします。
  • 学生部:周りの方はTさんの競技生活をどのように応援してくれているのですか?
  • Tさん:家族の中では、実は父とはお互い出張や遠征などで一緒に過ごせる時間が少ないのですが、母は遠征に帯同してくれ、栄養管理面でもサポートしてくれます。メンテナンスや、負傷しているときのケアのためにサプリメントも細かく調整してくれ、選手生活をそばで支えてくれています。また、そばで撮影を続け、動作を分析しているうちに、今では第二のコーチのような存在として、アドバイスもくれるんです。 トレーナーは遠征スケジュールを組み、シーズンに体の状態をピークにできるようサポートしてくれています。専属のコーチはいません。
  • 学生部:ハーフパイプの競技はTさんにどんな経験と目標をもたらしてくれていますか?
  • Tさん:3歳の時にスノーボードに触れ、6歳の時にソチオリンピックで日本人選手が同じハーフパイプの種目で銀メダル・銅メダルを獲ったのを見たときに、自分もオリンピックを目指そうと思いました。小4からはより本格的な練習環境を求めて海外遠征を開始し海外に自分を露出する経験にも恵まれました。日本はトップ選手が低年齢化していて、ライバルも多く18歳以下で実績を残すとジュニアのナショナルチームに入れる制度があり、ユースオリンピックやジュニア世界選手権への出場の機会を得てオリンピックに向かっていく事ができるので、頑張りたいです。そして将来的には英語を磨いて、オリンピックの先に大学留学をするという目標も持っています。
  • 学生部:東京インターハイスクールの担当コーチはTさんをどのようにサポートしてくれていますか?
  • Tさん:コーチは選手生活にも理解を示してくれ、学習時間が限られている僕に寄り添ったアドバイスをしてくれます。先日も、時事でコロナについてリサーチしてみたらどうかと提案してくれ、コロナと社会問題の関連について理解を深めるきっかけをくれました。インターは、移動が多く、変動的なスケジュールで生活している自分にとって最適な学校環境です。
  • 学生部:素敵なお話をありがとうございました。これからも、一同Tさんを心から応援しています!ご活躍を願っています。

テンプル大学に進学したK.E.さん

  • K.E.さんは、アメリカ人のお父さんと日本人のお母さんで六歳までは日本、その後アメリカへ移り住み高校2年までロサンジェルスで暮らしていました。

    子供のころから仕事として取り組んできたモデル業の拠点をアメリカから日本へ移すために家族で帰国、すぐにインターハイスクールに編入しました。
    アメリカの高校2年までの単位を振り替えて残りの単位を日米で芸能活動をしながら履修しました。

  • 最大の課題だった日本語のレベルは外国人向けの日本語学習を卒業単位科目として履修して、日常会話だけでなく日本語の読み書きのレベルアップをしました。
    仕事と勉強を両立させて2年で卒業、テンプル大学に進学しました。

K.E.さんの主な学習履歴

K.E.さんは、ロサンジェルスの高校から東京のインターハイスクールに編入しました。
日米でモデルとして忙しく働く中、登校義務がないにも拘わらず頻繁に当校のキャンパスに勉強をしに来ていました。仕事をしながら高校を卒業するのはハードですが、自分の芸能活動が学習科目になると意識し始めると仕事の質や内容にも強い関心を持つようになりました。また日本語の読み書きが2年間でレベルアップしたことも、国際派女優を目指すK.E.さんにとって大きな財産になりました。

主な単位履修例

  • A)環境問題を調査しパワーポイントを使ってプレゼン、社会科単位を履修。
  • B)ボクシングジムで基礎体力アップ、シェイプアップ、体育実技単位を履修。
  • C)小学校レベルの日本語をレベルアップ、自由選択科単位を履修。
  • D)モデル写真撮影、演技レッスン、オーディション、実務科単位を履修。

人気子役として芸能活動をしてきたE.K.さん

  • E.K.さんは長年NHKの人気TV番組のレギュラーとして出演するなど、人気子役として芸能活動をしてきました。高校は都内私立高校の芸能コースに進みましたが女優としてステップアップする為に、芸能に関する仕事や活動が(例:演技、歌、ダンス、ウォーキング、etc.)高校の学習科目になるインターハイスクールに転校しました。インターハイスクールのエンタメコースで学習を進めています。
  •  
  • 自分の目標に合わせて学習計画を作れるので芸能活動は勿論ですが、趣味の映画観賞を学習科目に設定して様々な映画を研究しています。映画のシーンで「自分ならどのように演技をするか」考えてノートにまとめ、アート科目の成果物として提出しています。また仕事も学校の実務科目の単位に認定されるので、仕事と学習を両立しています。その他に英会話、英検資格、英語ボランティア活動など英語を中心に学習を進め、目標に向かって充実した高校生活をエンジョイしています。

「仕事と高校を両立できる学校」 卒業生 Mさん

  • 父と母は日本人と台湾人で、私は日本語、中国語、英語のトリリンガルです。高校は都内のインターナショナルスクールに通学していました。16歳の時に米国ニューヨークでモデルスカウトされたのを契機に、モデルの仕事と高校を両立する目的でインターハイスクールに編入しました。 インターハイスクールに在籍していた時期がモデルとして一番忙しかったです。仕事から帰宅後夜遅くまで学校の課題を学習していました。
  •  
  • ファッションショーの仕事もあり、東京、ニューヨーク、パリで働きながら自分のPCとインターネットを利用して学習をしていました。 モデル業はいつも華やかに着飾ってきらびやかな世界ですが、「一生続けられるキャリアじゃないな」と思い、社会福祉に興味があったので「大学で福祉学を勉強しよう」と決意しました。

■AO入試で慶応大学看護医療学部に合格

受験校を絞り込んでいくと慶応大学の看護医療学部はインターハイスクール(アメリカ)の高校卒業資格でAO入試受験ができると分かり、願書締め切りまでの3週間、寝る間も惜しんで小論文をまとめました。書類審査は無事通過、面接に指定された日の午前中はファションショーが入っていて、仕事直後に湘南台の駅からはタクシーを飛ばして面接会場にギリギリ滑り込むような状況でした。この時ばかりは心臓の鼓動が自分でも聞こえるくらい緊張しました。合格通知が届いた時は、うれしさよりも信じられない気持ちでした。慶大出身の父も我が事のように喜んでくれました。

■世界の福祉事業に関わる日を夢見て

中学生の頃、ボランティアで養護学校や老人施設を訪問したとき、自分が必要とされ、喜んでもらえることが自身の幸せな気持ちを膨らませる、いつか福祉活動に関わり人助けしたいと思いました。将来はユニセフや発展途上国関係の仕事ができたらいいなと願っています。高校年代は「自分のしたい事、目標」ってなんだろう?と悩んだり迷ったりします。インターハイスクールは、「自分の答え」を見つけることができる学校です。今の自分に自信があるのは、インターハイスクールで育んだ「自律と自立の精神」があるからです。

■プロフィール

Mさん

・ニューヨークにてモデルとしてスカウトされる

・私立女子高校 入学インターナショナルスクール 転校

・インターハイスクール 編入

・ニューヨーク・パリに拠点を移す

・インターハイスクール 卒業

・慶応大学医療看護学部に入学

自分と向き合い本気でやりたいことを見つける時間:K.H.さん

  • 入学して約2か月、在校生KHさんに東京インターハイスクールでの学生生活についてインタビューしました。
  • 学生部:入学のきっかけについて教えてください。
  • KHさん:学校に通っていて段々テストが出来ないことやディスレクシアということに気が付いて、中2の3学期頃からホームスクールをして、自分に合うということがわかってきました。高校をどうしようかと思い通信制の学校を色々探しているときに、友人のお姉さんが東京インターハイスクールに通っていると聞き、資料やHPを見て合いそうだなと思いました。入る前は、自分が好きなことを見つけて単位するということが出来るか心配や戸惑いもあったけれど、入学してみて自分に合っていて、色々探して友人に聞けてここにして良かったなと今、感謝しています。
  • 学生部:今一番力をいれている学習は何ですか?
  • KHさん:数学です。微分積分を終えて、自分のやりたいことからやっていこうと思っています。中学の数学もまだできていないところもあるんですけど。微分積分でも困った箇所がありました。微分積分をやりながらわからなかったところを戻って勉強しわかるようになりました。 目標はカオス理論と場の理論をわかるようになることです。 兄から本をもらって英語で書かれているんですけれども、カオス理論と場の理論についての本だったんです。英語はまだ読めないので、兄からちょっと教えてもらったけれどわからなくて、わかるためには微分積分は必要だよと言われました。インターネット教材で微分積分の教材がちょうっどあったので授業を見ながら勉強しました。わからないところは何回も止めて勉強できるのがよかったです。でも微分積分がわかってももらった本は英語で書かれていて、英語力がないとその本には挑戦できないので、英語が読めるようになるまでの間に平面ベクトルと空間ベクトルをやっていこうと。英語力をつけるあいだにも色々な数学ができるかなと思っています。
  • 学生部:数学のおもしろさってどういうところですか?
  • KHさん:楽しいと思うのは勉強して頭の中に入った公式で応用問題を正解に導くことです。これは難しそうだな、と思ったものが解けたときが嬉しいです。時間をかけて解いて間違っていたらがっかりもするんですけど、一度間違えたことでよく気を付けるようになって、次にはわかるようになるときもある。間違っていて、あーもうってなってそのままベッドに行って寝るときもありますけどね(笑)
  • コーチとの面談はどうですか?
  • 自分がわからなかったところとか、どのくらい進んでいるかとかを気づかせてくれる存在です。じゃあ次はこれを進めようと一週間の振り返りをすることができる日です。
  • 学生部:東京インターでの学びは今後に活かせそうですか
  • KHさん:将来の夢はまだ確定はしていないけれど、就職したいというよりは自分で会社を作ってみたいという気持ちがあります。そこに自分の学習をいかして行きたいという気持ちもあるので、色んなことを東京インターハイスクールで試して本当の自分のやりたいことを見つけていきたいです。
  • 学生部:入学を考えている人へのメッセージをお願いします
  • KHさん:自分のやりたいことができるので、何がやりたくて何がやりたくないのかしっかり向き合って、本当にやりたいことを見つけられることがいいところだと思います。やりたいことが全て単位になるので、やりたいことを本気でできるというのがメリットです。

ホームスクーリングを実践しながら:K.S.さんのケース

  • 現在13歳のKSさんは、自分の興味や関心のある分野を中心に自分のペースでホームスク ーリングを実践してきました。しかし中学生の年代になると一般教養やグループ学習も必要と感じ、自分の学習スタイルをサポートできる学校を探していました。
  • そんな時に東京インターハイスクールに出会いジュニアコースに入学しました。現在は好きな音楽や美術を中心に学習を進めています。また学校のイベントやパーティなどにも参加して、他の生徒たちと交流して学校のアニメ・マンガFace Book Clubの部員としても活動しています。
    自分で目標を決め、学習計画を立ててオンラインスクールを実践しているKSさんを東京インターハイスクール・ジュニアコースの担任学習コーチがマンツーマンでサポートします。

K.S.さんの学習履歴

  • ・英語 読書感想文
  • ・科学 恐竜プロジェクト
  • ・音楽 ピアノ・リコーダー・ギターと歌の上達
  • ・自由選択科目 家庭科(料理)

社会人入学:アメリカで働く夢を叶える為に:M.R.さん

  • 社会人で入学をしたMRさんはインターハイスクール入学当時29歳でした。中学卒業後に単独で米国アトランタの公立高校に留学。卒業を目の前に帰国することになってしまいましたが、いつかアメリカに戻って来たいという思いを抱いていました。
  • 学生部: MRさんがインターハイスクールに入学した経緯を教えてください。
  • MR 高校の渡米時にお世話になったレストランのオーナーが米国で働けるように職を用意してくれたので就労ビザを取るために高校卒業資格を取ることにしました。12年生の途中までは単位が取れていたので6か月間で卒業が出来ました。
  • 学生部: 卒業後に就労ビザは残念ながら取得に至らなかったそうですね。
  • MR 米国に帰りたい気持ちが16年間消えませんでした。自分の声に従って、米国に戻る資金のためにがむしゃらに働きました。株式会社を立ち上げ内装業をしながら時期を待ちました。
  • 学生部この度米国の永住権を手に入れることが出来そうです。
  • MR レストランのマネージメントをするためにアメリカに戻ります。この時のために英語を忘れないように強制的に英語の環境にしていました。一度米国で採用に立ち会ったことがあるのですが、面接しに来る人は自分の自慢話しかしない。目からうろこでした。そういう環境で人の付き合いを大切にし、外国人も自分の敵ではなくて味方なんだと感じられたことが自分にとって宝でした。
  • 学生部: インターハイスクールで学んだことはありますか?
  • MR 高校で途中帰国した際に神奈川県の教育委員会に問い合わせたところ、当時はアメリカの高校の単位を振り替えて卒業できる学校はないという回答でした。インターハイスクールを見つけたのはそれから10年後ですが、仕事をやりながら学習をしたので自分のペースが大切に出来ました。
  • 学生部: 最後に検討者へ一言お願いします。
  • MR 自分のように海外経験をしてきた生徒さんであれば一般的な高校に入るよりは環境や多様性がしっくりくるのではないかと思います。
  • 学生部: 本日は後輩や学校のために時間を作ってくださってありがとうございます。今後の活躍を心より応援しています。

社会人入学:大学でロボット工学を学ぶ為に:T.I.さんのケース

  • T.I.さんは18歳の時に事故で頚椎を受傷して以来、車椅子の生活を送っています。社会復帰訓練と職業開発校を経て就職をして、障害者支援や講師など多岐に渡る経験をしてから大学に進学を決意、インターハイスクールに入学しました。入学後1年で高校卒業程度認定試験に合格、今春から地元神奈川県の工科大学ロボット開発専攻学科に進学します。
  •  
  • T.I.さんの主な学習履歴

    インターハイスクール入学後、高校卒業程度認定試験の学習をして全8教科に合格、同時に8教科=卒業に向けた8単位としても履修できました。(卒業に必要な合計19単位の内8単位を履修)その後英検の学習を英語単位、育児活動を実務学単位、またアメリカ史の学習を中心に単位の履修をしました。

    主な単位履修例

    A)英検受験勉強を英語単位として履修

    B)WEBデザインや講師活動を実務学の単位として履修

    C)ツインバスケットサークル活動を体育の単位として履修

    ■T.I.さん成果物紹介

    「頸髄損傷者(けいずいそんしょうしゃ)とは ~考察レポート:頸髄損傷という障害~」はじめに)

    今から18年程前、私は当時18歳だった。高校を中退し、社会から外れた生活を送っていたが、何とか自分の道を見つけ、大工職人という目標に向かい始めて1年が経ったある日、その日は普段と変わりなく訪れた。

    日曜日であったが職人に休日は関係なく仕事がある、新築アパート全5棟程の建前(上棟式)があった。気の張り詰めた一日が過ぎ、19時半頃家路に着いた。休む間もなく、当時付き合っていた彼女のところへ会いに行く為、身支度をし、食事も取らず、弟達が日テレの24時間テレビを見ているのを横目に、400ccのオートバイで家を出たのを覚えている。その日の記憶はここで途切れている。

    次に目を覚ましたときには、市立総合病院の集中治療室であった。その日以来、二度と歩く事は無く、車椅子での生活を送っている。 私は交通事故が原因で、頸髄損傷という障害を負った。頸髄損傷とはいったいどのような障害か、私自身の実体験から以下に説明する。

    >>全文を読む(PDF)

 インターは「心から信頼できる人たちと出会えた」場所 卒業生 RNさん

  • 16歳から19歳までの大切な時間をインターで過ごしたRNさん。卒業を間近に控え、インターは「心から信頼できる人たちと出会えた」場所だと語ってくれました。

  • 学生部:Rさんはインターの学習を通じて、ご自身の興味関心の領域がとても広いことを証明してくれていましたね。とくに思い入れがあった学習は何ですか?
  • RNさん: (すこし考えて)全部です!インターでは自分一人で学習する時間も好きでしたし、グループ学習に参加してインターの仲間と過ごす時間も好きでした。中でも特にポルトガル語クラスでの初めてのオルカ(学習成果発表会)プレゼン前にクラスのみんなと一緒にブラジル大使館に行ったり、夜遅くまで一緒に動画制作をしたことはとても良い思い出です。インターでなかったら、得られなかった機会だと思います。 オルカには個人の発表も数回しましたが、見てくれた人達からもらった良いフィードバックに勇気づけられました。
  • 学生部: ポルトガル語クラスは、毎回奇抜で楽しいプレゼンをしていましたね!そして個人発表では、Rさんのオルカでの数学(幾何学アート)のプレゼンや外国語(ロマンス語*)のプレゼンには多くの人が魅了されたと思います。*冬の学習成果発表会で大賞を受賞。 インターはRさんの個性、強みを生かせる舞台だったと思いますが、反面大変だったことはありますか?
  • RNさん:実はもともと好きなことには没頭するタイプで、インターでも入学から1か月で1単位分の学習を終えるなど時間がいくらあっても足りませんでした。私にとって最初大変だったのは、単位申請に必要な分の学習時間が終わったら、成果物を仕上げて学習に区切りをつけなければいけなかったことかもしれません。また、そんな私だからこそ、苦手な教科でも好きな教科と同じように自分で学習の質に完璧を求めてしまい苦しみましたが、自分の中で70%くらいの完成度でも気持ちに折り合いをつけて提出する、ということができるようになったのは担当コーチのサポートのおかげです。
  • 学生部: Rさんは担当コーチと強い信頼関係を築いていましたね。Rさんにとってコーチはどんな存在でしたか?
  • RNさん: コーチは私のことをすごくよく見ていてくれました。言葉で一生懸命説明しなくても、時間を共有することで私の気持ちを感じ取り寄り添ってくれました。コーチが自分を大人として扱い、同じ目線で対等に話してくれたので、実は根深かった大人への警戒心のようなものがなくなり、インターは私にとって「信頼できる人がいる」場所になりました。そしてその信頼できる人達を、インターではたくさん見つけることができました。インターでかかわった人たちは皆、そしてもちろん家族も、私の人生にとってなくてはならない存在です。
  • 学生部: そしてRさんも、インターの皆にとってなくてはならない存在ですね!それでは最後にメッセージをお願いします。
  • RNさん: それでは、インターに関わる全ての人達に向けて… 私は学習の過程で大変な思いもたくさんしましたが、今こうして単位を取り終え、インターを卒業することができます。これから学習を始める人は、好きなことを見つけたら、決して他人の目を気にしてその気持ちを曲げたりしないでほしいと思います。そして同じ時を過ごしてくれた皆へ、皆のおかげでインターは私にとって「信頼できる人達がいる」場所になったので、ありがとうと伝えたいです。
  • 学生部: これからRさんは自分自身の次の人生の舞台へと進んでいきますが、Rさんが仲間と築いた「信頼」を気持ちの支えに、自信をもって歩んでいってくださいね。本日はありがとうございました

 自由に使える時間のなかで自分から調べ、外へ出ていく力が身に付いた  卒業生 SHさん

  • お兄様もインターハイスクール卒業生で、在学時にはユニークな学習を数多く行い、学習成果発表会では「手話」についての発表でBest Performance賞を受賞したSHさん。インターハイスクールでの学生について話してくれました。

  • 学生部: 東京インターハイスクールに入学したきっかけを教えてください。
  • SHさん: 自由にいろいろなことができる時間がとても欲しかったことが、まず一つです。 また、小学校から高校の途中まで通っていた前籍校のインターナショナルスクールでは、国内の大学進学については何もサポートがない状態だったので、その点についても助けてくれる人が周囲にいるといいなと思っていました。当校に通っていた実の兄が、担当コーチから手厚いサポートを受けている姿を目の当たりにしたことも大きかったです。
  • 学生部: 在籍中に一番力をいれた学習について教えてください。
  • SHさん: 手話の学習です。手話は、人によってやり方が多様で、これ一つと決まっていないところに大きな魅力を感じます。当校では、普通の学校と違って自由になる時間がたくさんあるので、手話を学びに、平日の昼間にやっている外部のイベントや学校見学にもいきました。また、アルバイト先でスキルアップのための研修制度として手話教室が開かれていて、そこで有名な手話の先生に直接教えていただけました。とても面白かったです。近所の手話サークルにも参加して、大勢のおじいちゃん、おばあちゃんと交流したこともいい思い出です。 アメリカ史の学習では、第二次大戦中の日系人について調べたことが印象に残っています。敵国の人間として収容されているときも、やることがないから綺麗な石を集めて展示会を開いたりしているんです。どんな時でも人って楽しみを見つけようとするんだな、辛い中にも楽しいことは沢山あるんだなって学べたのがとても良かったです。
  • 学生部: 学習をする中で大変だったことを教えてください。
  • SHさん: 私の場合は、まず学習を始める、というのがとても大変でした。どの学習も始めてしまえば楽しくできるのですが、机に向かうのが嫌で。強制されることがない分。自分で自分をコントロールして、まずスタートするということが大変でした。そういう時は、これはやらないとな、と諦めて取り組みました。(笑) また、ワシントン州史など、もともとの知識がまったくない学習については、どこから始めたらいいのか、また、どんな教材があるのか分からず、苦労しました。担当コーチに相談し、最終的には、友人と協働で、ワシントン州史の旅行ガイドを作成しました。
  • 学生部: 担当コーチは、SHさんにとってどのような存在でしたか?
  • SHさん: 先生というよりも、お友達であり、第二のお母さんのような存在です。 学習のこともプライベートも、沢山の話をしました。週1回の面談はとても楽しかったです。 コーチはたくさん話を聞いてくれて、それをまとめて、順序だててくれる。 面談のときも、話しているといろんな方向に逸れていくんですが、「これはこういうことなんだね」「じゃあどういう時にそう思ったのかなあ」と整理してくれて、前に進みやすくしてくれます。 大好きな、とても心強い存在です。
  • 学生部: 卒業後、インターで学習した経験をどう生かしていきたいですか。
  • SHさん: 自分で何かを調べる力や、外に出ていく力がとても身についたと思います。 今までは学校の中にいて、学校を通していろんなことをやっていたけれど、インターでは時間ができて、外部のイベントに出たり、初めてのところにも行けるようになったおかげで、知らなかった世界を見られたり、社会で生き生きと輝く人に出会えたりしたことが、とても良かったです。このコロナ禍にあっても、そういう方々が主催するオンラインのイベントに誘っていただいたりしています。 このような行動力や人脈は、これから先、大学やその後も、どこに行っても学んでいける、大きな力になると思います。
  • 学生部: これからインターに入学する生徒に向けてエールのメッセージをお願いします。
  • SHさん:ここにいる時間は、使い方によって、人生のなかで一番有意義だったといえるような時期にもできるし、一番無駄な何もしない時期にもできます。どうせだったら、せっかく時間があるのだから、有意義だった、楽しかった、あの時が一番楽しかったな、といえるような時期にしてもらいたいです。 私は入学したとき、学校の勉強以外、特に何もやってきませんでした。そこでいきなり、自分で自由にやっていいと言われて、まず、自分がこれまで何をしてきたか、とか、どういうふうに過ごしてきたか、自分に何が足りないかということを考えて、今までできなかったことや、やらなかったこと、新しいことを沢山するようにしました。外に出るのも、その一つです。 新しいことを始めるのに、なかなか一歩を踏み出せない、という人もいると思いますが、私も入学するまでは、同年代の子や学校以外の大人と関わったことはありませんでした。でも、いろいろなイベントや手話サークルなど、あえて外に学びの機会を求めていくことで、「世の中の人たち、そんなに怖くないな」と学んだんです。「助けて下さい」というとちゃんと助けてくれる。必要なときには助けを求められるし、求めていいんだ、ということを発見しました。周囲の助力を得ながら、有意義な時間を過ごしていってもらいたいです。

「自由」の中で、学びたいテーマを見つけた  卒業生 KOさん

  • KOさんは両親に期待されていた大学付属の中高一貫校からの進学を辞め当校に編入しました。参考書が好きで大学進学の為の学習計画はすでに一人で立てることが出来た彼がインターハイスクールで見つけたテーマとはなんでしょうか。

  • 学生部: 入学の経緯から教えて下さい。
  • KOさん 付属中高一貫校から編入しました。もともと中学受験も自分の意思ではなく両親ともに付属の大学出身なのでなんとなくでした。高1になってこのまま、付属の大学に進学するのは意味ないと思い始めました。そう考えだしたら毎日学校行くのがいやになってしまい、転校先も決めないまま退学したんです。インターハイスクールのことはインターネットで検索して見つけました。自由度が高くて海外への憧れもあったので、自分から電話し、一人で学校説明を聞きに行きました。
  • 学生部: 入学してみてどう感じました?
  • KOさん 自由って「むずかしい」と思いました。縛られたくなくて前の学校を辞めたので、自由になれればなんらかの成果を出せると思っていたけど簡単じゃなかったですね。でも時間割にしばられず、いろんな事に考えをめぐらせ、自分の軸となるような経験をすることができました。
  • 学生部: どんな事を考えてたんですか?
  • KOさん 「幸せ」についてです。自分が選択や行動をする時、どちらを選べば、どう行動すれば「幸せになれるか」ということを基準に考えているとわかったんです、語学留学をしたフィジーも「世界一国民の幸福度が高い」ということで、語学はもちろん、現地の人の幸福度が高い理由を探ってみたいという気持ちもありました。
  • 学生部: 進路について影響はありましたか?
  • KOさん 「幸せ」について考えていると「コミュニティー」「居場所」が大きく作用していると感じました、それからフリースクールなどでボランティア活動し、その経験をまとめ自己推薦の資料としました。学部を考えるときは、「幸せ」を多方面から追求したいので、心理学や空間デザインなども視野にいれています。最終的に「実践する中の学び=実践知」を大切にしている慶応大学SFCに絞り徹底的に小論を勉強しました。
  • 学生部: 大学はどんなことをしてみたいですか?
  • KOさん 人の役に立つような学びをしたいですね。後は、僕の知らない事を知れる、気づきの多いアルバイトがしてみたいです。

不登校から大学院進学、第一志望の会社に就職しました  卒業生 Sさん

  • 卒業したSさんが就職の報告に来校してくれました。 中2で不登校を経験、中2生対象のジュニアコース(当時はプレップ塾)に入学、その後インターハイスクールの本科生になり、最終学年で姉妹校のアットマーク国際高校に編入しました。

  • 学生部: 4月から新入社員として働いているそうですね。
  • Sさん はい、大学と大学院で化学を学び、その知識経験を活かせる会社に入社しました。新入社員は残業してはいけないのですが、もっと働きたい!って思うくらい楽しいです。
  • 学生部: どのような経緯でインターハイスクールに入学したのですか?
  • Sさん 中2のころ、人間関係が原因で学校に行けなくなりました、母がテレビの情報番組でインターハイスクールのことを知り入学しました。
  • 学生部: どのような学習をしましたか?
  • Sさん とにかく好きな事を学習しました。コントラクト(学習計画)で悩んだ記憶はありません。当時から理系科目が好きだったので、数学では定理の名前の由来などを調べレポートにまとめました。オルカフェスタ(学習成果発表会)では天体観測、星の種類等を発表し賞を頂いたこともいい思い出です。。
  • 学生部: 大学ではどのような経験をしましたか?
  • Sさん 大学では化学の中でも「分析」に興味があることに気がつきました。 後輩や友人の話しを聞くとゼミ選びや、就職か大学院かで迷った話しなどを聞きますが 私は迷った事はないです、それはインターハイスクールで中2のころから好きなことをやり続けているからだと思います。
  • 学生部: 最後にインタハイスクールに入学を検討している方にメッセージをお願いします。
  • Sさん 人間関係で学校へ行けなくなった私はアットマークインターハイスクールで充実した学校生活を過ごすことができました。好きなことを好きなだけ学べた環境は今の自分にとって大きな糧になっています。是非皆さんもアットマークインターハイスクールで『未来の自分』を見つけてみませんか?

社会に貢献できるビジネスを立ち上げたい  卒業生 AN.さん

  • 米国で生まれて日本で育ったANさんは幼いころから学校に違和感を覚えていました。小学校の中学年で米国に行きたいと両親に相談。中学校2年生から2年半、米国に留学することが叶いました。

  • 学生部: インターハイスクールに入学したきっかけを教えてください。
  • ANさん 米国留学中に日本に戻ることになり、日本の高校やインターナショナルスクールを検討しました。母が検索でインターハイスクールを見つけました。Freedom Learningというキーワードに惹かれて入学しました。
  • 学生部: インターハイスクールで過ごした一年半を教えてください。
  • ANさん 単位振替をして残り単位を履修しました。小さい頃は歌手になりたかったのですが、Projectで大使館めぐりをしたときに、いろいろな人に出会い文化人類科学を目指したいと思うようになりました。インターハイスクールでは初めての学習スタイルでどんな興味も単位につながるので見方が変わりました。
  • 学生部: その後米国の大学を目指すことにしましたね。今はどうしていますか?
  • ANさん 米国に渡り、Community Collegeに入学し、地元の会社に就職したりと色々な経験をして帰国しました。これからはTEFLという英語の資格やLife Coachingの資格を取得し、自分自身のビジネスを立ち上げて世の中に貢献したいと思っています。
  • 学生部: ぜひこれからも学校に顔を出しに来てください。今日はありがとうございました。

社会に出てから必要な「思考力」が身に付く学校  卒業生 K.さん

  • Kさんは社会人としてインターハイスクールに入学をしました。起業をしたばかりで、仕事と学習の両立ができる面白い学校だという記事を読売新聞で読み入学に至りました。在学中は仕事が多忙になったこともあり、休学もしつつ4年かけて卒業をしました。現在は企業のコンサルタントとして活躍しています。

  • 学生部: バックグラウンドを教えてください
  • Kさん 高校進学は推薦で地元の商業高校に入学しましたが思うところがあり入学してから10ヶ月後に退学しました。それからはバンド活動やピアノの先生のアシスタントのアルバイトをやりながらお金を稼いで、17歳で上京し音楽養成スクールに通いました。音楽と生活の両立のためにアルバイトを始めたのが、インテリジェンスという人材派遣の会社です。今では大きな会社になりましたがアルバイトをしていたときにはまだ小さなできたばかりの会社でした。その後会社が上場し、ベルシステムの子会社などを経て29歳で起業をしました。
  • 学生部: インターハイスクールの在学中に苦労したこと、思い出などは?
  • Kさん 仕事の関係上プライベートな時間をしっかり確保することが難しい状況でしたので、時間のやりくりに苦労しました。思い出は、そういう状況でレポートが全然進まず「在学しているだけ」になりかけていた状態でもコマメに連絡をいただいた学習コーチや、スタッフの方のおかげで「もういいや」とならずに済んだことです。
  • 学生部: 在学中はどんなことを学習しましたか?
  • Kさん 決算書を数学の学習にしたり、好きな歴史のリサーチをしました。また実務学として仕事に従事する時間は自由選択科目でも履修しました。歴史好きが高じて次は観光のポータルサイトを立ち上げる仕事をする予定です。また通信制の大学に入学して歴史の勉強をし直します。
  • 学生部: 最後にインターハイスクールを検討するみなさんへひとこと。
  • Kさん 自由に学ぶことができるということは、自分で課題を発見し、解決までの目標とプロセスをきめる必要があります。決まった時間に通学するわけでもないので自己管理も大事です。このことは社会に出た時に、一番求められることです。この学校では「思考力」が身につくことが特徴です。自分で主体性をもって学んでいきますから、気づいたら学習していたこと以外にも実に様々なスキルや知識が身についています。いつでも「未来の自分」を楽しみにしていてください。

自分の可能生にもっと挑戦したい 以前の高校では得られない経験が出来た! 卒業生 S.さん

  • Sさんは高2まで九州の私立進学校に在籍していました。部活や勉強で毎日帰宅するのが8時過ぎの忙しい日々を送っていました。家族で東京に引っ越した際、大人になったら海外で活躍したいという目標もあり東京インターハイスクールに編入しました。卒業後3大学に合格し、第一志望に進学しました。

  • 学生部: 東京インターハイスクールでの1年3ヵ月の学校生活はいかがでしたか?
  • Sさん 日本の高校の授業では先生にあてられないように息をひそめていました。東京インターハイスクールのクラスは少人数で、みんな自由に発言をしている様子を見て驚きました。「自分もありのままでいいのだ、クラスで目立っていいのだ!」と気が付きました。
  • 学生部: 友人関係はいかがでしたか?
  • Sさん 沢山の素晴らしいお友達に恵まれました。生まれが海外だったり、インターナショナルスクール出身だったり、在日外国人や不登校生とみんなバックグランドが違うので、お互いを認め合い人にやさしい生徒ばかりです。自分の生活や学習態度も他生徒の様子を見て凄く良い影響を受けました。
  • 学生部: どんな風に影響をされたのでしょうか?
  • Sさん 以前は勉強を強制的にやらされてきたから、自分で「何故?」と考えることがありませんでした。東京インターハイスクールでは決められたカリキュラムがないので、自由には責任が伴い大変だと気づかされました。入学当時はじめは何から手に付けてよいかわかりませんでしたが、学習コーチの親身なサポートと友人たちの学習の進め方を見ているうちに自分も自立学習を実践できるようになりました。在学中に自分で選んだフィリピン短期留学も学校の卒業単位に認められたのですごく魅力的でした。
  • 学生部: 受験も頑張りました。
  • Sさん 在学中は卒業に集中していたので受験対策が遅れましたが、第一志望を含め3つの大学に受験して合格しました。
  • 学生部: 東京インターハイスクールは、梅野さんにとってどんな学校でしたか?
  • Sさん 一言でいうと自分の「Turning point(分岐点)」です。以前と比べて海外や外国人についてもっとポジティブな見方になりました。勉強も比較的好きになりました。先生たちが親身になって、私たちが企画した課外活動やフィールドワークの実現をサポートしてくれました。東京インターハイスクールにもっと早く入学して、もっと多方面での自分の可能性に挑戦したかったです。
  • 学生部: 将来はどんなことをしていると思いますか?
  • Sさん 航空会社で働きたいと思います。英語だけでなく他の言葉も学びたいです。
  • 学生部: ありがとうございました。

高1からの新入生 :H.A.さんのケース

  • H.A.さんは学校システムに不信感を持ち、中学2年で不登校になった時に高校教師だった父親の勧めでインターハイスクールに入学しました。実務科目単位になるアルバイトと他教科を両立させながら、自分が興味を持つ宗教や哲学を中心に学習を開始して、最終学年に姉妹校のアットマーク国際高等学校へ編入、同校を卒業して同志社大学に進学
    しました。
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  • ■担任(学習コーチ)よりのコメント

    H.A.さんを表すなら「頑張屋+自立心旺盛」です。興味あることから学習内容を練り上げ、大学生でも書けないような素晴しいレポートを提出しました。

    インターハイスクールでの学習経験から得た自信を持って志望校を受験しました。進学先の同志社大学のパンフレットにも紹介された努力家のH.A.さんが、様々な場所で評価されるのは嬉しいです。

    H.A.さんの学習履歴

    H.A.さんは新入生としてインターハイスクールに入学しました。卒業に必要なすべての単位を2年5ヶ月で履修して米国ワシントン州政府公認の高校卒業資格を取得、3年目の9月に姉妹校(アットマーク国際高等学校)に編入して日本の高校卒業資格も取得して同志社大学に進学しました。

    主な単位履修例

    A)古代ギリシャ数学を学んで数学単位を履修

    B)宗教への興味から、日本仏教史を日本史単位として履修

    C)スーパーでのアルバイトを活かして、食品添加物を調べて自由選択科目を単位履修

「人生を変えたスノボーでカナダへ留学」卒業生 K.I.さん

      • 学校でつまずいた僕をスノボーが救ったふさぎ込んでいる僕を見かねて、「スノボーしに行こう!」と、当時大学生だった兄がスキー場に連れて行ってくれました。それが、僕とスノボーの初めての出会いでした。そのとき僕は、高校2年生で受験して入った全日制の進学校が面白くなく、悶々とした日々を送っていました。
      •  
      • 生まれて初めて体験したスノボーはイヤなことをすべて忘れさせてくれ、全身で板のバランスを取りながらゲレンデを滑り降りてくる爽快感にやみつきになりました。それからというもの、時間とお金が許すかぎりスキー場に通ってスノボー三昧をしていました。スノボーにのめり込むうち、いつか資格を取ってインストラクターになりたいと考えるようになり、以前から海外に留学してみたい気持ちもあったのでスノボー留学が当面の目標になりました。通っていた高校は2年で自主退学して、高3の4月からインターハイスクールに編入しました。最初の頃は時間をもてあまし、夜更かししてTVゲームばかりやっている生活でした。そんな僕を見て、両親はとても心配したと思います。実家は静岡で、お茶とブルーベリーを栽培しているので9月にニュージーランドへ行くことを決めてから、少しでも旅費の足しにするために家業の手伝いをけんめいにしました。

        待ちに待った9月、僕にとって初めての海外一人旅です。ニュージーランドでは1週間のスケジュールに沿った規則的な生活だったので、帰国してからは、ダラダラした生活が急に「もったいない!」と感じるようになりました。9月下旬には、インターハイスクールの屋久島研修学宿にも参加しました。この研修で僕と同じような悩みを抱えてインターハイスクールで学習している生徒2人と出会い、とっても良い友人関係が作れました。

        ■カナダのウィスラーに留学し、資格を取得

        カナダにある北米最大のスキー場、ウィスラーに念願のスノボー留学を果たしたのは翌年2月のことです。もちろん、スノボーのための留学ですが、語学研修もみっちりしました。なにしろ、インストラクターを目指す人たちが世界中から集まるスクールです。スノボーインストラクターの資格だけなら、日本でも取れます。でも、ティーチングスキルに関しては、カナダは先進国。日本のスノボーがスキルアップに重点を置くのに対し、カナダでは、生徒にいかに楽しく安全に雪と遊ぶかを徹底して教えます。

        カナダでホームステイをしながらインストラクターの資格取得を目指していた最中に左上腕骨の複雑骨折をしてしまいました。目の前が真っ暗になりました。幸運なことに帰国する予定を延ばしていたので、早急に病院で上腕にプレートを入れて骨を固定する手術を受けて、試験に合格することができました。苦しい中で“レベル1”のライセンスが取得できたことは、スムーズに資格を手に入れるより何倍もうれしかったです。

        同年11月“レベル2”に挑戦するために再度カナダに留学しました。“レベル1”は子供と初心者を教えるノウハウですが、“レベル2”は中級レベルのスノーボーダーを指導するライセンスです。“レベル2”を持っていれば、世界中の山で公認インストラクターとして通用するので、“レベル2”を是非取得したかったのです。半年近くウィスラーに留まり“レベル2”の資格を取得しました。

        ■冬はインストラクター、夏はキャンプの世話役

        新潟県妙高市に「ARAI MOUNTAIN AND SPA」というリゾート施設がります。ホテルあり、スキー場あり、フィットネスあり、スパありというマウンテンリゾートです。僕はそこの冬季スタッフとして就職しました。仕事はもちろん、スノーボードのインストラクターです。

        でも、夏は小学生対象のキャンプが開催され、チビッコたちの世話役もします。それ以外の季節は家業の手伝い。会社に就職して拘束されるより、このライフスタイルが自分にはすごく合っている気がします。何度か海外を体験して、日本の良さも再認識できたので時間があると国内の一人旅に出かけます。いまいちばん気にいっているのが京都です。お寺に行くと、心から「いいなぁ」って落ち着きます。

        インターハイスクールは、ネットを通じて自学自習するシステムだから、世界中どこにいても学校にいることになります。日本では静岡から、留学中はカナダからいつでもアクセスして学習することができました。
        最初に自分が担任(学習コーチ)と一緒に設定した課題を学習してネットで報告すれば、いつでも、どこでも自由に好きなことをやれる、それがこの学校の最大の魅力です。

        卒業するまで担任(学習コーチ)がしっかり生徒をサポートしてくれたし、いろんな学校行事に参加して仲間もたくさんできました。普通高校をやめて、インターハイスクールに編入して本当によかったと思っています。

      • ■プロフィール

        KIさん

        ・普通高校入学

        ・インターハイスクール 編入

        ・2回9ヶ月 カナダウィスラーに留学

        ・スノーボードインストラクター・“レベル2”取得

        ・インターハイスクール 卒業

      • ■他校からの編入生 :T.I.さんのケース

        T.I.さんは全日制の高校に不満があり悶々とした日々を送っていた時、兄さんに誘われて行ったスノーボードにのめり込みインストラクターになりたいという目標ができました。

        そして高校を2年で辞め、3年生の4月からインターハイスクールに編入しました。

        在学中に念願だったカナダに留学、英語研修と並行してスノーボード・インストラクター・レベル1を目指しました。

        しかし試験直前に腕を骨折して留学期間を延長して、ようやくライセンスを取得した苦い経験をしました。

      •  
      • その後も在学中に再度カナダに留学して上級ライセンスを取得しました。T.I.さんは、自分の好きなことをいつでもどこでも学習できるインターナショナルな通信制高校、インターハイスクールの魅力と利便性を最大限に活かして日本とカナダの両国で学習しながら自分の夢を実現しました。

        T.I.さんの学習履歴

        T.I.さんは前籍高校2年生までの単位を振り替えました。

        アクティブなT.I.さんは、当校の屋久島キャンプに参加して大好きな旅で得た経験を上手に学習に取り込みました。
        京都を旅したときは、旅先で撮った写真とビデオを使い日本史のレポートにまとめ、ニュージーランドの一人旅やカナダ留学の体験は英語の単位として履修しました。

        主な単位履修例

        A)新聞から関心のある時事をレポートにまとめ、社会科単位を履修

        B)ニュージーランド、カナダ滞在中の英語研修、英語単位を履修

        C)京都で歴史的な場所を調べ年表にまとめる、日本史単位を履修

いろいろな視野や文化を持つ友達に刺激を受けたクラス 大学で学びたい事はここで見つけました。卒業生 ヨウコさん

  • 中学校3年生の6月の時に東日本震災をきっかけに北海道に山村留学をする弟さんとお母様と共に引っ越しをしました。 中学校卒業し、進学をする際に道内の英語科のある高校を探しましたが自分に合った高校が見つかりませんでした。東京と北海道と行き来する生活でも学習をすることができる東京インターハイスクールを選びました。

  • 学生部: 東京インターハイスクールに入学して2年で卒業をすることができました。おめでとうございます。入学した当初はいかがでしたか?
  • ヨウコさん 北海道の村に住んでいたので他の生徒が何を勉強しているかわかりませんでした。スカイプ面談を週1回しながら手探りで学習を始めました。学習をしているうちに適切なタイミングでアドバイスをもらって、軌道に乗りました。
  • 学生部: 入学して初めての夏休みに東京に帰ってきましたね。
  • ヨウコさん 東京に数カ月滞在した際に毎日のように学校に通ってクラスに参加しました。同い年の人たちが様々なバックグラウンドや国籍、文化を持ち、英語を流暢に話している姿を見て自分の視野も広がりました。
  • 学生部: インターハイスクール時代に頑張った学習はどんなことですか?
  • ヨウコさん 高卒認定の試験に一発合格をしました。過去問を何度も解きました。またアメリカの歴史では、American History for Kidsというサイトで英語と歴史を同時に学ぶことが出来ました。雪かき、学童のボランティアやエスキモーの方が道内を訪れた時の通訳などは体育や実務学や英語の単位になりました。
  • 学生部: 陽子さんらしいユニークな学習をしつつ基礎学力もしっかりと身に着けたようですね。卒業後はどうする予定ですか?
  • ヨウコさん 同学年より一年早く卒業が出来たのでギャップイヤーを利用して今までできなかったアルバイトや受験勉強に力を入れます。アメリカの歴史でその時代の生き方に魅力を覚えたので、大学でもその方面の学習をする予定です。
  • 学生部: よいお友達もできて、今度もお台場の蝋人形の展示会に一緒に行く予定ですね。
  • ヨウコさん 東京インターハイスクールではずっと日本にいる生徒さんでもいろいろな言葉や文化との出会いがあり視野が広がります。自分で決めてやってくことは社会に出ると当たり前になります。それを高校時代から経験で来て良かったときっと思うことが出来る学校です。
  • 学生部: 今日はどうもありがとうございました。 また学校に遊びに来てくださいね。進学、アルバイトを頑張ってください。

私たちの原点はインターハイスクールです  卒業生 M.さん、Y.さん

  • 本日はそれぞれ社会人2年目と大学4年生という多忙な中、学校に遊びに来てくれてありがとうございます。Mさんはテンプル大学に進学して卒業後、首都圏の病院で地域医療の推進を担当している社会人です。Yさんは、スリランカでボランティア活動に参加した後に東洋大学へ進学して社会学を勉強しています。Yさんにお会いするのは、実に7年ぶりですね。Mさんも就職が決まり報告を受けた以来です。卒業から今までずっと折に触れ、学生部へ連絡を取り続けてくれたことに感謝します。今日はお二人のインターハイスクール時代の思い出と、今の様子などをお聞きしたいと思います。

  • 学生部: 入学の経緯についてお聞きします
  • Mさん アメリカに父の転勤で住んでいて日本に帰国後に私立女子高に入りました。アメリカの自由なカリキュラムや規則から一転、すべてが決まっている学校に自分は合わないと思いました。そんなときにインターネットでインターハイスクールを見つけました。

    Yさん わたしは長い間不登校生でした。普通の学校や集団、先生のひいきが嫌でした。学びたい意欲はありましたので自分のペースで、目標を立てて学習を進めることができるインターハイスクールはぴったりでした。

  • 学生部: インターハイスクールの思い出深い学習内容やイベントはありますか?
  • Mさん Think Questというホームページにインターハイスクールから5名ほどのグループを作って応募したことです。テーマはその年に起こった9.11のアメリカのテロ事件を取り上げました。インターハイスクールは個人で学習を進める学校ですが逆に人との関わりが大切だと思えるようになりました。

    Yさん そういえば、Think Questのメンバーたちは日本全国に散らばっていたのでMSNメッセンジャーを使ってネットミーティングをしました。第一次審査が通り、2次審査向けに学校でプレゼンテーション用のビデオ撮りをしたことが記憶に残っています。

  • 学生部: あのときは二人とも、自由選択科目や時事問題の学習として頑張っていましたよね。
  • Mさん ご自宅で英語レッスンを5,6名で受けていたのもよい思い出です。集団ではなく個別指導でお茶を飲みながら楽しく英語を学びました。

    Yさん そういえば、わたしも何時間もかけて通いました。

  • 学生部: そんなこともありましたね。今は日本語を教えていますが、あの頃は英語でした。
  • Yさん わたしの原点は屋久島の修学旅行です。一般的な学校の観光のような修学旅行とは違って、青年村のバンガローに泊まり、食事はほとんどみんなで自炊をしました。夜の真っ暗な中星空を見上げたり温泉に入りました。 それがきっかけとなって、卒業後にNPO団体のボランティア活動を始めました。スリランカには5回ほど行って、井戸を掘ったりお友達を作ったりしました。
  • 学生部: 学生が作ったお食事をいただくのはおいしく、屋久杉の森を登ったりする引率も楽しかったです。ぜひ次のインターハイスクールの企画ではお二人にボランティアとして参加していただきたいです。インターハイスクールの経験のどんなところが今の自分に影響を与えていますか?
  • Mさん インターにいた期間は自分にとっては準備期間でした。コツコツ勉強することが目標を達成する手段です。テンプル大学在学中にはそれらの姿勢が大いに役に立ちました。意欲を持って臨むことは社会人になって生かされています。分からないことでも、とにかくあきらめずに続けることを学びました。

    Yさん いろいろな観点から一つの学習を学ぶこと。インター在学中に犬と猫の性格の違い、ドライアイスを見たときの反応の違いから犬と猫の生物学的な観点を科学として勉強しました。学習目標を考えそれに到達するための手段を選ぶ方法を学びました。大学のゼミでも積極的にインタビューに出かけていったりすることはインターで学んだことです。

  • 学生部: いつまでも話が尽きません。当時のことをいろいろと思い出し懐かしくなりました。次は何年もあけないで逢いましょう。就職が決まった時にお食事にいっしょにでかけましょう。本日はありがとうございました。

東京インターハイスクールで学んだこと  卒業生 H.D.さん

  • 東京インターハイスクールで、自分の関心のあることをどんどん追求して勉強することができてとても良かったです。しかし、何よりも私にとって良かったのは内容ではなく過程の部分でした。まず、それぞれの教科に応じて自分に合った勉強スタイルを知ることができました。
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  • 東京インターハイスクールに入って自分と向き合う時間が増えたことや、今までの「授業を聞いてノートをとる」というスタイルでなくなったことで、自分は何をすればこの分野を一番理解できるだろう、と改めて考える機会を得ることができました。情報をどこから収集するか、まとめノートを作るのか、感想文を書くのか、どのような成果物にまとめるか、様々な方法を試すことで自分流のスタイルが分かってきました。
    その他にも、勉強する時間帯や場所、一日何時間勉強するかなども自分に向いている方法で勉強できるようになったと思います。自分に合った時間の使い方や勉強法などを発見できたことは、大学に入った今も役立っています。本当に良かったと嬉しく思っています。
    他にも、情報収集が上手くできるようになりました。勉強するための本一冊から自分で集めるのは、とても良い経験になりました。前の学校では渡されていた教科書で満足してしまい、分からないことがあってもその教科書しか参考にせず何とかしようとしていました。それが、たとえば歴史を勉強した時は2つの教科書をベースに、それぞれの出来事をその都度専門に書いてある本を読んだり、関連した映画を観たり、その時代の展示がある博物館へ行くなどして勉強を進めました。この方法が私に合っていたのは、同じ出来事でも一通りではなく、何通りかの言い回しがあることで理解が深まったからです。また複数の資料をみることで、新しい視点が書いてあったり、違う角度からの記事が載っていたりして理解が深まることもありました。図書館や博物館など、今まで行かなかったような教育施設も多く活用するようになりました。私は帰国子女なので、英語をより上達させたいという気持ちがありました。一方、日本史や国語力が低かったので、自分に合ったレベルで勉強をしたいと思っていました。東京インターハイスクールでは、それがすべて学校科目として実現できたので良かったです。

    大学生になって、東京インターハイスクールでの経験がすごく役に立っていると感じています。入学してすぐに授業を選択するときも、自分の好きなことがハッキリ分かっていたので、悩むことなく興味のある授業を選ぶことができました。また、学業とそれ以外の事の両立やテスト前の勉強方法も充実しています。東京インターハイスクールで得た経験を、大学生活でどんどん活かすことができて嬉しいです。自分でがんばった努力が報われている感じがします。この自信は大学だけでなく、社会人になっても私を助けてくれると思います。

    (↑今学期は上智大学大学長の「Dean’s List」に優秀生として選ばれました。)

「体調を壊して高校を中退した僕を しっかり受けとめてくれたインターハイスクール 」 卒業生 Y.H.さん

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  • 私立高校に通っていた2年の頃、アレルギー体質が悪化して体調を壊し通学が困難になりました。「体力的にキツイから学校を辞めたい」と思っても、次のステップが決まらないうちは不安でした。そこで、「登校日ゼロ日の学校は」と探したらインターハイスクールに出会いました。インターネットで学習して卒業時には、アメリカ・ワシントン州私立高校アルジャー・インディペンダンス・ハイスクールの卒業資格がもらえるということで親も納得しました。

    僕の担任(学習コーチ)は、その頃カリフォルニア州のサンノゼ(シリコンバレー)に住んでいて、フリーネットサービスの「skype;スカイプ」を利用してインターネット電話やチャット、メールで個別指導を受けていました。周囲の人に卒業時にはアメリカの高校卒業資格が取れることや、個別指導の先生がカリフォルニアにいてネットサービスを活用して学習していることを理解してもらうには苦労しました(笑)。僕はインターハイスクールで学習できたこと、担任(学習コーチ)が親身にアドバイスをしてくれたことに大変感謝しています。インターハイスクールでは、前籍校での修得単位がそのまま認められます。入学当初、履修科目の進め方が分からずにいると「好きなことからやろう」という学習コーチの指導下、先ずは興味があった英語の勉強からスタートしました。英検2級を目指したのもこの時期です。自由選択科目のテーマ学習では、アルバイトで学んだことをレポートにしたり、アーティストのホームページを制作したり、大好きなスウェーデンのロックミュージシャンのファンクラブ・サイトを立ち上げたことなども卒業単位として認めてもらえました。自分の関心事ついて調べて学習するのは、すごく達成感があると思いました。
    P.E.(フィジカルエデュケーション:体育科目)は、通っていたスポーツ・ジムでのトレーニングや、冬のスノーボードも単位になりました。ユニークな学習プログラムと個別指導の担任(学習コーチ)のサポートのおかげで、僕はインターハイスクールで充実した時間を過ごし卒業できました。

    ■縁あってポーランド語を勉強。でも、ポーランド留学には困難が…

    中学で3年間バスケットをやり、生徒会長も経験しました。ところが体調を崩してからは気力が出ずに、悔しい思いをしました。

    進路は理系を志望していましたが、気がつくと外国語にすごく興味を持っていました。ネットのペンパル・サイトで知り合ったポーランドの学生と、英語メールのコレスポンダンスをしてからポーランド語に興味が湧き、独学でポーランド語を勉強し始めました。インターネットでポーランド語を教えてくれる語学の先生にも出会いマンツーマンで教えてもらいました。

    そして、ペンフレンドを訪ねてポーランドで3週間ホームステイをしたら益々ポーランドが好きになり、将来はポーランド語の通訳や翻訳をして「日本とポーランドの架け橋になるような仕事」をしたいな、と思いました。
    ポーランドは日本の田舎のようにのんびりとしていて人も親切です。ポーランド留学を視野に入れて学校を調べたところ、ポーランドには大学付属の外国人向け語学学校があり研修後に大学へ進学も可能だと分かりました。しかし、僕が関心のある専攻がその大学にありませんでした。語学研修だけということもできますが、それではただ「ポーランド語学留学」で終わってしまいそうで不満です。希望する進路につながるような留学は難しいと思い、ポーランド留学は暫らくお預けにしました。

    ■体調回復とともに自信を取りもどし、ファッションへの情熱が花開いた

    ステロイドを使わずにアレルギー治療する先生と出会ってから体調がよくなり、「もう入院の心配はない」と診断されてから自信が持てるようになりました。

    インターハイスクール在籍中に川崎の大型商業施設にあるブランド店で洋服を販売するアルバイトを始めました。もともとファッションが好きで、ファッション雑誌や販売に関する専門誌に関心がありました。

    そのころからファッションへの興味が一気に高まり、ディスプレイや接客に関しても勉強して職場で実践しています。好きな仕事だから、長時間働いたとしても疲れません。

    最近は、専門学校に進んでもっと本格的にファッションのことを勉強して、将来はファッション関係の仕事を通してポーランドと取引できればいいなと考えています。ポーランド語の勉強も続けるつもりです。

    ■<担当(学習コーチ)からひと言>

    在校中コミュニケーションを絶やさなかった、とてもサポートしがいがあったYHくんです。日本とアメリカでは時差があるので、お互い相手が起きている時間を見はからってスカイプしていました。卒業後にファッション関係のスイッチが入ったことには正直ビックリしました。本人はアメリカの高卒資格で日本の専門学校に進学できるか心配していましたが、全く問題ありませんでした。

    ■プロフィール

    YHさん

    都内私立高校入学

    インターハイスクール編入

    同校卒業

    ファッションデザイン専門学校入学

「カリスマ・トレーナーをめざす」 卒業生 N.M.さん

  • 通学がイヤだったボクが学校に通い始めた中学の頃から不登校になった僕に、ある日父親がインターハイスクールの冊子を持ってきました。冊子の最後の紹介記事に、「通学は必要ない」と書いてありました。他の通信制高校はスクーリングは義務です。登校義務がないインターハイスクールなら良いと思い入学を決めました。
  •  
  • 不思議なことに入学してしばらくすると「学校を体験したい」と感じるようなり、通学を嫌っていたボクがインターハイスクールに顔を出すようになりました。
    オルカフェスタという学習成果発表会で司会をしたりして学校活動に積極的になり、友達もたくさんできました。そうした経験から少しずつ自信がついたのかもしれません。学校の屋久島ツアーにも参加して「修学旅行」を体験しました。普通の高校なら修学旅行で京都や沖縄に行きますが、インターハイスクールはなぜか屋久島でした。このツアーは一生心に残るいい思い出になりました。この頃にはもうすっかり僕はインターハイスクールが母校の生徒になりました。

    ■アスレティックトレーナー、ボクはこの道のプロになる!

    インターハイスクールを卒業後、東京のリハビリテーション専門学校に入学しました。高校を出たら働くつもりでしたが、インターハイスクールで栄養学を勉強していくうちに、ダイエット療法に興味を持ちました。インターハイスクールで「学ぶ楽しさ」を知りました。教わるだけの勉強と、自ら学ぶ勉強は違うという事に気づいてから勉強が好きになりました。そして専門学校でスポーツトレーナーの勉強をしようと決心しました。

    専門学校では、アスレティックトレーナー学科で勉強しています。アスレティックトレーナーは、サッカー、野球、テニスなどのスポーツ選手のケガを予防する手立て、ケガの応急処置やリハビリを指導するスポーツトレーナーのことです。学校には芸能人や有名人相手の美容トレーナー科もあって、こっちはプロポーションの維持や心身の健康づくりをサポートします。今スポーツトレーナーになろうか、美容トレーナーの道に進もうか迷っています。今の学校は特に解剖学に力を入れていて、「スポーツ」という観点から人間の体を徹底的に教えてくれるのですごく面白いです。学校生活は楽しくて充実しています。

    僕は将来、その道のプロとして有名になりたいです。インターハイスクールの後輩に「がんばれば、全てうまくいく」って伝えたいです。自分のやりたいことに真剣に取り組めば、必ず目標に到達できます。

    ■<担当(学習コーチ)からひと言>

    槙くんは努力家で、どんどん学習力を高めていったタイプの生徒でした。自分の好きなことは勿論、興味あることは積極的に学習へ取り込み吸収していきました。担任(学習コーチ)の提案を聞き入れて自分のものにしていく柔軟な思考力には、感心させられることが度々ありました。槙くんは、いつも自分の気持ちに正直だったので、学習コーチとして指導しやすい生徒でした。

    ■プロフィール

    NMさん

    私立高校入学

    インターハイスクール編入

    同校卒業

    リハビリテーションの専門学校 (アスレティックトレーナー学科)に入学

「いつか自宅で、ネイルと着付けのサロンを開く」 卒業生 H.Y.さん

  • 東京インターハイスクールは、好きなこと学ぶ勉強は楽しいと気づけた場所と語るH.Y.さんに在学時代の様子をインタビューしました。
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    • 中学校がイヤでした。そしたら先生が「こういう学校もあるよ」と、インターハイスクールの学校説明の葉書を見せてくれました。それは「通学なしで高校の卒業資格が取れる」と説明していました。もちろん何もしないで卒業できるのではなく課題も提出物もあります。インターハイスクールは、自分の好きな事や興味のある事について探求して学習すれば単位が取れる学校です。ただ覚えるという勉強ばかりしていた私は入学当初、戸惑いがありました。でも「好きなことについて徹底的に学ぶ」というインターハイスクールの学習スタイルに慣れてからは勉強が楽しくなりました。ある時、野外学習で群馬サファリパークに行ってオランウータンと抱き合ったり握手したり、いっしょに写真を撮ったりしました。いま振り返ると、それも心の傷を癒す「生きた授業だったな」って思います。私は中学3年生の時にインターハイスクールに入学しました。入学して一番自分が変わったことは、思い立ったら行動するようになりました。自分が動かなきゃ、何も始まりらないのです。そして規則正しい生活をするようになり、なんと10キロも痩せました。
      それに学校が嫌いだった私がインターハイスクールに行くようになり、学校で仲良い友達もできました。

      ■ネイルと着付けの資格を取る。そのための美容専門学校入学

      インターハイスクールを卒業した後、今は美容専門学校に通っています。ここでは、ネイル・メイク・エステ・着付けを勉強しています。ネイルと着付けは在学中に資格が取れます。将来は自分のサロンを開いて、ネイルや着付けを多くの人にしてあげられたらいいなと思っています。

      着付けは師範の免状をもらえて、私が着付け教室を開くこともできます。ネイルも資格試験があって2級をとれば資格保持者として働けます。色彩検定試験にも挑戦するつもりです。

      美容専門学校は、作法のとても厳しい学校です。掃き掃除、拭き掃除、窓拭き清掃を定期的にやります。会ったら必ず大きな声で挨拶、校内ではエプロン着用、遅刻は全て欠席扱いです。出席率も95%を取っていないと進級できません。
      会釈は15度、敬礼は30度、最敬礼は45度というおじぎの仕方も、将来お客様相手の仕事をするための基本作法です。かなりハードな2年間になりそうです。でも、インターハイスクールで学んだ「思い立ったら行動」の精神で、新しいことに積極的に取り組んで、いつか「自分のサロン開店」の夢をかなえます。

      ■<担当(学習コーチ)からひと言>

      「自分が動かないと何も始まらない」その模範を初音さんはいろいろな形で見せてくれました。「やる」と決めたことをやり通し、結果を出す。個性的な学習テーマと成果物。単位取得の為の提出物は、どれも初音さんの思いが込められ、本当に楽しんで学習したことが分かるものばかりでした。その中でも一番印象に残っているものが「球体作成」です。数学を「いかに楽しく学習できるか」をテーマに見つけ出した学習内容です。多面体作成から始まり、最終の提出物は「球体」でした。そこに辿り着くまでの過程、試行錯誤。その全てが「楽しさ」として初音さんから伝わってきました。素晴らしい学習だったと思います。

      入学してから卒業するまで、上手く進まず何度も立ち止まったこともあると思いますが、その度に自分を振り返り、考え直し、また進み出す。決してそこで終わらずにゴールを目指す。初音さんのそんな姿勢は素晴らしかったです。自分の将来に向かってまた新たな一歩を踏み出した初音さん。
      インターハイスクールで身につけた「Think Positive」で更に前へ進んでいって下さい。

      ■プロフィール

      HYさん

      (中学3年在籍中) インターハイスクール入学

      同校卒業

      美容専門学校へ入学

  • 「国際経営学を学んで経営者になるのが夢」 卒業生 A.I.さん

    • 高校へ行く「目的」を求めていたというA.I.さん。在学時代を振り返ってインタービューに答えてくれました。
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    • 中学校は好きなバスケットのために通学していたようなもので、中3の夏に部活が終わり高校受験一色になってから学習意欲が下がってしまいました。高校に行く目的が分からなくなってしまって…。そのうち、学校にも行かなくなりました。 朝から晩まで受験のために勉強をして「高校へ行く意味はなんだろう?」 勉強ってそれでいいのか? という疑問、それが大学受験につながるのかと思うと、好きなことに時間を費やしたほうが自分のためではないかと思ったりしました。もともとじっくり考えてから行動をするタイプで、試験のためのポイントを機械的に暗記するような勉強、つまり受験勉強には馴染めませんでした。朝から晩まで受験のために勉強をして、それで高校へ行く意味ってなんだろう? 勉強ってそれでいいのかな? これが人生にとって大事なこと?という思いがあって、それがこのまま大学受験につながるのかと思うと、もっと若い時にしかできないこと、好きなことに時間を費やしたほうが自分のためではないかと思いました。そんなふうに「今は色々考え悩む時間も必要なんだ」と過ごした7カ月でしたが、精神的につらいこともあったし、バスケもしたかったし、友だちにも会いたかった。だけどやっぱり、高校へ入ることがすべてじゃないし、自分は、目的がしっかりするまでは行かないと決めていたんです。
      親は中学を卒業して進学すると思っていたので、僕がその道を選ばなかったことを心配していました。だけど、少しずつ僕のことを理解してくれるようになり、ある時両親がインターハイスクールを薦めてくれました。

      ■インターハイスクールのシステムで「時間」を有効活用

      インターハイスクールの第一印象は「自分に合っている」という感じでした。教科書がないのには驚きましたが、自分のやりたいことがやれる、自学自習は自立心が養えるかもしれないと思いました。自分の好きな学習をやろう、と目的を持ってインターハイスクールに入学しました。

      最初の1年は怠けていました。家にいて一人で勉強するのは慣れていないし、インターハイスクールのシステムに馴染むのに時間がかかりました。そのうち古文読書会などに出席するようになり友人もできました。入学2年目の「オルカフェスタ」で2人の先輩(在校生)に出会い、すごく刺激を受けました。3人で、共同プロジェクトとして「アメリカの9・11」を詳しく掘り下げて調査してみようということになり、半年間に渡り数十回ミーティングを重ね、100ページぐらいのレポートにまとめました。皆それぞれは違うけれど、意見交換しながら1つの成果物(レポート)に仕上げたことは素晴らしい学習体験になりました。

      優秀な2人を見て、離されないようにしよう、なんとか近付こう、自分もやらなきゃ、という気持ちになりました。しかし、焦って背伸びして彼らを真似しようにも自分には無理だと分かり、独自の学習スタイルを持つことが大事だということに気がつきました。

      またプロジェクトに取り組んでいる間、僕は学習時間をうまく管理できませんでしたが、仲間2人は問題なくやっていました。自分も電車に乗っている移動時間も上手に使うことを教わったりして、少しずつ生徒管理ページの履修カレンダーを学習報告で埋め尽くすくらい、時間を有効に使えるようになりました。インターハイスクールで時間の使い方を工夫できるようになったのは大きな収穫で、このノウハウは今も役立っています。

      時間の制約がないのがインターハイスクールの良さです。自分のやりたい学習をどんどん追究できるし、自分でカリキュラムを自由に作れるのです。環境ホルモンについて自分で調べて「オルカフェスタ」で発表したり、英会話クラスに参加したり、インターハイスクールのシステムを最大限に生かせるように、好きなこと、やりたいこと、興味のあることに集中して取り組めたと思っています。

      ■秋からアメリカの大学に進学

      卒業後、ロサンゼルスに渡米して毎日楽しく過ごしました。語学学校の寮生活では、英語だけでなく人間関係が一番刺激的でした。日本にいた時は「ネガティブ思考」でしたが、アメリカ人は「やらないと何も始まらない」という意識が強く、「やりたい事をやれると思ってやる」という「ポジティブ思考」に影響されました。

      日本へ帰るかアメリカに残るか、と慎重に考えた時、色々な人にアドバイスを聞きました。友人、大学の生徒、友人のホストファミリーにも尋ねました。100人いれば100通りの考え方があるのだから、多くの人の意見を参考にしたいと思いました。ネットでも情報が入るけど、人に会って話を聞くのは重要です。いろんな人の意見やアドバイスをもらった結果「アメリカにいよう」と決めました。

      そもそも渡米は「多くの人に会いに行く」という目的もありました。こういう感覚も実はインターハイスクールで身に付いたことです。私がよく回りの人に言われるのは「行動範囲が広い」。探求したものについて分からない時は、どんどん人に聞き回り・・、確かに私は行動範囲が広いのかもしれません。

      大学ではインターナショナルビジネスを専攻します。将来は世界を舞台に仕事がしたいと思っています。今後、インターンシップ制度を利用して国際的な企業で仕事をしたいし、ボランティア活動もやりたい。

      経営が数字ばかり見ていても、実際に現場で会社のために働いているのは一般社員です。大学で国際経営学を学んで、数字も人もしっかり見て包括的に決断する、そんな経営者になるのが夢です。

      ■プロフィール

      AIさん

      インターハイスクール入学

      同校卒業

      ロサンゼルス Aspect Whittier College 語学学校入学

      サンタバーバラシティカレッジ(SBCC)入学

    ドイツから入学し卒業後は日本の大学に進学:L.G.さん

    • ドイツで生まれ育ったLGさんは、日本語を勉強して日本の大学に進学する目的でドイツから東京インターハイスクールに入学、地元のアインハウゼン村からオンライン生として2年間就学しました。幼少期より日本語や日本文化への憧れが強く、卒業後は関西大学文学部に進学して充実した大学生活を送っています。インタビューでは、インター在籍当時のお話と、これからの目標についてお聞きしました。

    • 学生部:Lさんは現在大阪で一人暮らしをしながら大学生活を送っているのですよね。日本での生活には慣れましたか?
    • Lさん:今年で大阪での大学生活は3年目になり、すっかり慣れたと思います。第一志望だった関西大学での大学生活は充実していて、大学の長期休暇の時も自然と勉強を楽しんでいます。来年大学院への進学に挑戦することも決めました。
    • そうなのですね!大学院ではどのようなことを学びたいですか?
    • 第二言語の習得について研究してみたいです。私は日本語を11歳の時から学んでいますが、今自分の感情を一番楽に表現できるのは母語のドイツ語ではなく、日本語なんです。それから、一番文法的に正しく扱えるのもドイツ語ではなく英語です。不思議なのは、どちらも、生まれた時から自然に習得できる環境にあったわけではなく、自分で選んで学び始めた言語だという点です。自分自身が新しい言語を習得する過程でアイデンティティが変化していくような不思議な経験をしたので、第二言語の習得について教育学、心理学、脳科学など様々なアプローチでチームプロジェクトとして研究してみたいと思っています。
    • Lさんならではの研究テーマですね!ぜひ実現するとよいですね。ちなみにLさんは日本語はほぼ独学なのですよね。ドイツでどのように学ばれたのですか?
    • はじめはドイツ語の教材で日本語を学習していました。でも日本語能力試験の5つの級のうち、3級から上はドイツ語で学べる教材がなかったのです。一方英語版なら教材があったんですよね。それで「英語を勉強すれば日本語を学び続けられる」と思ったこともあり、インターナショナルスクールに入学し英語を勉強しました。結果として入学して2か月くらいで英語がかなり上達したことももちろん嬉しかったですが、もっと嬉しかったのは「これでもっと日本語が学習できる!」と思えたことです。
    • きっとそんなLさんの日本語学習に対する熱い思いが、ゆくゆく東京インタハイスクールに入学する原動力にもなったのですね!インターで行った学習でLさんにとって特に思い入れがあるのはどんな学習ですか?
    • たくさんありますが、特に力を入れたのは数学と漢字の学習です。数学に関しては、私はそれまで複数の学校に転校していたこともあって、実質7-8年生(中学1-2年生)くらいまでしか学習できていなかったのです。インターではそこから再スタートし、公文の教材も使って卒業までの2年間で10年生のレベル位まで学習し終えることができました。担当の学習コーチが「スタートしたところからこんなにも頑張れたね」と、どのレベルまで到達できたかではなく、私自身が自分のスタート地点からどれほど努力できたかに注目してくださいました。だからこそ、私自身も自信と達成感を感じることが出来たのだと思います。自分のことを信じて努力をそばで見ていてくれるサポーターがいたことは、受験にも全力で取り組むことができた理由の一つだと思います。
    • 担当コーチとの絆は在籍中のLさんの力になったのですね。今日はIndependent Learnerを体現して来られたLさんのお話を伺い、とても光栄でした。もちろんインター一同、これからもずっとLさんを応援しています。大学でもぜひ、ご自身の学びの過程を楽しんでくださいね。

    東京の大学に進学志望のアフリカ留学生:S.T.さん

    • S.T.さんは今年3月に中央アフリカのザンビア共和国から日本の秋田県に移住してきた高校生です。お父さんが国立大学で博士号を取得するために家族で来日しました。国立大学の留学担当者が、S.T.さんにインターハイスクールへの編入(ザンビアの高校から)を勧めました。高校3年生での編入なので、来年4月に東京の大学に進学をする予定です。 以下、英語のインタービューです。S.T.さんは、ザンビア共和国の説明資料も用意してくれました。

    • QWhy did you come to Japan?
    • S.T.さん  I came to Japan because my father was offered a scholarship to study at Akita University. My father is pursuing his PhD in Engineering.
    • QHow did you find Inter-High School?
    • S.T.さん When I relocated to Akita, Japan, I was in my final year of high school in Zambia. The AkitaUniversity Admissions Office introduced me to Atmark Inter-highshcool so that I can complete my senior year in Japan.
    • QWhat are you studying now?
    • S.T.さん Right now I am studying English. I like to read all kinds of materials whether it is a newspaper, novel books, or magazines and others. I am trying to pick up the words that I do not understand and look them up in the dictionary.I am using the Internet to lean how to summarize a passage, write a report, write a speech etc. I plan to study TOEFL and SAT.
    • QWhat are your plans after graduation?
    • S.T.さん After graduation I hope to get a scholarship just like my father and study business administration at a university in Tokyo.
    • QHow do you find your life in Akita?
    • S.T.さん Living in Akita is great. I mean, the place is quiet and peaceful; people are friendly. You can’t ask for anything better.

    外国人の編入生:S.N.さん

    • S.N.さんは中国人で17歳まで中国天津で育ちました。家族の都合で日本に移住する際に中国の高校を中退して、現在は日本語学校に通学しながら日本語の勉強をしています。アメリカの大学を志望しているので、当校の「特別進学コース」に入りTOEFL英語を中心に受験勉強をしています。
    •  
    • 中国語が母国語のS.N.さんですが、以前から英語の勉強をしているのでインターハイスクールでは英語でコミュニケーションしています。中国の高校で修得した単位を振り替えて、卒業に必要な残り9単位のカリキュラムをトフルゼミナールの受験英語講座を中心に設定すると共に日本語学校の学習時間も卒業単位として履修しています。「特進コース」ではアットマークの担任(学習コーチ)、トフルゼミの英語コーチと進学カウンセラーの専門家3人体制で卒業と進学をサポートしています。

      S.N.さんの主な学習履歴

      T.I.さんは前籍高校2年生までの単位を振り替えました。
      S.N.さんは高校の卒業とアメリカの大学進学のためにインター ハイスクールに編入しました。アメリカの大学進学に必須のTOEFLも「特進コース」の中で卒業単位として学習しています。日本語学校での時間も卒業単位として効率よく勉強しています。

      主な単位履修例

      A)トフルゼミナールの受験英語講座で受験勉強、英語単位を履修

      B)アメリカ史、ワシントン州史、必須科目単位を履修

      C)レストランでアルバイト(業務日誌)、実務科単位を履修

    米国に3年滞在後、上智大学へ進学 Yさんとお母様

    • アメリカに3年滞在した後11年生(高2)で帰国したYさん。無事に高校卒業と早稲田大学国際教養学部と上智大学国際教養学部合格を果たしました。その秘訣をお聞きしました。

    • Qこの度はおめでとうございます。一年前に渋谷の学校に突然訪問してくださった日のことを覚えています。
    • 母 娘が自分で東京インターハイスクールを探してきました。訪問したときは12年生でアメリカに戻って卒業してから大学受験をするか、11年生で帰国をして受験に臨むかまだ悩んでいました。

      本人 既に留学は年齢や語学力の関係で一年学年が遅れてしまっていたのでなるべく早く高校卒業をして受験をすることが希望でした。 東京インターハイスクールで学校説明を受けて「ここだ!」と思いました。

    • Q入学当初はトフルのIBTが79点でした。半年余りでスコアアップした秘訣を教えてください。
    • 本人 トフルゼミナール渋谷校に通い毎月のようにトフルを受験しました。停滞期も途中でありましたが受験するたびに10点ずつスコアが上がり最終的にはIBT106点を取ることができました。 SATもMath 720点、Reading490点、Writing550点でした。 夏期講習は一日4~5時間塾で勉強した後宿題や予習をしました。

      母 何年もかけて受験勉強をしていたらきっと集中力は続かなかったと思います。短期で集中でできました。

    • Q早稲田と上智の受験では英語でエッセイを書くことが求められていました。
    • 本人 トフルゼミナールでエッセイは徹底的に訓練を受けました。毎回の授業で必ず一つ英作文を書きました。早稲田に提出した志望理由書では時事問題についてのテーマでしたので「いじめ」について、アメリカの学校教育と日本の学校教育を比較したものを書きました。
    • Q3年間の留学で英語力が上がったコツを教えてください。
    • 本人 英語を学びたくて単身留学をしたので、なるべく欧米の友人を作り日本語の使用は最小限にしました。
    • Q半年で当校を卒業し、受験も無事に終えました。秘訣を教えてください。
    • 本人 東京インターハイスクールの通信と、トフルゼミナールの通いのバランスがちょうどタイムマネージメントにマッチしていました。 受験で息が詰まりそうになって始めたダンスを高校の単位にしました。効率よく時間を使うことができたと思います。
    • Q3年間離れた後でYさんが戻ってきました。お母様は親としてどんなことに心がけましたか?
    • 母 3年分の愛情を取り戻すべくあれこれとついやってしまいそうになりました。やりすぎると、娘がはっきりと態度で示してくれたので引くことができました。見ていて気が抜けていると思われるタイミングではきちんと伝えるようにしました。父親は娘のすることを全肯定し、心配ながらも見守る姿勢をつら抜いていました。
    • Q最後に一言ずつ検討者の方へアドバイスをお願いします。
    • 本人  やりたいことを好きな時間にできます。効率よく学習もできました。受験の勉強をしながら適度に息抜きの時間も取れました。そして卒業との両立も果たせます。目標がしっかりとある生徒さんにはぴったりだと思います。

      母 型にはまらない学習方法ですが留学先の学校では経験するスタイルです。

      留学前に東京インターハイスクールで自律・自立学習を学んでおくことをお勧めします。

      現地の学校でも力をつけるトレーニングになると思います。

      ありがとうございました。大学生活で世界が広がっていく様子を時折学校に来て聞かせてください。本日はお忙しい中、インタビューをさせて頂きまして誠に有難うございました。

    チャレンジをサポートする学校 後援会会長インタビュー

    • KSくんは高校3年の1学期ドイツへサッカー留学、そして高校の両立を目指したとき本校を知りました。現在は今年6月に卒業しアメリカに留学中です。今回は後援会を発足したいと申し出ていただいた、お父様にお話を伺う事ができました(インタビューアー:学習コーチ)

    • Q東京インターハイスクールへお子さんが入学した経緯を教えてください。
    • 後援会長 前籍校ではサッカーの特待生としてプロを目指し、海外で活躍できることを目標に学校生活を送っていました。在籍1年を残すところで目標と現実のギャップを感じ始め、海外サッカー留学と卒業への両立を図るために東京インターハイスクールを選びました。日本で取得した単位をそのまま生かせることsと、海外にいながらカリキュラムを履修できることが決め手となったと思います。またスカイプを利用してコーチと1対1のコミュニケーションができるところが最新であり、人間関係を構築するという教育としての役割もしっかり担っていることも良い点でありました。
    • Q東京インターハイスクールに入学、卒業してお子さんの様子はどう変わりましたか?
    • 後援会長 コーチを始め学院長や他スタッフとの関わりでは、いろいろと影響を受けていた様子で、考え方や選択肢そして視野の広がりをもてた様子です。またコミュニケーションの中ではInternationalな感覚にも触れることができました。 Internationalとは単に言葉の問題ではなく心構えであり、その結果として言語が必要であることに気づくことができたことも収穫でした。また学校が本人の行動や考えをすべて肯定してくれ信じてくれたことで、自信を持ち学習に取り組むことができました。
    • Q在学中に家族が意識して取り組んだ家庭でのサポートにはどのようなものがありましたか
    • 後援会長 まずはほっておくことです。干渉しすぎないことを心がけ、本人に考えさせるようにしました。本人に見えないところで徹底したサポートをしていたことは、超過保護ということも言えたかもしれません。何かことを成し遂げる人間に育て上げることが親としての責任であり、そのために大人になる前段階のこの時期に、子供に気づかれないように最善のサポートをすることが親の存在意義の一つであると言えると思います。思春期の子供を抱えた家庭はどこも不安で心配が尽きないのはどこも同じです。家族内で同じ価値感を持つことは大切だと思っています。日本の教育では哲学教育の機会があまりありませんが、10代の後半に「自分とは、自分の価値とは、どういう道に進むのか」についてしっかりと向き合い考えることができたのはよい機会でした。普通の高校生活であったら自分なりの哲学を持つことができるのがもっと遅かったかもしれないと感じています。
    • Q思春期のお子さんとのコミュニケーションで役立った実践的なコミュニケーションはありますか。
    • 後援会長 子供の興味を持っていることに一緒に興味を持つようにしました。親の価値観で判断した興味を押し付けないように心がけることです。親から見て価値が分からないことであっても、興味をもってみてみると新しい価値を発見できることも実際ありました。結果的にそれは子供をRespect(尊重)することでもあったと思います。
    • Q在籍中に起きた親御さんの変化についても教えてください。
    • 後援会長 親子の関係性をあらためて考える機会となりました。子供にとって何が一番いいのか、どのタイミングがベストなのかよく考え判断しなければなりません。「こうあるべき」という概念から「これもある、あれもある」というように選択肢が広がり、柔軟性をもって対応できるようになりました。親が考える「こうあるべき」は愛情表現のひとつかもしれませんが、子供にとって「絶対」という押し付けは通用しません。
    • Q東京インターハイスクールでの経験を将来どのように活用してほしいか
    • 後援会長 東京インターハイスクール在籍中は自分自身を見つめることができ、自分で自分の行く道を決めました。卒業した現在はアメリカ留学で充実した毎日を送ることができています。 過去を振り返り、自分のやってきたことに間違いはなかったとの肯定感を持ち、新たな挑戦を楽しんでいます。将来は人の役に立つことができる、人に笑顔を与えることができる存在になって欲しいという願いはありますが、どのような結論を出すかは子供自身に委ねるつもりです。グローバルな環境に身を置き、海外での実生活で国際感覚を身につけて欲しいです。
    • Q入学検討者の親へ一言
    • 後援会長 子供がやりたいと言っていることが、思いつきなのか本気なのかを親が見極めることは難しいことです。とはいえ親が持っている「すべき」という概念を押し付けることは、子供にとって大切な本当のチャンスを潰すことになります。東京インターハイスクールはチャレンジをサポートする学校です。先にある目標のために、今の学校が合わないのであれば東京インターハイスクールがその環境を提供できます。努力した結果は本人次第で出るものです。本人が東京インターハイスクールに決めたのであれば一人の人間として認めサポートをしてあげる。チャンスを与えずにそのまま終わってしまうことは残念なことです。東京インターハイスクールには第2の人生を見つけることができる、時間をかけて夢をみつける環境があります。 本日はお忙しい中、インタビューをさせて頂きまして誠に有難うございました。

    息子の将来像を持つ事ができた お母様

    • KMくんはアメリカ合衆国ニュージャージー州で生まれ育ち、16歳の時に帰国して東京インターハイスクールに編入しました。今年秋に卒業、現在日本の大学へ進学を目指しています。生徒たちの中心的存在だったKMくんのお母様にお話を伺うことができました。

    • Q当校にお子さまが入学した経緯を教えてください。
    • KMくん母 家族の事情で16年間の米国生活を終え帰国後息子の高校を探しました。彼の日本語読み書きのレベル(因みに会話能力は日本人並みです)では日本の高等学校は難しいので、英語で学習できるホームスクール(オンラインスクール)を探して東京インターハイスクールを見つけました。オンライン学習が中心の学校ですが、東京近郊の生徒は授業に出席できるし日本語でも英語でも学習できるので息子に最適でした。また学校説明を受けた際、生徒の興味分野の学習が卒業単位になる具体的な生徒例を説明してもらい「素晴らしい学校だ」と思い、その場で入学を決めました。
    • Q入学後のお子さまの様子はどう変わりましたか?
    • KMくん母 アメリカでも学校が大好きな子でしたので、東京インターハイスクールの授業や活動が楽しかったようです。自分の日本語を上達させたいと思い、日本語能力検定資格を目指す日本語クラスの実施を学校に提案して受け入れられた時は大変喜んでいました。(現在、日本語クラスで多くの生徒が学んでいます)また担任学習コーチによる個別指導を通して自分の興味分野を学校教科として学習する計画、実践、評価のプロセスを繰り返すことにより、息子は自分に自信を持つようになりました。そして自分で考えて学習を進める体験を通して勉強が好きになったと思います。
    • Qお子さまが変わり始めたきっかけはどんなことでしたか?
    • KMくん母 担任学習コーチによる個別指導と学校で友達と交わることで、帰国後悩んでいた状態から抜け出すことができました。生徒たちが自分のしたい学習を楽しそうに進めている環境に自然に溶け込んで行ったようです。またファイスブックを利用した生徒のクラブ活動、「東京インターハイスクール・アニメ/マンガクラブ」の初代部長としてリーダーシップとチーワークを学んだようです。
    • Q在学中にご家族が意識したことはどんな点ですか?
    • KMくん母 オンライン学習する時間が多いので、私生活の時間がだらしなくならないように気を付けました。学校教科の学習と称して、夜中まで自分の好きなゲームやアニメの調査、研究(?)をして朝寝坊しないように注意しました。家族も、彼の学習が進んでいるか日常会話を通して常に関心を持つようにしました。
    • Q今のお子さまの様子と、最後に在校生やインターハイスクール入学をご検討されている親御さまへ一言お願いします。
    • KMくん母 卒業はもちろん嬉しいですが、親として息子の将来像を持つことができました。進路について積極的に行動することができる自信を息子は持ったと思います。入学を検討している保護者に東京インターハイスクールをお勧めしたいです。生徒たちの生き生きとした顔を見てください。その中に自分の子供の姿がきっと見えると思います。 本日はお忙しい中、インタビューをさせて頂きまして誠に有難うございました。

    意欲的に学習に取り組む様子が共有でき満足 ご両親

    • 首都圏の某インターナショナルスクールから東京インターハイスクールに転校してきた生徒が当校を卒業して今秋からアメリカの大学に進学します。当方の質問(Q)に対してご両親にお答(A)いただくインタビュー形式で対談させて頂きました。(インタビュアー:学習コーチ)

    • Q東京インターハイスクールへ転校を決めた経緯を教えてください。
    • ご両親:  通学していた某インターナショナルスクールの大学進学率が低いこと、また学校がTOEFL試験対策をしていないことが気になり、娘が別途通っていたトフルゼミナール(進学英語塾)に相談したところ、東京インターハイスクールを紹介してくれました。
    • Q入学後のお子さまのお様子はどう変わりましたか?
    • ご両親 : 東京インターハイスクールへの転校は娘も希望していました。高校卒業と留学という明確な目標に向けて学習計画を作り自分のペースで学習を進める就学スタイルは、娘にとっても合っていたようです。
    • Qご家族が意識してお子様をサポートしていることはどんな点ですか?
    • 母 基本的な事ですが、栄養のバランスのとれた美味しい食事を作ることで、娘が健康で規則正しい高校生活を過ごせるように生活環境面のサポートを心がけました。父 進学候補の大学選びや受験手続きに必要な事について、英語のサイトを中心に情報収集して娘に提供しました。本人が読んでいたかは分かりませんが(笑)。
    • Q学習コーチとお子様の関係についてどのように感じていますか。
    • ご両親:  担任の学習コーチについては娘からよく聞いていました。定期的に学校で個別面談を受けたりグループ授業に参加したり、外でもスカイプやメールを利用して頻繁にコミュニケーションをして学習サポートを受けていたようです。
    • Q東京インターハイスクールに入学されて良かった点、気になった点を教えてください。
    • ご両親:  東京インターハイスクールでは、 1.目標に向けて自分のペースで学習を進めることができる。 2.学習の成果はその過程も含めてきちんと評価してもらえる。 3.学校や先生とコミュニケーションがいつでもできる。 4.専門家による進学・留学のサポートがある。 娘が安心して計画的に目標に向けて学習を進める環境とサポートがあったと思います。
    • Q最後に東京インターハイスクールに入学を検討されている親御さんへメッセージをお願いします。
    • ご両親:  某インターナショナルスクールでは保護者に授業内容を詳しく説明しない、生徒を正当に評価しない、先生のフォローが十分でないなど「生徒を現役で大学に進学させる」という使命感が低いように思いました。私も妻も教育関係の仕事に従事しているので前籍校には何度も足を運び説明を求めましたが、最終的に大学進学専門教育機関のトフルゼミナールの勧めもあって東京インターハイスクールに転校を決めました。転校後は娘が自分の意思で意欲的に学習に取り組み、私たち親も一緒に情報を共有できたことに満足しています。そして専門家のサポートを受けてアメリカの大学へ留学できることになりました。
    • 本日はお忙しい中、インタビューをさせて頂きまして誠に有難うございました。

    国際的で柔軟な学校 お父様

    • 今春私立大学の建築学科に進学するMSさんのお父様と対談する機会がありました。MSさんは中学時に母親の母国ペルーに3年間在住しました。現地ではペルー日系人ローカル校に通いスペイン語で就学して17歳で同国の高校資格を取得しました。日本の大学に進学するには単位が不足していたので、インターハイスクールに入学・卒業して現役で日本の大学に進学します。(インタビュアー :学院長 渡辺克彦)

    • Qインターハイスクールの入学の経緯を教えてください。
    • MSさん父:  私は日本政府JAICA国際協力機構関係で、今まで途上国23ヶ国で技術支援の仕事をしてきて息子には迷惑を掛けていると思います。ペルー在住中もローカル校で就学してスペイン語や異文化で苦労したと思います。「日本の大学で建築を学びたい、インターハイスクールから進学できそうだ」と相談された時には直ぐに賛成しました。
    • Qお父様は途上国支援の分野でお仕事をされていますが。父親そしてプロフェッショナルの視点から息子さんがインターハイスクールに入学することついて、どう思われましたか?
    • MSさん父:  途上国で仕事をしていると日本政府や企業の方々と接する機会が多く、皆さん子供の教育で悩んでいます。日本の学校(単身赴任)、現地日本人学校、インターナショナルスクール、ローカル校などの選択肢があります。息子の場合は高校生でスペイン語や異文化の体験をすれば、グローバルな人材に成長すると考えローカル校で就学させました。帰国後インターハイスクールのような柔軟な学習環境と進学実績がある高校を卒業して進学できたので、ローカル校での体験を大学で更に伸ばしてくれると思います。
    • Q息子さんは日本語とスペイン語が話せますが、お父様として心がけたことはありましたか?
    • MSさん父:  ペルーのローカル校で就学したのでスペイン語能力は向上したと思います。今後日本のスペイン語技能資格検定を取得してくれることを願っています。
    • Qインターハイスクール在学中の息子さんの様子はいかがでしたか?
    • MSさん父:  自分で学習カリキュラムを設置できるので、進学を視野に入れていた息子には最適だと思いました。多方面の進学準備を学校科目にすることができたようです。
    • Qインターハイスクールで難しいと思ったことはどんなことですか?
    • MSさん父:  自学自習なので自律が必要なことでしょうか。特に私が海外に居ることが多く、息子の側にいれない状態だったので心配でした。
    • Q今後のことは?
    • MSさん父:  中学の時に体験したペルー大地震にも耐える「日本の建築技術を母親の母国ペルーで広めたい」という息子の思いをサポートして行きたいと思います。
    • Q最後にインターハイスクールに入学をご検討されている親御さまへ一言お願いします。
    • MSさん父:  国際化が進む日本社会で、インターハイスクールのような国際的で柔軟な高校があることは多くの家族に支持されます。もっと沢山の方々に知ってもらいたいと願います。

    バレエに集中できる環境を提供してくれた お父様

    • SY さんは小さい頃からバレエを始めて、中学生の時にカナダにバレエ留学を決心した国際派バレリーナです。そしてカナダのアルバータバレエスクール在籍中に米国サンフランシスコ・バレエスクールのオーディションに合格しました。今はサンフランシスコバレエ入団を目指してバレエと高校を両立するためにインターハイスクールで学習しています。本日は、 SY さんのお父様とお話をすることができました。大学教授の 湯浅博士 は生体模倣科学分野でポルフィリンの最先端研究をされています。

    • Qお父様は東京で大学の教授をされていますが、教育者の視点からお子さまがインターハイスクールに入学することついて、どう思われましたか?
    • SYさん父:  この学校を始めて知った時はピンときませんでした。というのも、生徒自身が学習カリキュラムを組むような高校があるとは思わなかったからです。娘がバレエと勉強を両立できる環境を求めて多数の国内外の高校を調査しました。最終的に高校を卒業するまでの2年間、バレエに集中できる学習環境を提供してくれるインターハイスクールを選びました。
    • Q親から見てお子さまがバレエ(夢)と高校を両立する難しさ、大切さをお聞かせください。
    • SYさん父:  「バレエだけではいけない」と常々考えています。バレエ人の前に国際的な社会人として生きていく為には教養や社交性、コミュニケーション能力も大事です。それらはとても大切なことなので、バレエと勉強の両立は大変ですがしっかりとインターハイスクールで学んで欲しいです。インターネットを利用して担任の学習コーチが毎日サポートしてくれるので安心です。
    • Qバレエ留学をご家族としてどのようにサポートされていますでしょうか。インターハイスクールでバレエと高校を両立されているお子さまの様子は如何でしょうか?
    • SYさん父:  母親が熱心に支援しています。週1~2回のスカイプ電話では自立を促しつつも「海外にいても一人ぼっちじゃない」というメッセージを送り続けているようです。バレエ留学すると決めた時から、数年間は日本に帰ってくることを禁じました。本気でバレエに打ち込んで欲しいからです。学習に必要なサポートは惜しみなくしています 。
    • Q今後のことは?
    • SYさん父:  娘の夢であるプロのクラシックバレエダンサーに向けて頑張ってほしいと思います。今からSFバレエ団のバレリーナたちと一緒に舞台に立たせていただく機会に恵まれ、その夢は一歩一歩近づいているようです。娘がプロになったら家族全員で舞台を見に行くのを楽しみにしています。
    • Q後にインターハイスクールの在校生と入学検討者の親御さまたちへ、メッセージをお願いしたいと思います。
    • SYさん父:  大学で教鞭を取っていて感じているのですが、子供たちにとって大事なことは「夢」とそれに向かって進む強い「意志」です。自立した学習経験を通して自律学習の姿勢を習得できるインターハイスクールは、これかれの時代を活きていく子供たちに必要な学習システムを提供する学校だと思います。子供一人ひとりに合った学習方法を見つけ、いろいろな「学び方」を体験できるのがインターハイスクールの特徴です。従来の学校のように暗記や解答方法を教えるのではなく、子供たちが答のない問題に取り組み、自分なりの「答え」を導き出すための学習サポートを提供する学校です。
    • お父様、ありがとうございました。

    モデルの仕事と学業を両立 AKさんお母様

    • インターハイスクール12年生(シニア)のAKさんのお母様(カナダ人)にお話しを伺いました。AKさんは静岡県の中学卒業後、お母様の故郷カナダに2年間単身で留学しました。その後仕事のために帰国、現在モデルの仕事をしながら当校で進学を目指して学習しています。

    • Qインターハイスクールに入ったきっかけは?
    • AKさん:  カナダ留学中は外見がカナダ人なので、英語が喋れて当然、読み書きもネイティブだと思われて悩みました。日本に帰国してモデルの仕事と勉強を両立するためにカナダの通信制高校に入りましたが、自分の英語力で分厚いテキストを使った詰め込み型のカリキュラムは難しいと思いました。そんな時ネット検索でインターハイスクールを見つけて、自分と同じように芸能活動をしながら卒業して大学に進学している多くの先輩のケースを見て入学を決めました。
    • Qお母様が日本で子育てをする際に気をつけたことは?
    • AKさん母:  日本の田舎で外国人が子供を育てるのは大変です。学校の先生はいい方ばかりでしたが、アンナはとても引っ込み思案な子供でした。子供には私が英語で父親が日本語で接しました。英語も日本語もできるバイリンガルで異文化を理解できる国際人に育てたいと思っていました。
    • Qインターハイスクールでどんな学習をしていますか?
    • AKさん:  インターハイスクールは机に向かう勉強だけでなく、紅茶コーディネーターや茶道の免許を取得する学習も単位になります。進学したい大学の比較調査レポートを作成して提出、また将来役立ちそうな検定試験にトライして単位として認定してもらいました。学習計画で迷った時は、個別指導してくれる担任の学習コーチや身近にいる母親に相談してアドバイスしてもらいます。モデルの仕事も実務学の単位になるのでレポートにまとめて提出できるよう、以前より多角的な視点から仕事に取り組む姿勢を持つようになりました。
    • Q卒業後は?
    • AKさん:  仕事を続けながら大学に進学したいと思います。インターハイスクール入学当時は美術史に興味がありましたが、大学ではビジネスや経済も学べる国際教養学部を目指そうかと思っています。学習院大学、学習院女子大学、日本女子大学、立教大学、早稲田大学による「5大学の単位互換制度(f‐Campus)」を利用するのも魅力的だと思います。
    • Qお母様から在校生と入学検討者の親御さまへメッセージをお願します。
    • AKさん母:  インターハイスクールを最初に訪問した時、オープンな雰囲気と異文化を理解している校風に魅力を感じました。海外生活が長くて異国の文化、習慣、教育を理解しているスタッフがいて、日本と海外の良いところ両方を取り入れた学習プログラムを採用しています。日本人帰国生や外国人生徒がインターハイスクールに集まるのは、国際派で活動的な生徒と家族の「ニーズと期待」に応えられるスクール環境があるからだと思います。私も安心して子供をインターハイスクールに入学させることを決めました。「何でも話し合って理解し合う」というお母様とAさん、ご協力ありがとうございました。

    子どもの人生で一番大事な時を一緒に過ごすことができた お母様

    • HDさんは、大学の付属高校1年時にインターハイルクールへ編入して今秋に卒業しました。今春上智大学の国際教養学部に進学する予定です。当校への入学に至る経緯や在学中の様子を親御さんの視点から伺いました。

    • Qインターハイスクールにお子さまが入学した経緯を教えてください。
    • HDさん母:  子どもが小学生の頃に夫の転勤でアメリカに3年ほど住みました。アメリカの楽しい思い出がいっぱいのまま帰国し、中高一貫の大学付属中学に転校しました。中学時代は部活動で充実していたようですが、高校に進学してから人間関係に疲れてしまったようです。大学に進める高校だったので「あと2年我慢すれば」と思っていましたが、体調を悪くしたのをきっかけに自主退学しました。そんなとき「登校義務がない」「テストによる評価がない」そして子どもが自由でいられる学校をインターネットで探してたどり着いたのがインターハイスクールです。
    • Q入学後のお子さまの様子はどう変わりましたか?
    • HDさん母:  入学してからの1年は本人にとっては充電期間となりました。体を壊していたので食事に気を付けたり、体を動かすことを中心に活動していたので体育実技と健康科学の単位はすぐに履修できたようです。昼間に母親と一緒に家にいるのは幼稚園以来でしたので、はじめはお互いに気を使い戸惑うことがありました。
    • Qお子さまが変わり始めたきっかけはどんなことでしたか?
    • HDさん母:  中学の同級生が大学に進学を始めた今春ごろから、進学を意識し始めました。英語を話す方が有りのままでいられるので、英語で授業が受けられる大学を探しました。インターハイスクールの進路面談の時に日本の私立大学でも英語で授業を受けることができることを知り志望校を決めました。早速問題集などを使ってTOEFLやSATの独自学習(※1)を開始しましたが、インターハイスクールの選択科目に大手受験英語教育機関トフルゼミナールのSAT、TOEFL、TOEIC対策講座があったので、学校の科目としてトフルゼミナールの受験指導を受けるようになりました。おかげさまで、TOEFLのiBTテストは110点以上、SATのMathもほぼ満点まで向上しました。難しかったSATのReadingが570点、Writingが630点になりました。 ※1 Independent learningの意
    • Q在学中にご家族が意識したことはどんな点ですか?
    • HDさん母:  身も心も疲れていた状態から学習を始めたころは、本人の興味があることが見つかるように夫婦で工夫しました。例えば父親が「自分で試して実験する本」という本を購入してリビングに置いておきました。娘が自分から手に取って読んでくれたときは嬉しかったです。他には日本史の勉強で源氏物語絵巻物美術館に誘ったりもしました。ワシントン州や世界史などを勉強した時には親に内容を聞かせてくれたりして、発表のよい訓練になったようです。センター試験の数学を父親と一緒に学習していました。親も一緒に取り組んだため、話題が増えて家族間の会話が絶え間なくなりました。
    • Q今のお子さまの様子と、最後に在校生やインターハイスクール入学をご検討されている親御さまへ一言お願いします。
    • HDさん母:  本人は大学入学までフランス語の勉強をしています。休学とインターハイスクールで過ごした時間を合計すると4年間になりました。子どもの人生で一番大事な時を一緒に過ごすことができました。母親として気をつけたのは「親のペースにしない」ことでした。家事を済ませたい、買い物に行きたい、など自分の思い通りにならなくとも「よし」とすると、「子どもを待つ」ことが苦しくなくなりました。子どもを理解するよい期間だったと思います。インターハイスクールの保護者会で聞いた「子どもを信じて待つ」という言葉に救われた思いと共に今報われた気持ちです。

    自分で学ぶ姿勢を身につける学校 お父様

    • 東京都内の名門インターナショナルスクールから転校してきて今年3月に卒業する BSCさんのご両親にお話を伺うことができました。BSCさんは、小学校3年生の時に韓国から日本に来ました。日本の小学校、韓国人学校を経て都内のインターナショナルスクールに転校、その後インターハイルクールへ編入しました。現在私立大学の国際教養学部への進学を目指しています。韓国語、日本語、英語の3カ国語を話す本人とご家族ついてお話を伺いました。
    • Qインターハイスクールの入学の経緯を教えてください。
    • BSCさん母:  父親の仕事の都合で日本に転勤になりました。BSCは日本の小学校に入学して日本語もすぐに上手になりました。日本語能力検定試験1級に合格したので次は「英語」と思い、中学生の時に東京の名門インターナショナルスクールに入学しました。名門インターナショナルスクールはレベルが高く、英語ができて当たり前の環境だったので授業についていくのに苦労したと思います。4年間ほど在籍しましたが、12年生時に現役で卒業が難しことが分かり、インターハイスクールに編入しました。
    • QBSCさんは韓国語、日本語、英語が得意ですが、ご両親として心がけたことはありましたか?
    • BSCさん父:  仕事で私が英語で苦労したことがあって子供にはぜひ英語を学んでほしいと思いました。国際ビジネスで活躍するために中国語も学んでほしいです。家では韓国語を話していますが、インターナショナルスクールのお友達とは英語や日本語を使っていました。インターハイスクールの先生とは主に日本語でやり取りをしました。
    • QインターハイスクールでのBSCさんの様子はいかがでしたか?
    • BSCさん父:  卒業を最重要目標として意識できたようです。課題を決めて学習をするのは自分なので、修了するために何をしなくてはならないかということを考え、自分自身と向き合っていたと思います。
    • Qインターハイスクールで難しいと思ったことはどんなことですか?
    • BSCさん母:  スケジュールを管理して厳しくチェックするシステムが親にもっと見えるとよかったと思います。息子は「ちゃんとやっている」と言っていたのですが、本当にそうか分からない時がありました。
    • Q今後のことは?
    • BSCさん父母:  私立大学の国際教養学部に進学することを願っています。しかし本人がほんとうに大学で「勉強」したいと思うまで見守ろうと思っています。今秋か来春に日本の大学に進学したいと本人は考えているようです。
    • Q最後にインターハイスクールに入学をご検討されている親御さまへ一言お願いします。
    • BSCさん父:  高校生の年代に勉強をすることは勿論ですが、新しい仲間と出会い、異文化に接することは重要です。また問題に取り組み解決していくために紆余曲折、寄り道することは子供の為になると思っています。インターハイスクールで過ごした時間と体験はSBCが大人になった時にすごく役にたつと確信しています。インターハイスクールが提供する「学習メソッド」は、大学進学準備に良いだけではなく、大学で必要な「自分で学ぶ姿勢」を修得できると思っています。この「自律と自立の学習経験」は代えがたい物です。目の前の問題に「Give Up」せずに常に「Challenge」する姿勢で行動することを育むことができる学校です。お子様の教育や進学で悩んでおられる親御さんに、卒業生の親としてアドバイズできると思います。

    チャレンジ出来る学校を求めて お母様

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    • Q秦さまはアメリカの名門バークリー音楽大学院に留学され、現在は日本の音楽芸能界でお仕事をされていて「独自の教育観」をお持ちのようですが、なぜ娘さんたちの高校にインターハイスクールを選んだのでしょうか?
    • 母:  娘たち(双子)は中学校まで女子大付属の学校に通学していました。しかし、子供たちの個性を伸ばし、どんどん新しいことにチャレンジできる学習環境を求めてインターハイスクールに進学させました。
    • Qインターハイスクールのどこが良いところでしょうか?
    • 母:  子供が自分のペースで学習したり高校生活を営むことができることです。また普通の学校のように相対的な点数評価ではなく、どのくらい生徒が努力して結果を出したかを測る評価制度を導入していることです。
    • Q子育てで心掛けていることは何でしょうか?
    • 母:  私自身は先ず「褒める」ことを重視しています。子供たちが喜ぶポジティブな雰囲気を醸し出し、周りの人々にも彼らを褒めてもらえるような環境作りを心掛けています。