
国際進路型
「自分で感じて自分で判断する」ことを大切に
M
さん
テンプル大学の学生生活について話すと、その大変さによく驚かれます。授業では必ず自分の意見を発信することが求められ、授業外でもたくさんの課題をこなしたテンプル大学での生活は、今振り返っても日々筋トレのような日々でした(笑)。けれどそんな学生生活をまっとうできたからこそ、今自分が社会人として充実したスタートを切れていると実感します。
在学中はいくつかのターニングポイントがありました。 一つ目のターニングポイントは、1年生の時に履修した必修のアカデミックライティングクラスです。このクラスはRPGで例えると大学生活の初期装備をするクラスで、このクラスをパスしないことには履修が先に進みません。
ところが最初の課題を提出したら教授に「あなたのエッセイはあまりに一般的すぎて面白くない。このままだとこのクラスはパスできない」とはっきりと言われてしまったのです。今でも、その日の帰り学内のエレベーターで一人涙ながらに「この先自分はどうなってしまうんだろう…」と絶望的な気持ちになったことを覚えています。そしてたまたま私の入学した学期卒業間近の先輩方が多かったのですが、間近で見る、苦労を積み重ねた末の達成感を噛みしめている先輩の姿も、当時の私にとってはとても衝撃的でした。
でもそれらは私自身の大学生活への覚悟を決めるきっかけになったと思います。それからというもの、講義の後に教授をつかまえて添削を依頼したり、TLC(The Learning Centerと呼ばれる学生同士の指導コミュニティ)に毎日通って努力しました。履修の計画を練るために、図書館でも多くの時間を過ごしました。
その決意と努力の甲斐あって、最終的にはエッセイのスキルを教授に褒めていただけるほどに成長することが出来ました。卒業セレモニーの時に、1年生の時に指導してくださったクラスの教授が私のところにいらして「あなたのエッセイは素晴らしかった」と言っていただけた時は感無量でした。
二つ目のターニングポイントは、学内でのコミュニティ活動です。 私が入学した次の学期、コロナの影響で学内の授業がほぼオンラインに移行しました。もともとイベントには誘われて参加するタイプの私だったので、この変化はいくらでも内向的になれるきっかけでした。けれどあえて発想を転換し「やってみて合わなければ考えれば良い」と思い切って、AEP(Academic English Program:テンプル大学が高校生向けに提供している特別講座)の講師に挑戦してみることにしたのです。結果的にAEPでの学生アルバイトは、気が付けば在学中にもっとも多くの時間を費やしたアルバイトになりました。そこではTA(同僚)にも恵まれ、とても充実した時間を過ごすことができました。 挑戦することで得られたこの経験は、自分の学生生活を充実させていくその先の意欲にもつながったと思います。これらの経験は、学内のあらゆる方々の支えがあったからこそ、私にとってプラスのターニングポイントになったと思います。
テンプル大学には、学生が求めた時には必ずサポートしてくれる環境があり、教授や職員の方と学生、学生同士の絆があります。授業中にも学生を受け身にさせず「Keep going」と学生の発言を促してくれる教授たちの姿勢があります。それがこの大学の大きな魅力だと思います。
東京インターハイスクールは、高校生にしてすでに「自分次第」でいかようにも過ごせる環境です。 そこはテンプル大学と似ている部分だという気がします。高校生のうちに時間の使い方をふくめて、自分で考え自分から行動してみる、という経験は、その先の大学生活や社会人生活につながる糧になるはずです。 TIHS生をはじめ高校生の皆さんには、誰に聞いたからではなく「自分で感じて自分で判断する」ことを大切にしてほしいです。そして関心が惹かれたことには躊躇なく飛び込んでほしいと思います。きっとその先に成長と達成感があります。応援しています!
もともとTIHS時代から映像制作に取り組んでいたこともあり、進路選択の際、大学では「映像・音響制作」や「映画学」を学びたいと考えていました。ですがそもそも日本の大学には、これらを専門的に学べる学部が意外と少なく、自然と「日本でマイナーな学問なら、海外の大学で学ぶしかない」という気持ちが芽生えていたように思います。また、元々自分がそれまで、いわゆる日本の「普通の」学校制度に馴染めていなかったため、「海外の文化や制度に触れて過ごしてみたい」とも強く思っていました。 しかしそれまで自分は親元を離れて一人で暮らしたことがなく、海外形式で学びたい気持ちは強かったものの、まだ日本をいきなり一人で出る勇気はありませんでした。
これらを加味して進路を検討していった結果、「映像制作」を「大学」で「海外式」で、そして「日本で」学べるTUJが自然と第一候補になりました。 また、副産物として、メインで学びたかった映像制作以外にも以前から興味のあった心理学も、副専攻として学ぶことができ、とても有意義な選択ができたと今でも感じております。(何なら今の仕事では、副専攻で学んだことの方がよく活かせているかもしれないです…笑) 「学びたいこと」と「環境」ベースで進路選択をした結果が「TUJ」だったように思います。
前述したように、元々は海外への留学も少し検討していました。しかし現地留学は学費が予想していた以上に高く、また、特に映像制作などの芸術系の学部は、プラスで発生する費用(撮影用機材や施設費など)も発生するようでした。加えて現地での普段の生活費も大きな負担となりそうだったため、海外の大学への「留学」は断念しました。一方で上記の項目でも述べた通り、海外の形式で学びたい思いは捨てきれず、 日本の大学と海外大学の間(良いところ取り?笑)に位置していそうな大学を探しました。すると、自然と候補はTUJしか残らず、結果として自分の進路の第一候補になりました。 入学してからも、奨学金制度などに助けられ、幸いにも学費を工面することに大きく苦労することはありませんでした。環境面だけでなく、費用面でも、TUJは自分にとって「ユニーク」に、そしてとても魅力的に映ったように感じています。
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